かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

シンク・オブ・サマー

2023年07月31日 | Music
今日も夏?
まだ、7月……



達郎さんの新CDをゲット。
新曲2曲と、リマスター1曲、そして、その全3曲のカラオケがついている。
達郎さんは、ストリーミングに曲を提供していないから、達郎さんの曲を聴くには、CDを買わなくてはならない。
私は、ストリーミングをやってないから、関係ないけど、大多数のストリーミング派には、辛いか?

メインのシンク・オブ・サマーは、すばらしい。
達郎節と言ってしまえばそれまでだが、この深い青空が広がる(いつもサングラス越しに見ているからそう見える)夏にピッタリの歌だ。
他のミュージシャンは使わず、自分の演奏した音を加工して作っているようだが、スピードの変化、音の厚みの変化、美しいメロディがマッチしていて、爽快に聴ける。
40年若返った気がする?

ラブズ・オン・ファイアーは、昨年のドラマで使用された曲だが、これも、達郎さんらしい曲。
ドラマも見ていたが、ドラマの雰囲気ともマッチしていた。

ドーナッツ・ソングは、正直、何故今リマスターなのかがわからない。
もしかすると、自分の番組で説明しているのかもしれないが、どこか従来の音で、我慢がならなかったところがあったのだろう。
たまたまCM曲に選ばれたから、リマスターしたということだけなのかも。
上記2曲とは、全くタイプの違う曲。
こちらは、バック・ミュージシャンも参加してリマスターしている。
こういった曲もあるよということなのかもしれないが。
演奏は、もちろん最高。

達郎さんとJ事務所の報道は、収まったようだが、最初から、最後までピンぼけ報道だった印象しかない。
政治家Kの話の方が、興味深いが、大物過ぎて、他社からのフォロー報道がない。
事実関係は、全くわからないが、もし少しでも事実が混じっていたら、こちらの方が、100倍ぐらい問題と思うが。
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日本、中国、朝鮮 古代史の謎を解く

2023年07月30日 | Books


今日も真夏日のゴルフ。
朝は、富士山が見えた。



滝は、涼しげだが、温度上がりっぱなし。
風か、少しあったのが、救い。



久しぶりの関さんの本。
本屋で見つけた。
切り口を変えて、持論を繰り返しているようなところは、いつもながらだが、今回は、三国の歴史を踏まえて、日本を受け身で捉えがちだった考え方を、正すところに主眼が置かれている。
陸続きで、領土の奪い合いが当たり前=欲に切りがない大陸側の考え方と、島国日本の考え方の根本的な違いから、様々なことを見直せるのだはないか。

鉄は、どんどん作れるが、その結果森林が失われた大陸と、木を大事にし、結果、先進的な世界とは一線を画した日本。
縄文時代の見直しも、その観点から説明できる。
単に遅れたのではなく、敢えて、成長を抑制したのではないか。
古代日本は、大陸の各国の盛衰に翻弄されるのだが、着実に、日本独自の立場、生き方を見つけていけていたのではないか。
そういう見方で、日本史を見直してはいかがという主張と理解した。

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Concert for George

2023年07月29日 | The Beatles

 
今日は、昼は懇親会、夜は映画と大忙し。
映画は、Concert for George。
DVDで何度も見ているので、ちょっと迷ったが、劇場公開用に編集し直されているのと、ピーターバラカンさんのトークイベントがあったので、行ってみた。
劇場は、日比谷シャンテ。
ミッドタウンの方は、行ったことあったけど、シャンテは、初めてだったかもしれない。



高円寺の阿波踊りの披露。



ピーターさん登場ということで、満席。
やはり大画面で、音も良くて、家で見るのとは大違い。
曲順も、DVDから、大幅に変更になっていた。
会場の雰囲気がダイレクトに伝わってくる。
出演者が豪華で、皆、ジョージへの想いを胸に大熱唱。
感動的なシーンが随所にある。
約20年前のコンサートだが、その後亡くなったミュージシャンも多い。
ビリー・プレストン、トム・ペティ、ラヴィ・シャンカール、ゲイリー・ブルッカーetc.
洋楽ファンで、まだ見てない人は、絶対見るべし。



バラカンさんのトークイベントは、限られた時間で、情報量豊富。
イギリス人ではないとわからない情報は、極めて貴重。
モンティ・パイソンの木こりの歌など、どこが面白いのかわからないが、イギリス人好みだそう。
トランスジェンダーの歌で、当時タブーだったのをBBCでやって、画期的だったそうだ。
訛りが典型的な労働者階級であるところも、ビートルズとウマがあった一因ではと。
ジョー・ブラウンは、日本では全く知られていないが、トリをつとめている。
ビートルズがメジャーデビュー寸前、ピクチャー・オブ・ユーという誰もが知ってる大ヒット曲があり、エプスタインは、その前座にビートルズを起用し、名前を売った縁。
ジョージが、当時ラジオで歌った音源が残っているのだという。
ジュールズ・ホランドのピアノをバックき熱唱するサム・ブラウンは、ジョー・ブラウンの娘だそうだ。
その他、日本であまり知られていない出演者の情報を多く話してくれて、理解が深まった。
マーク・マンのギター完コピが目立ったが、ELOのメンバーとのこと。
流石プロ。
このコンサートのBDは、廃盤になっていて、高値で取引されていることも知った。
藤本さんも、名古屋からトンボ帰りでいらしていた。
司会の方は、広報担当とのことだが、実際、このコンサートに行っていて、会場の荘厳さと、灯明の香りが印象的だったとのこと。
これも貴重なお話。



ということで、大満足。
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めでたい鏡の世界

2023年07月28日 | Culture・Arts


今日は、たぶん数十年振りに五島美術館に行ってきた。
以前行った時は、目の前にロールスロイスが停まっていてびっくりした記憶がある。
隣は、五島家の大邸宅だ。

今回の目玉は、所蔵の古鏡の特別展。
その他若干の常設と、書入れ本と自筆資料展が開催されていた。
後者の方も興味深い展示。
元は鶴岡八幡宮にあったという重文の愛染明王坐像は、迫力があった。



古鏡展は、五島美術館所蔵のものの展示だが、国宝、重文も多数あり、そのデザインもバラエティに富んでおり、すばらしかった。
特に保存状態がよいものが多く、見甲斐がある。
ほとんどが中国のものだが、日本の物も展示されている。
やはり、中国の物の方が、しっかりしているし、時代も古いものが多い。

その他の書や、古代の馬具類も展示されており、こちらも名品ぞろいだった。
以前来た時は、確か源氏物語絵巻の展示だと思ったが、今後も定期的に訪れたい。
上野毛駅から近いので、行くのも便利だ。



庭がまたすごい。
これば、庭の立派な松。



この門は庭園の入り口。
庭園内は、よく手入れされており、アゲハや、トンボが飛び交う別世界が広がっている。
五島慶太肝いりの庭園だ。
入るとすぐ稲荷丸古墳があった。
背の低い円墳のようだった。
多摩川沿いに、古代から人が住んでいた。



さらに進むと、ビル街が見下ろせる展望台が。
そこから、崖を降りるように、庭園が続く。



赤門があり、そこから仏像などがいたるところに。



六地蔵。



五島慶太が建てた北条時政の守山城跡の碑。



最後に大日如来像が。
ぐるっと回って、15分ぐらいだろうか。
展示も庭園も見事だった。
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ソングの哲学

2023年07月27日 | Music


本書は、4月に出た翻訳本。
翻訳者は、佐藤良明さん、岩波書店の出版。
ノーベル文学賞受賞となり、格が数段上がった?

帯にあるように、自伝以来18年振りの書下ろしという。
自伝については、アップしたか忘れたが、チンプンカンプンだった。
そして、本書。
やはり90%チンプンカンプン。

66曲選ばれていて、彼なりの背景があっての選曲と思うが、あまりにも幅があり過ぎてついて行けない。
私の知っている曲は1割ぐらいだったろうか。
訳者の佐藤さんは、全て聞かれたことがあるんだろうか。
先日のライブで、サプライズで、演奏してくれた曲や、最近のアルバムで、カバ―した曲なども入っている。

それほど、中途半端な読者には理解が難しい。
自伝を読んだ時感じた印象と変わらない。
日本語になっているから、何を言っているかはわかるのだが、その本意がわからない。
彼の故意か、我々の理解力不足かわからないが、大学受験で、現代文でこの問題が出てきたら、合格できる人は少ないだろう。

ただ感じるのは、我々が、喜んでいるポップ、ロックにはあまり興味がなく、その前の、ブルースなど、元祖的な音楽にコアがあるということ。
そして、そのコアに通じていると感じられる曲には、時代に関係なく、共感を示す。
ビートルズの曲については、リスペクトは示すにしても、それ以前の曲へのリスペクトが強すぎてスルー気味。



ただ、行動パターンに共感があれば、その意を表す。
このポールの写真など典型だ。

掲載されている写真群もいかにもアメリカだが、内容とマッチしているのは半分ぐらいか。
残りは、ふわふわとしたムードを具現化するアートとして掲載されている。
私は、そこが一番よかった。

この現代文の意を解せる人がいればすばらしいが、相当奥深い知識が必要だろう。
現代文が得意だったはずの私には、歯が立たなかった。
哲学!
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