かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ザ・ビートルズ・スタイルブック

2021年03月31日 | The Beatles
今日も好天。
今頃から、GWぐらいが、一番いい季節だ。



本書が出ることは知っていたが、予想よりも早く本屋に並んでいたので、ゲット。

あまり期待していなかったが、面白かった。

視点を変えると、新たな世界が広がるいい例。

ビートルズが、ファッションリーダーであったことは、周知だが、その背景、こだわり等について、様々な資料から分析している。
当時のファッションの流れ、服飾業界の流れを知らないとなかなかできない。
そして、その中で、4人のファッションについての、強いこだわりと、それが、新たな世界を切り開いて来たことが、明らかにされる。
デザイナー任せではなく、デザイナーに様々な注文をし、自らのものにしていった。
眼鏡へのこだわりは、来日時の逸話で聞いたが、来日時に服も仕立て、帰国時にはすでに完成させている。

アップルブティックでも、服飾コーナーがあったが、これはあまりにも先端を行き過ぎて、すぐ破綻。
先日のトラックスさんの展示で、当時売られていた服を見ることができたが、すばらしいが、流石に、値段を見ると、手は出しにくい。
タグには、初期のアップルロゴが付けられていたが、そのタグへのこだわりも、本書では明かされている。

先日知った、AHard Days Nightにテーラーが出演した話も載っているし、Help!で使用した服の分析などの詳細もすごい。

ビートルズが、歌だけではなく、ファッション等の若者文化に与えた影響について知りたい人にお勧め。

一か所、誤植を見つけてしまったので、出版社に一応連絡させていただいた。
急いで出した本は、どうしても、校正ミスが出てしまう。
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SANTANA

2021年03月30日 | Music
今日も関西だが、初夏の陽気?



SANTANAのサインをゲット。
わかりにくいと思うが、このSANTANAのサインの裏が、East of Edenのサインになっていて、SANTANAのメンバーのサインの裏が、チケットの半券?になっている。
紙が薄くて、ちょっと透けているのが、残念。

SANTANAは、正確に言うとグループ名で、そのリーダーがCarlos Santana。
メキシコ生まれだが、アメリカに帰化したという。
1947年生まれだから、73歳ということか。

やはりWoodstockの印象と、初期のアルバムの印象が強いのだが、調べたら、1999年にもNo1アルバムを出したらしい。
グループメンバーで名前を知っているのがは、リンゴのバンドで活躍しているグレッグローリーぐらいなので、Santana+のグループと言っていいのだろう。



おまけのチケット半券?
Nazarethのコンサートが、1972年11月12日に行われたということなのだろう。
入場料、DM10。



これは、メンバーのサイン。
左上が、Michael Shrieve(ドラマー、1969-1974、1988)、その下が、James " Mingo" Lewis(パーカショニスト、1972)、その右が、Richard Kermode(キーボーディスト、1972-1973)、その下が、Jose"Chepito"Areas(パーカショニスト、1969-1977、1988-1989)。
リズム部隊のみだが、1972年、今かラ50年ほど前のもののようだ。



ついでに、East of Edenの方は、左上が、Garth Watt-Roy(ギタリスト、1972-1974)、その下がDave Arbus(バイオリン、フルート、サックス、1967-1973、1997-2011)、Jeff Allen(ドラムス、1970-1976)、Martin Fisher(ベース、1972-1973)の4人。
これも、在籍時期から見ると、1972年頃のものであることが、確認できる。

レアな宝物をゲット。
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伊和神社・粟鹿神社・出石神社

2021年03月29日 | Other Western Japan
昨晩は、嵐だったが、一夜明けていい天気。
桜もピークだが、故あって関西にいる。
ということて、播磨、但馬の一宮を回ることにした。



まずは、播磨国一宮の伊和神社。
欽明天皇の時代、564年に、ご神託により、一夜にして、杉や檜の林が出現し、そこに、鶴が舞い降りたという。
通りに面しており、目の前に、道の駅があるので、車があれば、行きやすい。



立派な鳥居。



格式の高そうな、拝殿。
鶴が北向きのため、社殿も北向きという。



鶴が舞い降りたという鶴石。
普通の石に見える。



伊和の名は、延喜式にもあり主祭神は、大己貴神(おほなむち)。
伊和大明神と呼ばれるが、大黒様。
伊和の名は、播磨国の開発が、"おわった" と述べたことに由来するという。



次に訪れたのが、粟鹿(あわが)神社。
結構北の方で、兵庫県内だが、遠い。
但馬国一宮だが、つぎに訪れた出石神社も、一宮とされる。



この勅使門ほ、応仁の乱で唯一焼け残ったもので、神功皇后が建てた時されるが。



神門の狛犬。
なかなかの迫力。



神門。



拝殿と本殿。
但馬最古の神社とされる。
大化の改新頃に、神部直ご但馬の民を率いて新羅^_^攻めたとされるが。



謎の多い神社だが、韓国との関係は、深そうだ。
いちねで、一番美しい時期だったかもしれない。
朝来市にあるが、あさごと読む。



神木の杉。
ご朱印は、神社の前の大杉さんで、いただける。
代々、神官を務めてこられたのだろうか。



さいこに訪れたのは、出石(いずし) 神社。
やはり、兵庫県の北のほうの、豊岡市にある。
桜が満開ですばらしい。



この神社も、韓国との関係が深く、新羅王の子の子である天日槍(あめのひぼこ)を祭神としている。
天日槍は、砂鉄ちよふ製鉄で農具を作り、但馬を穀倉地帯に変えた。
八つの宝とともに、祀られている。



平安時代の、鳥居の柱が発掘されている。



社殿ほ、大正時代の再建。
拝殿は、舞殿形式の入母屋造。
幣殿、祝詞殿、本殿が並ぶ。



桜ご満開。
素晴らしい佇まいだった。
素晴らしい天気と、満開の桜に恵まれ、最高の1日だった。
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小林克也&ベストヒットUSA

2021年03月28日 | Music

今日はゴルフ。
予報で雨天覚悟だったが、ほとんど降られず。
ラッキー!



昨夜は、初めて、Zepp羽田へ行った。
昨年オープンしていたようだが、コロナで、ほとんどの公演が中止になっていたらしい。
天空橋駅直結。
初めて天空橋駅で降りたが、羽田空港を離陸する飛行機が間近で見られるスポットだ。



入り口は、こんな感じだが、コロナの感染防止には、最大限の配慮をしていた。



小林克也さんの80歳誕生日と、ベストヒットUSAの放送40周年のイベント。
入場客を絞っての開催となったが、似たお歳の観客が多く、おおいに盛り上がった。



全員に配られたT。
小林克也さんは、まず、我々世代にとって、英語の神様みたいな存在。
生の欧米のヒット曲を紹介しただけではなく、自ら曲を作り(プロテストソングから、ラップ、コミック等様々)、演奏。
マルチな活動を続けておられる。
がんを3度も克服されたとのこと。

小林さんの歌が過半だが、そのジャンルは本当に幅広い。
低い声が、魅力的。
ゲストも多数。
DJ KAORIは、マイクタイソンや、マイケルジョーダンのショーを仕切ったDJ?
80年代の懐かしい曲をかけまくった。
伊武雅刀は、スネークマンショー時代の相棒?
犬の糞ネタで盛り上げてくれた。
我が家にもカセットテープかあるはずだが、もう聞けない?
ローリーは2回目だが、本物の迫力。クイーンの曲を披露。birthday song付き。
鈴木慶一と白井良明は息のあったお祝いソング。
鮎川誠の九州弁にはびっくり。大御所感十分。
ゲストラストは、中村雅俊。古希とのことだが、全然若い!
お馴染み、馬車道の歌?

ショーの後半は、克也さんによる80年台のUSAヒット曲中心。
オリジナル曲の振れ幅が広い。
48ハンズ~反戦ソング、福山ラブソングまで。
前半の、ピンクフロイド調、ホテルカリフォルニアも良かった。

アンコールは、イマジンの朗読で締めた。
まさに小林克也さんの半生をたどったすばらしいイベントだった。



Zepp Haneda は、駅からも近く至便だが、街からは離れており、今後どうやって発展させていくのか。
陸の孤島的場所ではある。



空港間近の施設としての価値は不動。
足湯につかりながら、羽田空港をのんびり眺められる。

小林さん、お誕生日 おめでとう!
これからもお元気で!


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モンドリアン展

2021年03月27日 | Culture・Arts

今日は、好天。
新宿の展覧会へ。



新宿中央公園に寄ってみた。
都庁ビルディングは、芸術的には?すばらしい。



結構花見客も出ているが、この程度であれば?



訪れたのは、損保ミュージアムのモンドリアン展。
久しぶりでの日本でのモンドリアンの展覧会ということで、人気。
オランダの美術館からの作品が太宗。
なかなか面白かった。

モンドリアンは、活動時期的には、印象派の後期以降に当たると思うが、画風の振れは激しい。
初期の作品は、印象派の初期の作品にも似ているが、その後、印象派を通り越して、点描等を中心としたポスト印象派へ、そして、抽象画へと傾いていく。
フォビズムの影響を受けた作品もあった。
結果、今につながるモダンアートの先駆者となる。
絵だけではなく、家具や、建築などその影響は広がる。
胸がすっきりするような作品群だ。



抽象画というと、門前払いする人もいるかもしれないが、本展を見ると、具象→印象→抽象と進展した様子がよくわかる。
モンドリアン自身が切り開いたところもあるし、他の芸術家が切り開いたところもあるのだろう。
彼の作品群を見ると、19世紀~20世紀の絵画の変遷がわかる。

面白かった。

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