明日も仕事が入っているし、きょうは休息の日にしようと思って、ゆっくり洗濯物を干し、メールチェックをしていたら、犬がほえる。
「ガスの点検ですが」と、なにやら計測器のようなものを持って40歳くらいだろうか、男性が立っていた? 悪い人ではなさそうだ。
内心レンジの周りは汚いし、まだ掃除もしてないので、「けっこうです」と断りたい気持ちを押し殺して、
「ではお願いします」とやってもらうことにした。
「汚いんですよ、すみませーん」
中に入って来て 「あ、大丈夫です、大丈夫です」
この 「あ、」はどういう意味?
「このくらいは大丈夫、他はもっと汚れてますから」と、言うふうに、都合よく解釈して、なんとなくほっとした私。
その後、「あれ、おかしいなー?」
「え、どうしたんですか?」
「どこかガス漏れしてますねぇ」
「え!」そんなー?修理?大変だー。
日ごろから古い家なので、いつ壊れるか?恐怖の館に住んでいる者としては、ドキドキ物だった。
だが、「圧力をかけると少々の漏れがる」その程度のものとわかってほっとする。
結論は、風呂の追い焚きようの元栓が古いものなので、それを交換。それとゴムホース部分を金属製に交換してくれた。
その間10分から15分くらい。
「料金は無料です」 ラッキー!。
前は2年に一度だったが、規制緩和されてからは4年に一度になったとか。
ガスは、眼に見えないものだけに怖い。断らずに点検してもらってよかった。
少々汚れていても、一時の恥をしのげばいいんだもの。