梅雨が空けたので、梅を干すチャンスが来た。
塩漬けにした梅(7月10日ブログ掲載)を干すことにした。
梅酢もいい具合に出ていて、なめてみたらなんとも言えない、元気が出そうな味がした。
「夏ばてのときなどは、梅酢を薄めて飲むと良い」と母から教わったが、そうかこれだと感じた。
小さい頃、母が、しそを入れた梅酢を、熱が出たときや、頭が痛いと言うと、両こめかみのところに、赤しそをそのまま貼られたことがある。当然両こめかみは赤くなる。
乾いては貼り、乾いては貼りするので、こめかみのところが塩でじゃりじゃりすることがあった。次の日学校に行くが、ものすごく恥ずかしかった事を覚えている。
母の思い出で、これだけはいやだった。が、不思議と頭痛が取れて、熱が下がった。
効き目があったのか?気のせいなのか?今でもわかってない。
こんな民間療法で、病気を治すことは当たり前のような時代だった。
あら、横道にそれてしまったが、梅を数えてみたら63個。
これから三日三晩の土用干しをする。
とは言っても、今の時代、公害とかがあるので、夜はサンルームのほうに、取り込むことにした。
天日でじかに干す感覚よりも、風乾を頭に入れて、風通しのよい半日陰のようなところがいいらしい。