好きな山菜の一つに「シドキ」がありますが
そのシドキが家の庭のあちこちから生えてきています。
こんな感じで
これ本来は、杉山の清水が沸いているような
深い山の湿気の多いところに群生している多年草の山菜です。
では、なぜカンレ家の庭にあるかと言うと
夫の母が30年前(生前)の頃に種を持ってきてくれたのです。
それを蒔いて、芽が出て、毎年種を取って増やしていった物です。
シドキは、大きい木の下のようなところとか
日あたりの悪いところでも良く育ってくれます。
でも、こうして毎年山菜採りに行かなくても食べられるようになったのは
10年以上はかかっていたような・・・・
昨年の秋の種を、菜園のほうにも蒔いておきましたら
今こんな感じですから、
摘めるようになるまでは3年くらいはかかりそうです。
食べ方は
茹でて、塩をまぶし漬物のような食べ方をします。
山菜の季節に夫の実家へ行くと
出してくれたこの食べ方が、一番美味しいと思っていて
他の料理に使う考えは全然浮かばないのも珍しい山菜です。
ほろ苦い香りというか?三つ葉のような?シドキ独特の香りが
口の中いっぱいに広がります。
これを食べて、お茶を飲むと
ますますさわやかさが増して、この感じがたまりません。
山にはシドキに似ている
ヤブレガサって言うのがありますので
絶対間違いないようにしてくださいね。