皆さん、今晩は。才村です。
今後10年間、どんな活動分野だとやりがいを持てるか、貢献できるか、どんな方面の能力を身に付けるべきかを知りたく、稼げる!コースに参加しました。講師の方のお話も、皆さんの仕事のお話を聞くのも、たいへん刺激的です。
他のコースにも参加していますが、どの講師の方も、最初に診断士としての心構え、姿勢、マナーを強調されています。提案内容が一番大事ですが、それを実行する気持ちになるには、提案する人の人柄、信頼感、使命感も求められるという所だと思います。
今のところ、私としては、診断士の本来業務である「企業診断と助言」能力を高めようと、企業活動全体を理解できることに力を注いでいます。具体的には、次のテーマに取り組んでいます。
①財務・会計(1年半勉強して、ようやく全体像が分かってきました。)
②生産管理(この分野のコンサルタント岩室宏氏の本を読んでいます。実地指導経験に基づいているので興味深い内容です。)
③品質管理(統計学を復習し始めましたが、一進一退中です。)
④中小企業政策(昨年度の中小企業白書を読んでいます。大震災の影響で遅れていた今年度の電子版が7月1日付で発行されています。)
ところで、本日、元信越化学の著名な金児昭先生の講演を聞いてきました。最近のIFRSの動向にも精通されていて、会社が利益をあげていれば、IFRSの財務諸表でなくても欧州で借り入れできる。今、日本企業の4社に3社は赤字だが、会社は利益を上げなくてはいけないということを強調されていました。私はメーカー勤務時代に全く財務・会計に関与していなかったので、まずこの分野の理解を深めようと思っています。
今後ともよろしくお願いします。