皆様こんばんは
11期生の静永です。
既に3月も下旬になり、今年度ももうすぐ終わりですね。
今年度は、中小企業診断士の実務補習を修了し診断士登録したり、育成塾に参加したりと、診断士的に転機があったなぁと思います。
わずか約2年半前くらいには、一次試験を受けるために必死で試験に出そうなことを暗記してました。
私の中で暗記がメインだった科目に経営法務があって、法律知識など詳しくなかったので、単純で眠くなる暗記が多かった印象があります。
そんな経営法務の範囲に知的財産権に関する知識が含まれていて、その中で、著作権の存続期間があります。当時は記憶していたのですが、記憶もあやふやになったので先程テキストを久々に確認してみました。
例外含めると細かいことがあるのですが、基本的には著作者の死語約50年。数字を単純に暗記していた自分は、ここら辺も暗記してたわけで、当時結構頑張っていたんだなぁと。
大雑把な目安ではだいたい約100年くらい前の著作権が切れた作品になりますが、そのような作品、webで公開などしても良いということになりますね。
ご存知の方もいるかと思いますが、実際にそういうことをしているサイトがインターネットではあります。
日本の作品では青空文庫などありますが、海外でも同様なサイトにプロジェクト・グーテンベルクがあります。
海外だと著作権の期間が変わることもありそうなのですが、それなりに昔な作品の原文は公開されています。こちらを使うと、海外の偉い人のありがたい言葉が、ある程度歴史あるものであれば、原文を確認できると。
WEBで見掛けた言葉だったり、翻訳本で見掛けた言葉だったり、せっかくなので原文(原語が英語でなければ、結局は英語に翻訳した結果になるんですが)まで調べておくと、何となく賢くなった気分になったりするので、私はたまにそんなことをするためにグーテンベルクのサイトを使っていました。
実際に紹介するような機会はあまりない、というか今までなかったのですが、ブログを書く機会をいただいたので、ここで個人的に調べたものをいくつか。
以前、こちらのブログで紹介した「ヒポクラテスの誓詞」ですと、「The Harvard Classics Volume 38 by Various」に掲載されているらしく、「The Oath of Hippocrates」で検索すると見つかります。
こちらに引用しようと思ったんですが、これは予想以上に長かったので、リンク先を見ていただくこととして、引用は省略。
次は、フランシス・ベーコンの「随想集」より、こちらの文。
Reading maketh a full man; conference a ready man; and writing an exact man.
訳し方は色々あるんだと思いますが、WEBで見つけたものの一つを引用すると、以下のようになります。
読書は充実した人を作り、会話は即妙の人を作り、書くことは正確な人を作る
最後の「書くことは~」がきっかけで以前調べたんですが、3つセットで、結構コンサルとして重要なことが詰まっているんじゃないかと思います。
最後は、エドマンド・バークの「フランス革命の省察」より、こちらのフレーズ。
Hypocrisy, of course, delights in the most sublime speculations; for, never intending to go beyond speculation, it costs nothing to have it magnificent.
これは出所不明ですが、以前見掛けた翻訳によると、こんな感じ。
偽善者は素晴らしい約束をする、 約束を守る気がないからである。 それには費用も掛からず、 想像力以外の何の苦労も要らない
どこかの政治家に、という話は置いときましして、反面教師的な話として使うと、ただ「約束を守ることが大事ですよ」と話すのに比べると、何となく印象的と言いますか、賢そうに見える感じがしますね、しませんか?
個人的にはスマイルズやチェスターフィールドの言葉も見つけ出して紹介してみたかったんですが、まだ竹内均氏の翻訳を斜め読みしかしてないので、それはまたの機会に。
これからも、国内・国外作品にかかわらず、読書は続けていきたいなぁ、と思いつつ、今回はこの辺にします。
ここまで読んでくださった皆様、最後までお付き合いありがとうございました。