皆様 お早うございます。
11期生3番目の大塚 校市です
今日は、小生が臨時職員として従事している
厚生労働省の助成金についてです。
助成金
厚生労働省は、雇用の安定と労働者の能力開発のために、
企業に対して助成金を支給しています。
これは、企業が支払う雇用保険金を元に各種の企業支援を
行うもので、特に中小企業には手厚い制度になっています。
中小企業でも良く知られ、利用されているのは、
「中小企業緊急雇用安定助成金」です。
これは、景気の変動によって休業した場合は、
休業手当の4/5を助成するもので、リーマンショック後に
多くの企業で利用されました。
皆様の会社関連でも受給していた企業もあったかと思われます。
(千葉県だけでも年間数十億支給しています)
労働者を新たに雇い入れた場合の助成金としては、
障害者、高齢者向けに「特定就職困難者雇用開発助成金」があります。
これは障害者を雇入れた場合は、対象者1人に付135万円、
高度障害または障害者で45歳以上の場合は1人に付き
240万円が支給されます。
健常者60歳~64歳の雇入れには90万円が助成されます。
その他、フリーターを正規雇用すると1人に付き100万円、
派遣労働者を正規雇用すると100万円などが有ります。
小生の所属する雇用均等室関係では、育児休業を取得し
復職した場合には1人目70万円、2人目以降50万円の
「子育て支援助成金」などがあります。
また、事業所内に保育施設を新設すると最大で2300万円が助成されます。
パートタイマーを正社員に転換した場合、1人目40万円、
2人目以降20万円などが有ります。
その他に研開発・創業者向けなど種々有りますので、
事前に知っていて準備すれば受給できる助成金が多くあります。
企業に代わって受給申請する場合は、
社会保険労務士の資格が必要です。
しかし、診断士としては、これらをうまく活用することを企業に助言し、
人材の確保や収益の向上に役立てることは差し支えありません。
ここに厚生労働省の助成金一覧のURLを載せますので
参考にしてください。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/index.html