こんにちは。
19期生の野江です。
先日、地元の北海道帯広市で仕事をする機会を頂きました。
その際に、地域のジンギスカンの名店「白樺」を訪れました。
長年地元の人々に愛され続けているこの店の魅力について食事をしながら考えました。
帯広は農業が主力産業の地域であり、北海道内では観光客が多いエリアではありません。
帯広は農業が主力産業の地域であり、北海道内では観光客が多いエリアではありません。
だからこそ、地元の人々の日常に溶け込むことも重要になってきます。
地元の人々が「特別な日ではなく、日常の中で通える場所」として親しみ、
味や価格、雰囲気において安心感を提供し続けています。
全国でB級グルメを活用したまちおこしが盛んだった時期、
全国でB級グルメを活用したまちおこしが盛んだった時期、
多くの自治体が観光客を呼び込むためにご当地グルメを開発しました。
しかし、その中には、地元の人々に浸透せず、
ブームが過ぎると衰退してしまうものも少なくありませんでした。
地元の人々が日常的に利用しない商品やサービスは、
どれだけ話題性があっても持続可能なビジネスにはなりにくいのです。
白樺のような店が成功している理由は、観光客に頼るのではなく、
地元の人々に愛され、日常的に利用される場所になっている点にあると感じます。
派手さや一時的な人気を追い求めるのではなく、
地元の暮らしに寄り添い続けることの価値の大切さを感じました。
地域においては「地元の人に愛される」ことの大切さを学びました。