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発展途上期?

2024-12-24 12:00:00 | 24期のブログリレー

24期の小山です。

前回のブログでは、健康診断を機に、自分の力が不安やタスクに追いついていないことを認識し、勇気を持って「断ること」「やめること」を選択する方向性についてお伝えしました。また、11月の稼プロでは多くの関係者の皆さまの前に立って、「本業に集中します!」と宣言いたしました。しかしながら、人生とは想定していた通りに進むものではなく、状況が少し変わってきました。その経緯を皆さまと共有させていただきます。


① 公的窓口業務の開始

11月の稼プロで「本業専念」を宣言した直後、海外事業に関する窓口相談の依頼をいただきました。この相談は、5月に登録してから約6か月を経ての初めてのご依頼でした。窓口相談では、稼プロ合宿で学んだ「傾聴スキル」を活用し、相談に来られた社長の関心事を丁寧に引き出しながら対応することができました。

幸いにも、私の経験や人脈が活かせる国に関する相談内容であったため、スムーズに話を進めることができ、公的機関の方からも高く評価されました。その結果、2件目の窓口相談をご紹介いただくこととなりました。

2件目のご相談者は中堅企業のシニア経営者お二人で、私よりも豊富な経験と知識を持つ方々でした。Web会議を通じて、体系的な組織作りや人材育成に関する壁打ち的な相談を受けました。内容の難易度は高かったものの、ここでも稼プロでの学びを活かし、適切に対応できたと思います。

相談後には、どちらのご相談者からも「相談しに来て本当に良かった」とのありがたいお言葉をいただき、自分の経験が少しでも役立てたことに安堵しました。また、少しだけかもしれませんが診断士の醍醐味に触れることができたように感じました。


② 生成AI活用による効果

この9月より、当方の勤務先で「最も重い研修」といわれる、Pythonを使ったデータ分析研修に参加しています。この研修は来年3月まで続くのですが、夜遅く家に帰ってから取り組む研修課題に悩み、Pythonの大量のコードもなかなか覚えられず、何度も心が折れそうになりました。しかし、ある時点から生成AIを活用すれば大抵のコードは書けてしまうことがわかり、それ以来、霧が晴れるような感覚を覚えました。

現在では、生成AIは私に寄り添う大切なパートナーであり、PC上では常に開いている存在です。コーディングのみならず、人事施策や投融資案件のチェックポイントの検討においても、ロジカルに答えてくれるため非常に助かっています。また、百ページを超える外国語の報告書や、精度の低い文字起こし議事録も、適度に要約してくれるため理解が進みます。このように、生成AIは本業や研修に取り組む時間の短縮に大いに貢献してくれており、前回ブログ執筆時に感じていた切迫感はかなり軽減されました。

一方で、生成AIは月単位で目に見える進化を続けており、業務内容によっては診断士の競合ともなり得ると感じています。そのため、生成AIをどのように取り込んで活用していくか、あるいは競合として向き合うかについては、診断士としてしっかり考える必要があるとも思っています。


③ 肝機能の回復

2週間の断酒とヘパリーゼの継続摂取により、基準値の4倍を超えていた肝機能測定値(AST、ALT)が、何とか正常値まで戻りました。飲酒は再開しましたが、最大ジョッキ5杯、頻度も週4回以下に抑えたことで、二日酔いでの出勤が減り、早朝からしっかり仕事に取り組めるようになっています。やはり健康(お酒?)は仕事に直結すると、改めて実感しました。


このように、この数カ月は目まぐるしく変化がありましたが、①窓口業務を通じて診断士の醍醐味を少し味わい、もう少し掘り下げたいという気持ちが生まれたこと、②生成AIのおかげで本業にも少し余力を持てるようになったこと、③肝機能が回復し、生活習慣の見直しで少し無理が効くようになったこと、これらを踏まえ、「取捨選択」を意識しながら、その中でも「取」をより多く選んでいきたいと感じています。

「不惑」とは無縁の48歳。1か月後には全く違うことを申しているかもしれませんが、そこはまだまだ「発展途上期」ということでお許しください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

小山俊一

コメント (1)
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