みなさんこんにちは!稼プロ!20期生の川村匡弥です。
先日2月8日にアメリカンフットボールの決勝戦、いわゆるスーパーボウルが開催され、日本でも中継されました。カンザスシティ・チーフスとタンパベイ・バッカニアーズが優勝をかけて戦い、バッカニアーズが勝利を収めました。
このバッカニアーズというチーム、昨シーズンまではプレーオフにすら進出できない弱小チームでした。しかし、別のチームから史上最高のフットボーラーとの呼び声の高いトム・ブレイディをチームに迎えたことにより、一気に優勝を成し遂げてしまいました。ブレイディはクオーターバック(QB)と呼ばれる、オフェンスの要と言えるポジションのプレイヤーで、スーパーボウルを6度も制覇をしたことのある名プレイヤーです。
しかし、QBひとりが変わったとしても、プレーオフで勝ちきることは容易ではありません。では、なぜ優勝できたのか。それは、ブレイディのリーダーシップによるものが大きいと思っています。
ブレイディは今年43歳。プロスポーツ界、特に接触が激しいアメフトの世界では驚くほどの高齢です。それでもここまでチームを引っ張って活躍できるのは、入念なストレッチや日々の体調管理など、常に体を意識しケアしているからです。どれだけ優れた力を持っていたとしても、フィールドに立てなければ結果を出せません。体調管理に気を使っているからこそ、どんなときにもコンスタントに結果を出せるのだと思います。
また、ブレイディはプロ入り当初から注目されていた選手ではありませんでした。ドラフトでいうと6巡目。全体199位というなんとも言えないスタートです。しかし、そこから努力を重ね、プロ入り2年目に巡ってきたチャンスで見事結果を出し、そのままチームをスーパーボウル優勝まで導いています。絶えず努力を続け、機会をつかみ取る。これが非常に大事なんだと気づかされます。
QBにもいろいろな性格の選手がいますが、ブレイディはどちらかというと「情熱家」タイプのQBです。試合中のブレイディは鬼気迫る顔で、チームメイトにも大きな声で檄を飛ばしています。ですが、それはすべてブレイディの勝利への飽くなき欲求が現れたが故のもの。その熱意に触れたチームメイトたちは、はじめは他人事だったスーパーボウル優勝という目標を徐々に自分事として考えられるようになり、その結果チームとして大きく成長、優勝にまでたどり着きました。自らの想いを伝え、周りの行動を変えていく力が、ブレイディにはあると思います。
こうしてみると、活躍する分野が違えど、一流のプロには共通点が多いんだなと感じますね。私もブレイディをすごいと賞賛してばかりいるのではなく、一つでも真似してプロに近づけるよう頑張りたいと思います!
NFL談義できる方、お待ちしています!(笑)
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