皆さん、こんにちは。講師の富岡です。
先日の松山英樹選手マスターズ優勝に続き、またまたゴルフ界に
ビッグニュースがもたらされました。
笹生優花選手の全米女子オープン優勝です。
優勝後数日経ってからの独占インタビューの記事を読んで、
まだ19歳なのに、この人しっかりしているなーと感心したので紹介します。
「(全米優勝は)すごくうれしいですよ。夢の1つだったのでうれしいけど、
なんだろう、すごく優勝にこだわっていたとは言いたくないんです。
優勝したことはすごくうれしいし、やっと優勝したんだなっていう気持ちは
あります。でも、自分はゴルフを好きでやっているから、苦しみがあったとか、
すごく努力をしたとか、そういうのをあまり言いたくないんです。
思うように結果が出ないときも、あまり自分を責めたことがなくて…。でも、
やっぱりお父さんや他の人から結果を求められることが多かったけど、
それを自分はいっぱい聞いているので、自分を責めなくなったのかも
しれないです。言われるけど、聞き流しているっていう感じです。
好きなゴルフで自分にプレッシャーをかけて、自分で自分を責めたら、
『なんでそれをやっているんだろう?』って思うじゃないですか。
好きでゴルフを始めたのに、勝ちとかそんなのにこだわり過ぎて、
自分を責めたくないし、ゴルフを嫌いになりたくなかったんですよ。
ゴルフを好きなままでいたくて。結果が良くても悪くても、
幸せならいいって最近もずっと思っています」
(2021年6月10日付GDOニュースより抜粋)
われわれも、プロスポーツ選手ほどではないにせよ、さまざまなプレッシャーと
戦っています。メンタルヘルスはますます重要になってきています。
「自分を責めない。結果はともあれ好きなことをやれて私って幸せ。」
この考え、とても素敵だと思いませんか?
富岡 淳
プロとして結果にはこだわるけど、こだわり過ぎないという力加減は大事ですね。