こんちには。塾長の鴨志田栄子です。今年は、独立して14年目に入りました。そして、現役時代にお世話になった中小企業様から、人材育成の顧問契約をいただきました。通常は、売上改善など、経営に関する顧問契約は多いと思いますが、私の場合は、数字ではなく、大切な資源である人に焦点を当てた業務です。人材育成計画を作成し、その研修等も担当するというものです。
人材育成上の課題を整理して、それを解決につなげる研修企画を作成しています。既存の多くの研修会社で受けられるような研究カリキュラムではなく、手作りのカリキュラムで独自性を目指しています。
すでにスタートしていますが、社員の意識調査から始め、コミュニケーションを良くする声の力の研修からスタート。診断士は、事業再生、事業承継など、企業様のコンサルティングが王道であり、講師業は副業と思われている方も多いようですが、女性は、なかなか、社長さんとさしで飲んだりということがままなりません。そんなこともあり、私自身はセミナー講師の道を歩み続けてきました。
講師業も結構大変な仕事です。毎回、受講生にアンケート調査をして、その評価が次のリピートにつながるかどうか決まります。単に、与えられたセミナーの時間に講義をするのかではありません。事前準備に始まり、講義を通じて、如何に、受講生に動機づけを与えられるかが、そのセミナーの成否を決めると思っています。
短い時間しか向き合いませんが、どれだけ、受講生の心に響く講義ができたのかと゜うか、これは、まさに、今、育成塾で取り組んでいるプレゼンテーションの課題と同じです。大事なことは、内容と組立て、そして、声、話し方、表情です。診断士は、「内容」だけが一番大事と思っている人が多いように思います。でも、実際は違うのです。
この育成塾では、声も含めたプレゼンテーションの総合力向上を目指しています。話しの論理構成はもちろんのこと、姿勢、声、話し方についてもフィードバックを行っています。これは、他のマスターコースとは違った独自性ではないでしょうか。そして「書く」スキルも、「話し」と同じぐらい力を入れています。14期生から、月刊『企業診断』に2つの企画(一つは、特集号、もう一つは連載)が決まりました。さらに、今、診断士協会の『企業診断ニュース』に企画を提出するところです。
現在の14期生が、少しでも、「書く」や「話す」における上記のことを意識してくださると嬉しいと思いつつ、来月は、最終講義を迎えます。充実した講義にしていきたいと思います。
あと1回、そしてこれからもよろしくお願い致します!
14期生の日野卓郎です。
ブログを楽しく読ませて頂きました。
遂に最終講義ですか。
有終の美を飾るべく、
しっかりと準備したいと思います。
このプロコン塾に入るまでは、
話すことに興味はあれど、自分の
声にここまで関心をもっておりませんでした。
今後もこのような新しい発見を続けるべく、先生方やプロコン塾の皆さんとの繋がりを持ち続けたいです。
次回も宜しくお願い致します。
コメントを有難うございました。
あっというまの1年間でしたね。あと1回と思うと、私も寂しい気持ちで一杯です。
でも、終わりは始まりです。これからの付き合いの方が長~くなると思います。
よろしくお願いいたします。