こんにちは!事務局の土佐林です。
20期生の皆さま、最終講義が終了し、1年間お疲れ様でした。決意表明の日、家庭の事業で参加できず、すいません。人によって違いがあるかと思いますが、稼プロ!入塾前と今で、大きく成長できた感触がありませんか。私は、19期で稼プロ!に入塾し、翌年の2月ぐらいから成長を感じる場面が多々ありました。マスターコース終了後、新たなスタートが始まりますね。私は、次は新たなマスターコース立ち上げという新たなチャレンジを行います。今後ともよろしくお願いいたします!
話は変わりますが、最近読んで面白かった「仕事の悩みを自信に変えるドラッカーの言葉」(著者:尾崎健一 出版社:日経BP社)を今回取り上げます。ドラッカーの著書は、「マネジメント」などが代表作としてあげられます。ドラッカーの書籍は、70年以上経てもなお影響力が衰えず、考えるヒントになり、私は、繰り返し読んでいます。
この本は、「ドラッカー×メンタルヘルス」の視点で、人と組織のメンタルヘルスのヒントを得られる著書になります。この本の中で、たくさん考えるヒントをもらったのですが、特に気になったのは「理解される努力を惜しまない」ということです。
「素人は専門家を理解するために努力すべきであるとしたり、専門家は専門家と通じれば十分であるとするのは、野卑な傲慢である」(『経営者の条件』)
専門分野を磨くと同じぐらいに、周りの人に自分のことを知ってもらう、理解してもらう努力が必要とこの言葉を解釈しています。例えば、補助金申請をする際、事業者様に補助金の趣旨や狙い、公募要領などわかりやすく解釈して伝える。申請書は、読み手に伝わるように書くなどです。
その他、自分の得意なことややりたいことを話し、自分のことを知ってもらっておくとチャンスが巡ってくると感じています。先日、私は、中国語の読み書き得意ですということを伝えていたら、中国語が必要になる仕事に、診断士として関わることができました。私の周りでは、スモールM&Aについて勉強しているということを周りに言いふらしている人がいます。その人は、実践経験はなかったのですが、仕事のチャンスをいただいてました。今度、依頼者に対して、M&Aの研修をやることになっています。
今年度も、新型コロナウィルス感染症の影響で、なかなか情報が得られない、他の人との交流がないため、活動に苦労している話を聞きます。ぜひとも稼プロ!の仲間に、OBに、自身の分野を理解してもらい、学んだことを活かして「What‘s next?」につながるヒントになればと思い、この本を取り上げてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
土佐林義孝
土佐林さんのこの文章の意図と違うところかもですが(もちろんWhat‘s next?に共感してます!)、大きな気づきでした。私も手に取ってみようと思います。ありがとうございました。
稼プロ!の事務局、これで卒業ですね。大変、努力家で勉強家の土佐林さんから学んだこと、たくさんありました。これからも、お互いあらたな立場でよろしくお願いいたします。