ブログを初めて、約1年、私のブログは、今回が最後かと思います。また、しばしお付き合いいただければ幸いです。
さて、この1年、私の人生にとって、大きな転換期になったことは間違えないですね。いずれ独立とは考えていたものの、
1年前は、まさか自分がこんなに早く独立に向けて動き出すとは、思ってもいませんでした。
人間、生きていると、10数年に1回くらいは、大きな転換期が訪れるみたいですね。
思い返すと、転換期はいつも、周囲の様々な人たちの存在が、大きく影響してきました。
以前にも似たようなことを書きましたが、 「自分は生かされている。」 というのを感じますね。皆さんがいたからこそ、今の自分があると。
でも、世の中には、そんな周囲の人間など全く関係なく、 「自分は優秀な人間で、全てを動かしているのは自分である」
と豪語してはばからない人もいますね。確かに、実績も自信のほども、その通りだと思います。
でも、たいてい、周囲の人間を見下した言動をしますから、まあ、良い関係にはなりませんね。
人を見下すことでリーダーシップを取っている気になっているのでしょうか? 実際に、こんな声を聞いたことはありませんか?
「あの人は優秀だけど一緒に仕事をしたくない。」 とか 「会社や仕事は好きだけど、社長は嫌い。」 とか・・・・。
これでは、本当にいい仕事はできませんね。
出典 2015年6月16日
http://image.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=top_of3_sa&p=%EF%BC%97S%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB#mode%3Ddetail%26index%3D3%26st%3D0
ここで、中小企業診断士でよく活用する理論、7Sモデルを思い起こしてください。このモデルの示すところは、
「組織を変革するためには、人の心の中の価値観を組織に向けさせる必要がある。
しかし、形の無い人の心は直接見たり触れたりすることはできない。
だから、形あるハードの部分から改革して、心の変革を促していく。」 というものです。
よく 「人・モノ・金」 で大切なのは 「人」 と言われますが、私からすれば、 「人が一番言うことをきかない」 というのが結論です。
やはり、組織の真の力を引き出していくためには、大変だけれども、人の心をつかむ必要があると思います。
中小企業診断士は、クライアント企業の将来を考えます。その手法は、診断士の数ほどあると思います。
そんな中、いかに相手企業の社長や従業員の方々の 「心」 をつかむかが、真の力を発揮させるポイントになるかと思います。
おそらく、診断士の仕事の中で、この部分が最も難しい仕事かもしれません。
7Sモデルではありませんが、一旦、心をつかんで、価値観が共有されれば、黙っていても組織は勝手に良い方向へ動いていく気がします。
では、我々診断士はどうすれば心をつかむことが出来るのでしょうか? おそらく近道はありません。
先に述べたような、人を見下して、 「俺の言うことを聞け」 という態度では、人の心はつかめません。
「皆さんがいるからこそ」という「謙虚な気持ち」 「一緒にやりましょう」という「寄り添う気持ち」
「誠意、熱意、創意」 そして 「プロとしての自信」 これらを形にしていく。
それは、例えば診断報告書かもしれません、社長との熱い協議かもしれません、何かのイベント企画かもしれません、
もしかすると人を安心させる笑顔かもしれません。そこには厳しさも、やさしさも両方有りだと思います。
でも、何らかの目に見える具体的な行動として形にしていくことは間違えないと思います。
相手に 「心を入れ替えてください」 と、何万回言っても変わることはありせん。
相手を変え、心をつかむためには、先ず自分が具体的に変わり、行動・形にしていくことしかないでしょう。
いよいよ、私自身が、今まで以上に、そして、もっと本気で人の心をつかむ時が来たようです。次のステージに向かって卒塾です。
最後まで格好つけすぎでしたね。失礼いたしました。1年間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。
・育成塾初日の価値観ワークを思い出しまた。私としては、中途半端になってしまった感がありますが、もう一度、みんなの価値観メッセージを読み直していただけると嬉しいです。
・過去と他人は変えられない・・・本当にそうですね。自らの働きかけ方を変えなければ、相手は変わってくれないですね。
人を受止めることが苦手だった私ですが、独立後、キャリアカウンセリングの資格取得をきっかけに、傾聴セミナーやアサーションセミナーを受講し、学んできました。今でも、機会があれば、このようなセミナーを受講し、カウンセリングスキルを高めたいと思っています。診断士にはカウンセリングスキルが大切だと思います。
これからのご活躍を祈念しています。
早速の暖かいコメント、ありがとうございます。また、1年間ありがとうございました。
1年前に選んだ、3つのカードのことでしょうか?
私は、①人に喜んでもらう ②地域に貢献する ③誠実に仕事をする?
(③は記憶がはっきりしませんが、①②は間違えないと思います。)
だったと思います。
最近思うのですが、根本(価値観)のところは1年前と大きく変わっていない気がします。
ただ、違うのは、明らかに自分のなすべきことが、非常に鮮明になってきたことです。
やはり、塾での様々な方々とのやり取りを通じ、自分の立ち位置が、良くも悪くも、
少しづつ浮かび上がってきたという感じです。
先生のおっしゃる、カウンセリングスキル、大切ですね。
同じかどうかわかりませんが、山本五十六の、「やって見せ・・・」の言葉を思い出します。
今回の私のブログにも関連するのではないでしょうか?
15期生で入塾する田本さんですが、鴨志田先生の第一声のお言葉で、(声で)
入塾を決めたみたいですよ。(私も同じでしたが・・・)
正直、「声の力恐るべし」です。
私も勉強会につまみ食いでかなり出席していますが、
第一声で、人の心をつかむ人は、まだ見たことがありません。
いろいろ書きましたが、今後とも、宜しくお願い申し上げます。
14期生の日野卓郎です。
ブログを楽しく読ませて頂きました。
キム兄とはこれからも診断士活動を
ご一緒したいと思っているのですが、
ひとまず1年間ありがとうございました。キム兄というあだ名をつけ、無闇やたらと絡み、相当に生意気だったことは重々承知ではありましたが(笑)、キム兄の心の広さを確信しての態度でございました。
これからもどうぞ宜しくお願い致します!キム兄は格好付けではなく、格好良いのです。
「声」のこと、嬉しいですが、まだまだ学びの途上です。今夜は、久しぶりにボイトレに行きました。私の課題は、優しい声を出すことなのです。宮崎先生から、胸を開くように発声するとよいと助言をもらってきました。宮崎先生がお元気なうちは、声の学びを継続していくつもりです。
人の心をつかむには、謙虚さ、安心感、自信、凛とした態度、などが大切かなとブログを読んでいて思いました。
1年間ありがとうございました。
これからのご活躍を応援しております。
キム兄のニックネーム通り、14期生の頼れる兄貴格として頑張って頂きましたね。事務局として大変感謝しています。
これからもよろしくお願いします。
「キム兄」 というあだ名ですが、嫌いとかではなく、
ただ、声と態度がでかいだけで、人に兄貴面出来る中身があるのかと、
正直、恥ずかしい思いです。
自分のこともろくにできないヤツが、偉そうにみたいな。
以前、お話ししたかもしれませんが、5年以上付き合いのある診断士の受験仲間からも、
「キム兄」 と呼ばれています。
なんか、誰から見ても、そんな雰囲気があるんですね。
であれば、あとは、私自身が、兄貴と呼ばれても、恥ずかしくない人間になればいいだけということでしょうか?
よく考えると、自分の書いたブログと同じですね。
兄貴と呼んでくれるみんながいるから、自分が生かされていると・・・。
また。格好をつけてしましました。
大草先生 コメントありがとうございます。
私は、信仰心が強いわけではありませんが、やっぱり、神様みたいなものは、信じざるを得ませんね。
カミさんに言わせると 「これは、ご先祖様が見守っていただいているおかげ。」 ということです。
墓参りは、欠かせません。(笑)
三好先生 コメント恐縮です。
いやいや、自分は何もしていませんよ。いつも皆さんに助けられていたという感じは、今も変わりません。
三好先生の方こそ、大阪を離れ、東京でというご決断は、私にとっても勇気をもらっています。
今後は、独立組として、いい意味でご一緒ささせていただければと思います。
宜しくお願い致します。