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しっかり休養しよう!

2025-01-11 12:00:00 | 24期のブログリレー

皆さん、新年あけましておめどとうございます。第24期生の森谷です。

年末年始は最大で9連休となり、皆さんもゆっくりとお過ごしになられたと思います。私の場合6連休でしたが、箱根駅伝も2日間に亘ってテレビの前で応援することができ、いつもの年よりもゆったりとしたお正月を過ごすことができました。

さて、今回のブログでは、しっかりと休養・休息をとるための上手な休日の過ごし方について書きたいと思います。

最初に日本人の働きぶり・疲れの状況を振り返ってみたいと思います。

まず、日本の平均年間総実労働時間(2022年)は、1,607時間(1988年比△485時間)で、主要諸外国のうちアメリカ1,811時間、イタリア1,694時間に次いで3番目に長い状況です。(参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構「データブック国際労働比較2024」(https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2024/index.html))

また、日本の平均睡眠時間(2021年)は、1日平均7時間22分で、先進国を中心にした世界33カ国で最も短く、2番目に短い韓国と比べても30分も近い差がある、とのことです。(参照:日本老友新聞(https://www.ro-yu.com/medical/kokoro/12623.html))

さらに、日本人の疲労状況は、一般社団法人日本リカバリー協会「日本の疲労状況2024」(https://www.recovery.or.jp/research/5580)によると、

  • 2023年から2024年の推移で見ると、「元気な人」が21.8%(2023年比0.3%増加)であるものの、依然として全体の約8割の人が疲れている。
  • シニアになるほど「元気な人」が増える一方、20代~40代では「元気な人」は10%台前半に留まる。

とのことでした。

以上から、日本は、労働時間は長期的には短くなっているものの、世界と比べまだ働きすぎであり、睡眠時間も短いこともあり、元気な人が少なく、疲れている人が多い状況が分かりますね。

今回の年末年始では、しっかりと休養・休息をとろうと考えて、以下の2冊の書籍を読みましたので、その中から疲れを取るための上手な休日の過ごし方をご紹介します。

『あなたを疲れから救う 休養学』(著者:片野秀樹)

『世界の一流は「休日」に何をしているか』(著者:越川慎司)

 

まず、『あなたを疲れから救う 休養学』から。

  • 「活動⇒疲労⇒休養」のサイクルでは、休養しても100%のフル充電状態に戻せない可能性があるので、「活力」を加えた「活動⇒疲労⇒休養⇒活力」のサイクルにしてはどうか。
  • 「活力」を加える(高める)とは、アスリートの世界でいう「超回復理論」(※)と同じように「あえて自分に何か負荷をかける」こと。 ※「あえて負荷をかけたトレーニングをすると、その直後は疲れて体力が低下するが、そのあと十分な休養をとることで、トレーニングをする前より体力がつく」という現象を説明した理論。
  • 活力を高める上手な負荷のかけ方とは、その負荷が次の4つの条件を満たすことが必要。⇒①自分で決めたもの、②仕事と関係がない、③それに挑戦することで自分が成長できる、④楽しむ余裕がある。

次に、『世界の一流は「休日」に何をしているか』から。

  • 世界の一流は、休日を使って身体と脳の休息を図るだけでなく、「自己効力感」をアップさせている。
  • 「自己効力感」とは「自分は目標を達成できるだけの能力を持っている」と自分自身が認識すること。(自分の能力や評価に対して自己評価が高い状態を指す「自己肯定感」とは異なる考え)
  • 自己効力感を高めるため、世界の一流が実践している4つのアプローチは次の通り。⇒①簡単な目標を設定して小さな達成感を得る、②新しいことにチャレンジする、③人とのつながりを大切にする、④自己省察の時間を持つ。

以上を踏まえ、私の当面の休日の過ごし方の目標は、(1)宮崎先生から教わった「ののゆる体操」を実践・継続する、(2)ビジネスに無関係なテーマの読書を楽しむ、(3)(オンライン学習プログラムの)Udemyで知らないジャンルの動画を視聴する、としたいと思います。

今年は、山崎塾長のブログ(「謹賀新年2025 襷を繋ぐ」)にもある通り、乙巳(きのとみ)の年であり、変化と革新、成長と発展、チャンスの年とのこと。上手に負荷をかけて活力や自己効力感を高めるような休養・休息をしっかりとりつつ、焦らずに自身の変化や成長に邁進していきます。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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2 コメント

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Unknown (太田一宏)
2025-01-11 19:53:12
休み方をも考えてしまうボクたち。
これが日本人と開き直りませんか、
できるものなら、やってみろ、てぇんだ!
頑張って休むぞ、オー。
返信する
Unknown (山口賢哉)
2025-01-11 21:32:18
日本人の平均睡眠時間は、先進国の中でも非常に短いということは、私も聞いたことがあります。働き過ぎと言われているようですね。私も休日は、身体の健康維持、脳の休息をしつつ、「自己効力感」をアップさせることを心掛けたいです。
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