稼プロ!17期松原伝二です。今回が5回目の投稿になります。
よろしくお願いいたします。
今年のプロ野球は、いよいよ今週末からクライマックスシリーズが始まります。私の住む横浜の横浜DeNAベイスターズもジャイアンツとの接戦を制して2年連続でクライマックスシリーズへの出場を果しました。ファーストステージの阪神タイガース、セカンドステージの広島東洋カープを撃破し日本シリーズに進んで優勝してもらいたいと願っています。また、再来週にはプロ野球ドラフト会議があり、高校通算111本のホームランを放った早稲田実業清宮選手や夏の甲子園で1大会6本のホームランを打った広陵高校中村選手など注目選手の動向が気になります。
さて、甲子園出場を果し華々しい活躍をしてプロ入りする選手がいる一方、ほとんどの高校球児たちは、甲子園出場も果たせず地方大会で敗れていきます、全国には推計200万人の元高校球児がいて、そのほとんどは、高校野球部時代に、憧れの地甲子園の土を踏めなかった甲子園非出場者です。そんな元高校球児たちの夢をかなえるマスターズ甲子園という大会があることをご存知でしょうか。今年は、11月11日(土)、12日(日)に甲子園球場で開催されます。2004年に第1回大会が開催され、今年は14回目で各地区大会を勝ち上がった16チームが出場します。マスターズ甲子園は、出身高別に同窓会チームを結成し、全員共通の憧れであり、野球の原点でもあった甲子園球場を再度目指そうとする大会です。いわば諦めの悪いおじさんたちの甲子園といってもいい大会です。
この大会のルールは、少し変わっています。この大会は、憧れの甲子園球場でプレーをすることが目的であるため優勝チームを決めません。各出場チームの試合数は、勝っても負けても1試合だけです。出場資格は、元高校硬式野球部関係者(プロ野球、社会人野球、大学野球の現役選手を除く)であること。ベンチ登録選手数は最低29名で監督・部長・マネージャー等含めて最高50名まで登録でき(ただし、選手は34歳以下が14名まで)、登録者は、全員試合に出場することができます。本大会の試合では3回以降、35歳以上のメンバーだけで戦わなければなりません。また、ピッチャーは初回から27歳以上で1人2イニング以内と決められています。試合は、9イニングもしくは1時間半の打ち切り制で、延長はありません。時間内に全員の夢をかなえるためには、すべての選手を交代させながら勝利を目指さなければならないのです。マスターズ甲子園は、究極の全員野球といえます。
マスターズ甲子園を題材にした映画「アゲイン28年目の甲子園」が2015年1月に公開されました。中井貴一、柳葉敏郎、工藤阿須加などが出演しています。原作の「アゲイン」は重松清の小説で、「小説すばる」にて2012年5月号より2016年10月号まで連載されました。この映画を観て、再度夢への挑戦を始めた元高校球児も多かったと思います。今年の大会も諦めの悪いおじさんたち(元高校球児)が甲子園デビューを果たし、夢を叶えることでしょう。ケガには気を付けて頑張ってもらいたいと思います。
再度、夢を目指そうとする諦めの悪いおじさんたちは年々増え続けています。私も諦めの悪いおじさんの一人です。診断士の資格取得も過去の失敗を諦めきれず、50歳を目前にして再チャレンジして取得しました。何事も諦めたらそこで終わりです。これからも諦めの悪いおじさんとして、夢を持ち続け一日も早く遅咲きの甲子園デビューを果たしたいと思っています。
諦めの悪いおじさんたち、ってタイトルが好きです。諦めきれなかったこと、ぜひ大切にして欲しいです。
自分にもないか考えたけど思いあたりません。
まあ考える時点で、既にアウトなのでしょう。
福島の星! 松原さんの華麗なフィールディングを
見たいですね。