あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

西暦2023年師走蝶人映画劇場その2

2023-12-12 13:48:59 | Weblog

 

闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3456~60

 

1)ビル・コンドン監督の「グッド・ライアー 偽りのゲーム」

ヘレン・ミレンをだましたはずの男が最後にドンデン返しを喰らう2019年のサスペンス映画。キレ味よし。

 

2)リュック・ベッソン監督の「ANNA」

2019年のスパイアクション映画。KGBとCIAの二重スパイになったヒロインがなんとかきゃんとか危機一髪を逃れるところをベッソンが楽しそうに描く。

 

3)庵野秀明監督の「ラブ&ポップ」

1998年に村上龍の原作を映画化。当時はやっていた援交で高価な指輪を買いたい阿呆莫迦ルーズソクス女子の一日を手持ちハンデイカメラで描く。自転車に乗る女子高生の股倉を狙う阿呆莫迦監督ずら。

 

4)ローラン・ジャウイ監督の「アルベール・カミュ」

2010年の自伝映画。自動車事故での早世が惜しまれる。

 

5)ジェームズ・フォーリー監督の「摩天楼を夢みて」

アル・パチーノ、ジャック・レモン、エド・ハリス、アラン・アーキン、ケビン・スペーシーらが綺羅微視のごとく総出演するしがない1992年の保険屋物語。余計な一言が命取りになるずら。

 

      ヘプバーンが「ローマです」と答えしとき号泣せりきヘラルド試写室 蝶人

 

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