闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3451~55
1)ロン・スカルペロ監督の「ロンドン・バーニング」
2019年の英国映画で倫敦警察ぐるみの汚職犯罪を描く。
2)ヴァンニャ・ダルカンタラ監督の「KOKORO」
日本の自殺の名所に住む元警察官の國村隼という不思議なメンターの元に期せずして集まった弟を亡くしたイザベル・カレや不幸な人たちが織りなす心のドラマ。
2017年のいい映画です。共演は安藤政信、門脇麦など。
3)君塚良一監督の「グッドモーニングショー」
阿呆莫迦フジテレビがワイドショーの存在価値を偉そうに顕彰する2016年の阿呆莫迦映画。
4)イ・ハン監督の「無垢なる証人」
2020年の韓国映画。殺人現場を見た自閉症の少女が真実を証言することによって裁判結果はメデタク逆転するが、本当に証言能力があるかどうかはいちがいに言えないだろう。
5)エマニュエル・ベンビー総指揮の「ベルリン、アイラブユー」
2019年のベルリンを舞台にしたオムニバス形式の多民族群集劇。作品ごとに演出は変わるが、全篇にみなぎる前向きなベルリン賛歌にうたれる。政治的理由でアイ・ウエイウエイの作品がカットされたのは残念だ。
「怪物を殲滅する」とヒトラーがいいし言葉をユダヤ人がいう 蝶人