あまでうす日記

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西暦2021年4月23日のわが交通事故始末記 その4

2024-01-08 08:50:51 | Weblog

西暦2021年4月23日のわが交通事故始末記 その4

 

西暦2024年睦月蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第424回

 

 

6/28

鎌倉さかえ法律事務所の石井弁護士より、東海への請求金額案の連絡あり。

・治療費 710529円→医療機関に支払い済み

・通院付き添い費 19800円 自宅から距離のある湘南鎌倉病院への単独通院が困難であった。

・交通費(付き添い者費用含む)25840円→うち24400円は受領済

・入通院慰謝料 1105000円(通院期間21/4/23~22/1/28)281日 実通院日44日「赤い本」別表Ⅱに拠る)

・損害額合計1) 1861169円

・既払金2) 734929円(内訳治療費710529円、交通費24400円)

・請求金額1)-2)=1126240円

上記案に同意し、東海との交渉を依頼する。

 

7/29 

鎌倉さかえ法律事務所の石井弁護士より「相手方損保より、損害賠償金額についての提案が届き ましたので、PDFにて添付致します」と連絡あり。およそ100万なるが8割なので10割復活めざして折衝してもらうよう依頼す。

 

8/25

鎌倉さかえ法律事務所の石井弁護士より連絡あり。

「お世話になっております。相手方損保と交渉を行い、慰謝料の金額につき、裁判を行った場合の95%の金額(1,341,400円)を支払うとの回答がありましたので、お知らせ致します。

具体的な金額は以下の通りで、最終支払金額は1,362,640円との内容です。

これ以上の慰謝料および遅延損害金を請求するためには、裁判を行う必要がありますが、裁判となった場合には、これまでの交渉経過は白紙となり、双方主張を行うこととなります。裁判の場合は、相手方も弁護士が代理人となり過失割合の主張が行われる可能性が高いため、以下の金額は悪くはない金額と考えています。

佐々木様のご意向を伺えれば幸いです。

ご不明などありましたら、ご説明を差し上げますので、ご連絡を頂ければと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。」

 

金額明細

治療費     710,529円(受領済)

看護料      21,240円

通院交通費    24,400円(受領済)

眼鏡代金      4,400円(受領済)

慰謝料   1,341,400円

 

上記合計  2,097,569円 ①

受領済     739,329円 ②

最終支払金額1,362,640円 ①-②

 

余は上記の交渉内容に満足し、これにて終結に向かうこととす。

 

8/31

鎌倉さかえ法律事務所の石井弁護士より「免責証書」が送付されてきたので、署名、捺印して返送す。これにて損害賠償請求が終了せり。

 

9/12

 東海井上氏より上記の保険金支払いの通知あり。

 

9/29 

あいおいニッセイ神奈川損害サービス部横浜第2センター田中麻実氏より石井真奈美弁護士に弁護費用348,388円を支払ったと通知あり。これまでの支払総額は364,888円になるという。

 

思えば昨年3月に突然遭遇せし交通事故より、およそ1年半の長きに亙る治療とリハビリ、そして保険金支払い交渉は、本日をもって一件落着とす。

 

変わることなく余をケアせし最愛の家族と医師(就中、湘南鎌倉病院IRの若き医師たち)、あらかわの店主、あいおいニッセイの田中嬢と弁護士の石井嬢にあつく感謝す。

 

今回得たる教訓は、「常に平静を守りて前後左右に注意し、みだりに急ぎて走ったりせぬ」こと。また事件を「親切な弁護士に担当してもらうと当事者との面倒な直截的接触を避けることができて大いに助かる」ことなり。

 

 

終歌

 

生と死は紙一枚で接していると交通事故で初めて分かった

 

街に出ればいつ事故に遭うか分からないいつもきれいなパンツをはこう

 

                                 おしまい

 

     掌の急所を抑えて左目を癒し呉れし人葉月に逝きぬ 蝶人

 

コメント
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