闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3481~85
1)デヴィッド・フィンチャー監督の「ゴーン・ガール」
ベン・アフレックが悪女ロザムンド・パイクに振り回され続ける2014年の渦巻きミステリー。
2)ジョーイ・ソロウェイ監督の「午後3時の女たち」
セックスレスに苦しむ女の2013年の苦闘。
3)ゲイリー・フレダー監督の「「Don’t Say A Word」
マイケル・ダグラス主演の2001年の一大アクション。
4)小津安二郎監督の「秋刀魚の味」
岩下志麻を嫁にやった笠智衆がガックリと悲嘆にくれるラストは、これが1962年の遺作となった小津の短すぎた生涯と重なって悲しい。布団を満艦飾に干しているきれいなカットは、わざわざそのためにレイアウトしたのだろう。それにしても、もし日本がアメリカに勝っていたら。
5)スティーヴン・ヘレク監督の「Life Or Something Like It」
アンジェリーナ・ジョリー主演のいかにもハリウッドな2002年のコメディ映画。
「佐々木様のお宅でよろしかったでしょうか」と聞く電話よろしくないぞよろしくないぞ 蝶人