闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.3486~90
1)チョ・ウィソク監督の「MASTERマスター」
韓国のネットワークを支配している大企業の社長イ・ビョウホンの犯罪を暴く特捜カン・ドンウォンの2016年の大活劇映画。
2)チョ・グクヒ監督の「国家が破産する日」
1997年の韓国のIⅯF危機を扱った2018年の社会派サスペンス映画。こういう骨太の社会派ドラマはもうわが国ではほとんどみられない。
3)チョン・ジヨン「権力に告ぐ」
これも97年の韓国のIⅯF危機を扱った2019年のサスペンス映画で、同テーマを扱った18年の「国家が破産する日」よりも反権力的な雄編なり。
こういう骨太の社会派ドラマはもうわが国ではインデイーズのみとなった。
4)西川美和監督の「ゆれる」
弟オダギリジョーと兄香川の真木よう子をめぐる葛藤を描く2006年のサスペンス映画。演出がゆれているので、映画がきっちり定位できない。
5)シドニー・ポワチエ監督の「ブラック・ライダー」
ポワチエがべラフォンテと共演した、先住民と共闘する1972年の異色の黒人西部劇なり。
見つかった! 何が? 今年の生き方が! 一喜一憂! 大器晩成!! 蝶人