Big Science / Laurie Anderson (1982)
ローリー・アンダーソン(Laurie Anderson)のデビュー・アルバム。収録曲は実験的でシュール。いわゆるポップともロックとも全く違う音数少ない世界で、「パフォーミング・アート」と呼ぶのがふさわしいだろうか。ほとんどの曲でローリーは「語り」であり、いわゆる「歌」ではない。このアルバムからは「O Superman」というヒットが生まれている。この曲もヒット(イギリスで)したというのが信じられない変わった曲だ。彼女の曲で、自分が今まで唯一聴いた事があるもその曲だけで、米ライノのインダストリアル・ミュージックのコンピレーション盤「Industrial Strength Machine Music 」に入っていた。一度聴いたら頭から離れないインパクトのある曲だが、掘り下げるところまでは行き着かず、他にはアナログもCDも1枚も持っていなかった。82年というと、ポップからロックから、洋楽に興味を持ち始めた頃だから、むさぼるように色々聴いていたんだけれど、さすがに田舎の少年には彼女のような特殊なアーティストは引っ掛かってこなかったのだろう。
実は彼女、ルー・リード(Lou Reed)の晩年にパートナーとなったので、少し興味が出たのだった(結局結婚したはず)。アーティストとしての活動は知っていたが、まさかルーと一緒になるとは思わなかったので、その組み合わせにはかなりビックリしたなァ。
ブックオフにて購入(¥500)
- CD (1995/2/16)
- Disc: 1
- Format: Import
- Label: Warner Bros / Wea