ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Big Science / Laurie Anderson

2015年02月01日 | パンク・ニューウェーヴ

Big Science / Laurie Anderson (1982)

ローリー・アンダーソン(Laurie Anderson)のデビュー・アルバム。収録曲は実験的でシュール。いわゆるポップともロックとも全く違う音数少ない世界で、「パフォーミング・アート」と呼ぶのがふさわしいだろうか。ほとんどの曲でローリーは「語り」であり、いわゆる「歌」ではない。このアルバムからは「O Superman」というヒットが生まれている。この曲もヒット(イギリスで)したというのが信じられない変わった曲だ。彼女の曲で、自分が今まで唯一聴いた事があるもその曲だけで、米ライノのインダストリアル・ミュージックのコンピレーション盤「Industrial Strength Machine Music 」に入っていた。一度聴いたら頭から離れないインパクトのある曲だが、掘り下げるところまでは行き着かず、他にはアナログもCDも1枚も持っていなかった。82年というと、ポップからロックから、洋楽に興味を持ち始めた頃だから、むさぼるように色々聴いていたんだけれど、さすがに田舎の少年には彼女のような特殊なアーティストは引っ掛かってこなかったのだろう。

実は彼女、ルー・リード(Lou Reed)の晩年にパートナーとなったので、少し興味が出たのだった(結局結婚したはず)。アーティストとしての活動は知っていたが、まさかルーと一緒になるとは思わなかったので、その組み合わせにはかなりビックリしたなァ。

ブックオフにて購入(¥500)

  • CD (1995/2/16)
  • Disc: 1
  • Format: Import
  • Label: Warner Bros / Wea
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