老母を連れ出して紅葉を観にいくことにし、早朝から車を出して下呂方面へ(11月半ば)。41号線沿いで紅葉を眺めることの出来るポイントをいくつか廻ってみた。行きがけに萩原町に寄って目当ての和菓子屋に向かうも休業日(←調べろ)。母に朝は何か食べてきたかと訊くと何も食べていないというので、ちょっとコーヒーでも飲もうということになり、少し引き返して国道沿いの喫茶「緑の館」へ。昔から田舎の国道沿いといえば定食など食事も出来るような喫茶レストランが多いが、こちらは珍しく自家焙煎のコーヒー専門店。創業は昭和50年(1975)だそうだ。ダークウッドの洒落た店内の壁には壁掛けの振り子時計が沢山掛かっていて、ランプやカメラ、楽器などアンティークの品が所狭しと並び、ジャズが流れる田舎らしからぬ(失礼)雰囲気。奥の席に案内され、「レギュラーブレンド」と「やわらかいサンドウィッチ」のミックスをお願いした。
しばらくして、まず「レギュラーブレンド」が運ばれた。「vermeiren」のビスケット付き。香りも良くバランスのいいコーヒー。朝のコーヒーは旨いなァ。続いて運ばれたサンドウィッチ。母は全部は食べ切れないというのでひとつもらった。ハム、玉子、きゅうり、トマトの布陣。他にも「ホットプレスサンド」などがあるため”やわらかい”と称しているが、普通のサンドイッチ。これも旨かった。(勘定は¥1,550)
店でいただいたコーヒーが気に入ったらしく、豆を買って帰りたいと言うので、隣にある「緑の館・珈琲焙煎所」(写真下3枚)へ。こちらでは自家焙煎した豆を直接購入することが出来る。店の中に入って「どれがいいか分からない」と母が言うので適当に高そうなのを勧めてみた(笑)。購入したのは「ロイヤルブレンド4713」という豆(写真下4枚目・HPより)。2004年に天皇皇后両陛下が飛騨市に寄った際に、昼食後に召し上がった店特製のブレンドなのだそう。奢ってくれるというので(←見越していた・笑)、母は挽いてもらい、自分は豆のままで200g購入。ガス抜きの弁が付いた立派な袋に入れられ家に持ち帰る。袋を開けるといい香りが漂う。焙煎具合は軽め。手で挽いてから淹れてみると、やはりマイルドで上品な味わい。少し酸味が強めで苦味少なめといった感じだろうか。朝にピッタリ。(勘定は¥1,500/200g袋)
↓ 飛騨小坂の「巌立峡」を観て、道の駅「南飛騨小坂はなもも」で休憩。小坂川沿いの木々も色付いていて綺麗だった。
↓ さらに北に行った高山市久々野町の41号線沿いにひっそりとある「女男(めおと)滝」。鮮やかに紅葉する木々は多くなかったが綺麗な場所だった。
岐阜県下呂市萩原町花池125-1
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