ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

極 (3) @岐阜県岐阜市

2021年12月29日 | 岐阜県(岐阜)

ある夜に連れとどこかで軽く食べて帰ろうと寄ったのは、山形の板そばを出す岐阜市長住町の「極(きわみ)」。近くのコインパーキングに車を入れ、歩いて店へ。案内されたテーブル席に腰掛ける。こちらは「玉こん」や「芋煮」等の郷土料理もあって酒をいただくのも楽しい店だが、生憎運転があるので蕎麦だけで我慢。自分は「穴子天ぷら盛板」を、連れは「牡蠣天盛板」をお願いした。出されたそば煎餅をお茶でつまみながら出来上がりを待つ。

しばらくしてすのこが敷かれた大きくて四角い木箱に盛られたそばと天ぷらが届いた。天ぷらは穴子だけでなく、かぼちゃ、ししとう、茄子、舞茸などもあった。熱いうちにとまず穴子の天ぷらをいただく。サクッと揚がった穴子を塩でいただいたり、つゆに浸けたり。つい酒が欲しい…と思ってしまう卑しい口(笑)。そしてそばに移行。平たく盛られたそばは二八だそう。平打ちのそばはのど越しのいいものだが、何だかいつもと違ってもそもそとした口当たりだし、心なしか麺肌に艶もない感じがする。こだわりを沢山載せているような店なのでまさか茹で置きではないと思うが。徳利に入ったつゆもちょっと量が少な過ぎ。かといって追加を頼む程ではないし…。隣の客がそばを注文したら給仕の女性が「無くなったのでこれから打ちます。」と言っていたが、それと何か関係あるかな。山葵をちょこんとのせながらいただくも終始調子は上がってこなかった。幸い連れは牡蠣の天ぷらが美味しかったと言ってくれたので良かったが。こんな日もある。(勘定は¥2,580)

以前の記事はこちらこちら

 

羽前そば道場 極 (きわみ)

岐阜県岐阜市長住町5-4-3-2

 

( 岐阜 ぎふ 長住町 きわみ 極み 蕎麦 そば ソバ 山形蕎麦 山形そば 山形名物 板そば てんぷら 天麩羅 天婦羅  )

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サンミッシェル辨天堂 @岐阜県海津市 (※閉店)

2021年12月29日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県海津市の平田町今尾の古そうな商店街を歩いて散策。その時に前を通った洋菓子店「サンミッシェル辨天堂(弁天堂)」。一度通り過ぎたけれど、正直洋菓子店とは気が付かなかった。入口からショーケースが見えて、ああ商店かと。通りを流して帰って来た時にどうしても気になったので覗いてみることに。店先では猫がお出迎え(写真下)。店に入ると生ケーキの他に焼菓子も揃っていた。ケーキはクラシックな感じの物が多い。この日は生菓子は買って帰られなかったので妻の好きな焼菓子を選ぶことに。どれも2枚づつぐらい入っている小さなパッケージの焼菓子がいくつもあったので、味見程度と5種類程買って帰ることに。「お願いしまーす」と声を掛けるも誰も居ない。奥に向かって叫んでもダメ。全く気配が無いので困っていると、外から自転車に乗った主人が帰っていらっしゃった。「すいません、銀行行ってたもんで。」と(笑)。田舎だなァ。勘定してもらうが、値段を聞いてビックリ。

袋に入れてもらった菓子は「サブレ」「エンガデナー」「クロッケ」「ココ」「サンテ」の5種類。コーヒーを淹れて妻と分けっこ。「サブレ」は控えめに周りに砂糖粒がまぶしてある。サクッと軽い食感で旨い。シンプルだけに「おっ!」という感じ。「エンガデナー」はヌガーが中に入った菓子。分厚い。ヌガーは軟らかめでナッツの風味がとてもいい。「クロッケ」はカカオ生地のクッキー。歯触り良くこれも旨い。「サンテ」だけはふんわりとした口当たりの菓子。あまりに地味な店構えから正直期待していなかったのだが、どの菓子も甘さの加減と歯触りが絶妙で、自分たちの好みにドンピシャ。値段を知らせずに食べた焼菓子好きな妻が絶賛。後から値段を知らせたら驚愕していた。確かに価格とクオリティーが(良い意味で)全然釣り合っていない。「また買いに行ってきて」と言われたけれど…、遠いんですよ(苦笑)。(勘定は¥500)

この後の記事はこちら (2

 


 

↓ 平田町の路地にあった「建友社」(建築詳細不明)。古い建物かどうかは分からなかったが、こういうのも”看板建築”と呼ぶのかな。

 

↓ 店と同じ今尾商店街の通りにあったタイル壁の建物(建築詳細不明)。雰囲気からいくと前は醫院といった感じだがどうだろう。

 

↓ 通路の奥の敷地内に銭湯跡と思われる立派な建物があった(建築詳細不明)。近寄って見たいけれど多分私有地なので断念。後から調べてみたけれどよく分からなかった。

 

 


 

サンミッシェル辨天堂

岐阜県海津市平田町今尾2969

※店の様子からすると閉店されたようです(令和5年10月現在)

 

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