詳しい創業年は分からないが、創業100年という岐阜市金宝町の餅菓子の「正玉堂」。昔のHPには120年という記述もあったし、今もページによっては130年と記述にブレが。今まで意識に無かったが、この通りは金神社の参道にあたるのだそうだ。ある日の午後遅い時間、小腹を満たすために寄ってみた。店内は赤いベロアのソファーがある喫茶店風情。女将さんは席で目を閉じていらっしゃる。奥には娘さん(多分)がいらっしゃった。ここに入る時に”杵つき餅”の幟を見たのでどうしても焼いた餅が食べたくなる。「いそべ焼き、出来ますか?」と尋ねると、奥に確かめに行き、「丸いお餅で良ければ…。」ということだったのでお願いした。小さい調理スペースなのでオーブントースターか何か使って焼いているかな(未確認)。だんだんいい匂いが漂ってきた。
出来上がった「いそべ焼き」は海苔で包まれた丸い餅が3つ。そして熱いお茶と紅生姜が添えられている。以前もいただいたがこちらの「いそべ焼き」はキリッとした醤油味。甘くはない。この日はやや硬めの出来上がりだったけれど、熱いお茶といただくとこの上なく旨い。餅と紅生姜って初めて合わせたがこれも悪くない。平らげて「ごちそうさま」と立ち上がると、昼寝をしていらっしゃったと思った女将さんがシャキッと起きて「ありがとうございました。」と勘定して下さった。次こそは「オムライス」を。(勘定は¥500)
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餅菓子 正玉堂
岐阜県岐阜市金宝町1-15
( 岐阜 ぎふ きんぽう町 しょうぎょくどう 手造り工房 もち 餅 もち菓子 赤飯 和菓子 饅頭 喫茶 いそべやき 磯辺焼 磯辺焼き )