Neil Young / Neil Young (1969)
ニール・ヤング(Neil Young)の1969年に発売されたファースト・アルバム(実際は68年末に違うミックスで発売されたそう)。元々のアルバム・ジャケットには”NEIL YOUNG”の文字は無かったのだとか(地味過ぎたか)。バッファロー・スプリングフィールド(Buffalo Springfield)を1968年に脱退してこれが一発め。ギターにはライクーダー(Ry Cooder)、エレピにはジャック・ニッチェ(Jack Nitzsche)、コーラスにはメリー・クレイトン(Merry Clayton)らが参加している。
いきなり牧歌的な歌無しのカントリー・ギターのインストゥルメンタルで始まるので拍子抜けするが、2曲目にはライヴでも多く取り上げられる名曲「The Loner」が入っていて安心する(笑)。アナログでいうA面とB面の最後に当たる05と10を除いてどの曲も3分程度と短く、フェード・アウトもいくつもあるので、アルバム全体もあっという間に聴き終わってしまう。ソロ・デビュー作でありながら、あまり話題に上らない気がするアルバムではあるが、ファースト・アルバムに後々まで演奏される重要曲が3~4曲も収録されているなんてなかなか凄いこと。
中古店にて購入(¥500)
- Label : reprise
- ASIN : B000002KOG
- Disc : 1