千代田であるうどん屋へ行くも長期休業中とのこと。そこで近くの創業が大正2年(1913)というから100年以上もの歴史がある麺処「井筒冨」へ。元々は東区で創業し、上前津を経て昭和28年からこちらで営業されているそうで、現在4代目だとか。軽く腹に入れたいナと暖簾をくぐって中に入ると、間口は狭いが奥に深い店舗。テーブル席に腰掛け、品書きから「おろしたぬき」を選ぶ。麺はどれにも出来るということなので「きしめんで、冷たいの」とお願いした。
あっという間に出てきた「おろしたぬき」はきしめんの上に大根おろし、山菜、揚げ玉がのっている。つゆは濃いが甘味があってまろやかな口当たり。”ころ”を注文した訳ではないがつゆの量は多くない(←”ころ”と”冷たいの”は同義とは限りません)。きしめんを手繰っていく。幅や厚さは標準的。麺はかなり軟らかめ。いつもこうなのかは知らないが、自分にはちょっと緩すぎるかな。ザクザクの食感の揚げ玉がいいかんじ。つゆに揚げ玉の油が混ざっていき、だんだん味が変わってくるのもいい。スルスルっといただいて勘定してもらう。次は丼物にしてみよう。(勘定は¥800)
↓ コーヒー豆を買いに行った創業して66年という卸売の「カワチ珈琲商会」。喫茶店の看板で名前を見たことがある人も多いだろう。駐車場内に販売所があるのだが(写真下1枚目)棚に豆が全く無い。「あれ?」と思っていると店の方が出てきて「今日で廃業することになったんです。」とのこと(驚)。卸業を廃業するのか、この販売所を廃業するのか訊かなかったが、「せっかく来ていただいたのに…。」とカレンダーだけ下さった。
愛知県名古屋市中区千代田3-33-13
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