ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Larks' Tongues In Aspic / King Crimson

2022年01月19日 | プログレッシヴ・ロック

Larks' Tongues In Aspic / King Crimson (1973)

以前から気にはなっていたが、とうとう集め始めてしまったキング・クリムゾンのオリジナル・アルバム。既に評価が定着しているバンドなのでキャリアの中から名盤と呼ばれるものから集めて行くことに(※ちなみに昨年のライヴ体験のずっと前の話)。「Discipline」に続いて今回購入したのは1973年発売の5枚目のオリジナル・アルバム「Larks' Tongues In Aspic(邦題:太陽と戦慄)」。72年の解散後、ロバート・フリップ(Robert Fripp)による新編成での作品で、クリムゾンを語る上で必ず出てくる人気のアルバムだ。

3分もの長いイントロの末にへヴィーなロバート・フリップの不穏なギターがじわじわと表出してくるタイトル・トラック(パート1)は、パート2と同様その後の彼らのライヴでも数多く取り上げられる代表曲のひとつ。どちらもインストで歌詞は無いが、演奏はノイジーでフリーキーなので自分にもとっつき易い(←どちらかというと静か過ぎる進行が苦手)。キング・クリムゾンが語られるとき、よく”へヴィー・メタル”という文言が出てきて最初は「?」という感じだったが、音楽性は別として確かにそう表現するしかない硬質でハードなギターの音。70年代の初めにしてすでにこのへヴィーさだったか。カッコイイ。だんだんキング・クリムゾンの世界観に慣れてくると、どうしてこのバンドが今も多くのファンを惹き付けているのか、やっと分かってきた気がする。泥沼に足を…。

amazonにて購入(¥501)

  • Label‏ : ‎ E.G. Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000003S0I
  • Disc ‏ : ‎ 1
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まるとみ食堂 @岐阜県加茂郡富加町 (※閉店)

2022年01月19日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県富加町の長良川鉄道「富加駅」前の通りに出来た新しい店「まるとみ食堂」へ。かつては小さいながらも商店街だったこの通りも、近くにバイパスが出来たことで交通量は減っていて店も少なくなっているようだ。道路を挟んだ向かい側にある駐車場に車を停めて店のドアを開ける。広いフロアーの店内はレストランらしくない造りなので居抜きだろう。テーブルは5つ程。こちらを知ったのは”ジビエ”というキーワードからだった。シェフはフレンチからの転身だそう。常に提供している訳ではなさそうだが、予約すれば野鳥や鹿がいただけるようだ。ランチは定食が中心で、焼肉、煮込、ホルモン料理などがある。この日選んだのは「牛煮込み定食(みそ)」。厨房は奥なので調理の様子は見えない。

まずは前菜として「薄造りホタテカルパッチョ風」が供された。平皿にルッコラなどの緑やグレープフルーツと共に盛られていて玉ねぎドレッシング、粒マスタードが添えてある。洒落た盛り付けで、とても”定食”という感じではなくビックリ(笑)。でもナイフやフォークは用意されていないので箸でいただく。用意されたご飯は大きめの飯碗にたっぷりとミスマッチ。メイン(?)の煮込みも、給仕の女性が「味噌煮込みでーす。」と言いながら平皿を置いていったが(笑)、刻みネギののった3つの大きい煮込み肉と共に小皿に入ったスプラウトと、”食堂””定食””飯碗””味噌煮込み”というワードと全然イメージが違うのが面白い。フレンチと定食屋と焼肉屋の融合(笑)。煮込みはいわゆるどて煮になっていて、濃い味噌で甘めの味付け。肉質が良く、軟らかく煮こまれていて旨い。少し辛子をつけたりしてご飯と共にいただいた。この場所でこのハイブリッドな形態はちょっと心配にもなるが、次はぜひ夜に来てジビエやコース料理を味わってみたい。(勘定は¥1,210)

 

まるとみ食堂

岐阜県加茂郡富加町羽生1470-1

※閉店されたようです(令和5年4月現在)

 

( 富加町 とみかちょう はにゅう まるとみ まるとみしょくどう ランチ ジビエ料理 煮込み フレンチ 焼肉 ホルモン )

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