ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

5 Classic Albums / Parliament

2022年09月05日 | ソウル・ファンク・R&B

5 Classic Albums / Parliament (2016)

泣く子も黙って踊り出すジョージ・クリントン(George Clinton)総帥率いるパーラメント(Parliament)。その絶頂期のアルバムが入った簡易ジャケット5枚組。以前から「Original Album」シリーズが好きで集めているが、これも同趣向の企画盤。収録されているのは以下のスタジオ・アルバム5枚。

・Mothership Connection (1975)
・The Clones Of Dr. Funkenstein (1976)
・Funkentelechy Vs. The Placebo Syndrome (1977)
・Motor Booty Affair (1978)
・GloryHallaStoopid (Pin The Tale On The Funky) (1979)

当時の熱が一番伝わり易い名ライヴ盤「Live (P.Funk Earth Tour)」(1977)こそ入っていないが、どれを取っても最高な、しかもジョージ・クリントンならではのファンク(=P-Funk!)が楽しめる。特にはっきりとした区別を付けている訳ではないが、自分は「Funkadelic」名義の作品よりパーラメント名義のこれらのアルバムの方が好み。とはいえ、ハイどうぞって聴かされたらどっちがどっちなんて当てられないんだろうなァ(笑)。それでも後半の3枚はしっかりアルバムとして聴くのは初めてだったので嬉しい。

メンバーが多いし、残っている当時の映像を観てもステージ上は混沌としているので、音楽的に誰がどんなプレイをしていたかというのは分かりにくい。それは各アルバムでも変わらない。もちろん、そのごった煮感が彼らの神髄でもあるのだが。それぞれのアルバムにコンセプトがあり、中心になるキャラクターが創造されている。そういう世界観がもっとこちらに響いてくると楽しいんだろうが、いかんせん文化的にも言語的にも遠い存在で、音で楽しむぐらいしか出来ないのが悔しい。さて今日の1枚はどれにしようか。

amazonにて購入(¥1,920)

  • Label ‏ : ‎ Imports
  • ASIN ‏ : ‎ B01G4NYC4G
  • Disc ‏ : ‎ 5
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やぶ松 @名古屋市中区・丸の内

2022年09月05日 | 名古屋(中区)

土日祝日休みなのでなかなか伺う機会が作れなかった丸の内の蕎麦屋「やぶ松」(”ぶ”は変体仮名)。やっと機会が出来たので勇んで店へ。暖簾をくぐると店内はテーブル席が並ぶ、いかにも蕎麦屋という佇まい。各テーブルには灰皿も置いてある。昼はミニ丼なんかもあって迷う。用事は終わっていたのであれば酒でもと思ったが、品書きにつまみになるような一品物が見つからず、結局給仕の女性にお願いしたのは「あいのり」。注文した後に、わざわざ額に入った”車海老”の文字を見付けて「海老にすればよかったか…」なんて相変わらずの”これも喰いたいあれも喰いたい病”。ま、そんなことを考えているのも楽しいものだ。

しばらくして銘の入った木の盆にのった「あいのり」が運ばれた。何も訊かれなかったが麺はそばときしめん。2つに分かれた塗りの蒸籠に盛られていて、両方に刻み海苔が振られている。細かい刻みネギとわさびは別皿に。最初から徳利に入った蕎麦湯も付けられている。さっそく蕎麦から手繰っていく。丸っこい感じのそば切り。つけ汁にちょこんと浸けて啜るもつゆはちょっと薄め。次はどっぷりと浸して食べてみるがあまり印象は変わらない。ざるの時はもう少し濃さが欲しいところ。次は白っぽい麺肌のきしめん。これも麺はなかなかいい感じ。でも同じつゆなので薄めなことに変わりはない。麺を手繰り終わっても蕎麦湯を注ぐほどでなく、そのまま飲めてしまうぐらいだった。次は車海老(だろう)を使った「天丼」か、ここならではの「お豆腐カツ丼」にしてみようかな。(勘定は¥850)

 

 

生そば やぶ松

愛知県名古屋市中区丸の内1-10-17

 

( 名古屋 なごや やぶしょう 蕎麦 そば そばきり 生蕎麦 きしめん 丼物 みそ煮込み 相盛り )

コメント (2)
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