ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Bad Witch / Nine Inch Nails

2022年09月20日 | オルタナティヴ・ロック

Bad Witch / Nine Inch Nails (2018)

2018年に発売されたナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)の9枚目のスタジオ・アルバム。前作、前々作はEPで、本来はこれと合わせて3部作になるはずだったらしいが、最終的にアルバムとして発表された。それでも全部で30分程度なのでEPとして扱っても何ら差し支えないように思うが…(←どうもEPだと扱いが低いのでそうしたようだ)。もちろん相変わらずのトレント・レズナー(Trent Reznor)とアティカス・ロス(Atticus Ross)の2人体制。この2人余程ウマが合うのか、ずっと体制が変わらない。自分としてはちょっと面白味に欠ける気もしているんだけれど…。

彼らの特徴である不穏な音作りはそのまま、サックスなどが入ってやや雰囲気が違う曲も収録されている。自分がナイン・インチ・ネイルズが好きになったのは、ある種80年代のエレクトリック・ポップの雰囲気が感じられたことが大きい。それからオルタナティヴ全盛になってハードな部分が強調され、それが当時の自分の興味(趣味)と合致して長いこと追っかけるようになった。ところがバンドとしては離合集散を繰り返し、2010年頃からは様々なプロジェクトや映画音楽に関わるようになり、アーティスティックな部分が前面に出てバンドらしさが減衰してしまったので自分の興味も薄れてしまった(という割にはまだ付き合っているが)。またライヴをやり始めているようなので今後の展開は分からないが、年齢を重ねたトレントがどうなっていくのか…。という話ぐらいしか出来ないほど、このアルバムはあまり心に響いてこなかった。

中古店にて購入(¥980)

  • Label ‏ : ‎ Capitol
  • ASIN ‏ : ‎ B07CV8R349
  • Disc ‏ : ‎ 1
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豆灼 @岐阜県多治見市

2022年09月20日 | 岐阜県(東濃)

雨の岐阜県多治見市。「中華天国」で昼食を摂った後、銀座商店街を歩く(写真下)。しかし開いている店がひとつも無い。前は日曜もやっていた(はずの)喫茶「モリタ」や、おもちゃ屋さんも閉まっていた。人は1人も歩いていない。広小路に出る。以前に寄った「天八鮓」の向かいにある自家焙煎コーヒーの「豆灼(まめや)」に入ってみた。手前には焙煎機とコーヒー豆の売場、奥には喫茶室がある。主人1人でやっていらっしゃるようだ。アールデコっぽいペンダント・ライトがぶら下がるテーブル席に座ってメニューを眺め、「モカシダモ」(エチオピア産)をお願いしてみた。「ちょっとアメリカンっぽいですよ。」と主人。軽めの味わいなのだろうか。壁に掛かった沢山の鳩時計や振り子時計(どれも12時で未稼働)を眺めながら、出来上がりを待つ。

ペーパードリップで淹れられた「モカシダモ」は、白いカップとソーサーで供された。たっぷりの量が入っている。小皿に一口チョコレートと煎った皮付きのピーナツが付いている。やや酸味を感じる味わいのコーヒーで、焙煎香は弱め。すっきりとした味わいですーっと飲める感じ。壁に掛けられた豆で描かれた世界地図なんかを眺めながら、ゆっくりと味わった。帰りにコーヒー豆を買って帰ろうかと迷ったが、ちょうど少し前に別の店で仕入れたばかりだったので今回は見送った。次は是非。(勘定は¥450)

 

 


 

↓ 以前にも増して閑散としている日曜昼の「多治見銀座商店街」。

 


 

自家焙煎 豆灼

岐阜県多治見市広小路4-37

 

( 多治見 たじみ まめや 喫茶 喫茶店 純喫茶 珈琲 コーヒー 広小路商店街 多治見銀座商店街 )

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