ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

八栄亭 @神戸市中央区・三宮

2015年08月10日 | 兵庫県

三宮の焼き鳥屋「八栄亭(やえいてい)」。新開地にある「八栄亭」の暖簾分けになるのかな?こちらの店も「初代大正時代から受け継いだたれ」と標榜しているので、きっとそうなんだろう。そちらは大正元年(1912)の創業。「元祖 やき鳥」と書かれた暖簾をくぐって店の中へ。カウンターだけに見えたが、2階もあるようだ。意外にも店員は若い人ばかりだった。品書きを眺める。当たり前だが焼き鳥中心なので、品数は多くない。まず燗酒を注文。銘柄は「白鹿」。こちらの焼き鳥は1人前4本づつらしいので、控えめに「しんぞう」と「くびみ」を注文。チロリで出てきた酒をいただきながら焼き上がりを待つ。

しばらくしてまず「しんぞう」が出来あがった。とろっとした食感で旨い。受け継がれたというたれはサラッとしていて甘過ぎず、とてもいい塩梅。自分はどちらかと言うと焼鳥は「たれ」のほうが好き。ただあまり甘味が強いとどれも同じ味になってしまってなかなか難しい。こちらのたれは絶妙だった。しばらくして「くびみ」も出来あがった。こちらは歯応えがあり、噛む度にたれと肉の味が滲み出てくる感じ。どちらの串も刺してある部位は小さいので、あっという間に8本食べてしまった。もう少しと思ったが、ハシゴで結構酔っている。ひとりいい気分で外に出た。怪しいネオンの店の集まる界隈を通り過ぎようとすると、同じホテルに泊まっている、怪しい店を探していた同行者(笑)に大声で名前を呼ばれてビックリ。知らない土地で自分の名前を呼ばれると焦ります(笑)。(勘定は¥1,800程)

 

 ↓ 早起き近代建築散歩シリーズその3(その1はこちら、その2はこちら)。「神戸市立博物館(旧・横浜正金銀行神戸支店)」(昭和10年・1935・建造 ※国登録有形文化財)と、道路の反対側にあるかっこいい電話ボックス。このデザイン何か歴史があるものなのだろうか。

 ↓ 「日本真珠会館」(昭和27年・1952・建造 ※国登録有形文化財)。戦後建築の傑作で、当時最新鋭の設備が盛り込まれたビルだが、老朽化により建て替えが決定しているとか。

 

元祖 やき鳥 三宮 八栄亭 (やえいてい) 

兵庫県神戸市中央区中山手通1-9-4

( 三宮 三ノ宮 焼き鳥 焼鳥 やきとり やえいてい 八榮亭 八栄亭三宮店 )


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