ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

西川家 @愛知県北名古屋市

2024年01月29日 | 愛知県(尾張)

愛知県北名古屋市のうどん屋「西川家」へ。昭和時代に中部地方に居た人ならこの屋号の「〽うどーんすきぃのにしかわやっ!」というテレビCMを見た記憶がある人も多いはず。かつては何軒も暖簾分けした店があったと思うが、調べてみたら今はもうここぐらいか(春日井にもう1軒同じ屋号の店があるが繋がりは不明)。道を挟んだ駐車場にバイクを停め、道を渡る。暖簾に確かに見覚えのあるマークがあった。こちらは創業して60年だそう。店内はテーブル席と小上がり席が沢山。間口は広くないが奥に長い。手前のテーブル席に腰掛け品書きを眺める。そこから見える調理場の主人と給仕の女将さんは思ったより若いので代替わりしているのかな。お願いしたのは「きしめん」。

しばらくして盆にのった「きしめん」がとん水、れんげと一緒に供された。刻みネギは別皿に。水面には刻み揚げ、かまぼこ、かいわれ大根、花鰹。麺は細めの薄ひらタイプ。それでも”やわ”ではなく、しっかりとした口当たりでいい感じ。旨い。黒い色の鉢なのでつゆの色は分かりづらいがすっきりとしていて甘味は控えめ。普段は使わないが、とん水に刻みネギをたっぷりと盛って、きしめんとつゆを足して食べたりしてみた。外は空気が冷たく、体の芯から冷えていたので温かいつゆが滲み渡る。次は丼物とのセットか「みそ煮込みうどん」にしてみようかな。(勘定は¥693)

 


 

↓ 六ツ師南屋敷にある「旧・加藤家住宅」(明治初期建造)。地元の素封家で約370坪の敷地に離れや茶室、土蔵があり、それぞれが国の登録有形文化財に指定されている。公開されていると知って調べて訪れたのに、この日は閉まっていて敷地内には入ることが出来なかった。

 

 


 

 

麺処 西川家

愛知県北名古屋市熊之庄八幡194

 

( 北名古屋 きたなごや 師勝 しかつ にしかわや 西川家師勝店 うどん きしめん 蕎麦 そば 定食 味噌煮込うどん みそにこみうどん )


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