久しぶりに東陽通近くの麺類食堂、創業明治25年頃(1892)という歴史ある「桔梗常」へ。到着したのはちょうど昼の時間。暖簾をくぐると洗い出しの土間のテーブル席や小上がり席にはサラリーマンと思しき客が沢山。店内には渋い金文字看板が掲げてあるが、その横のテーブル席だけ空いていたので素早く腰掛けた。ご高齢の女将さんに「カレーライス」をお願いする。
しばらくしてとても古い木の盆にのった「カレーライス」が運ばれた。紙ナプキン巻のスプーン、らっきょう、お冷ものせられている。「カレーライス」はクラシックな楕円の深皿にたっぷり。これだけの量は予想していなかった。食べ切れるかな…。具材は豚バラ肉と玉ねぎのみ。早速スプーンをいれていく。とろみのあるカレーは最初そう辛くないナと食べ進んだのだが、後から辛さがしっかりとやってくる。特に複雑な味わいのカレーではないのだが、後を引く旨さ。途中で少し味を変えようと卓上のソースをたらしたのだが思いのほか出てしまい、慌ててソース部分を口に入れる(全体的に味を変えてしまうのは嫌なので)。心配したけれど、汗だくになりながらも(笑)全部食べ切った。こちらではうどんでもよくカレーが出るみたいだが、なるほどいい感じのカレー。次は「カツカレー」を頼んでしまいそう。(勘定は¥550)
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和食・めん類 桔梗常 (ききょうつね)
愛知県名古屋市中区栄5-19-27
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