勇壮な”火祭”で有名な岐阜市の「手力雄神社」(てぢからおじんじゃ)に行った時に、通り沿いで見つけた手作りプリンの「輝菜(こうさい)」。外観は完全に普通の民家でちょっと躊躇するが、看板を辿って駐車場から奥へ入って行くと小さな販売所があった(写真下)。オープンしてから10年程経つようだ。誰も居ないので声を掛けると宅の方から年配の女性主人が出ていらした。こちらには珍しい「ピーマン」や「人参」などの野菜を使ったプリンもあったが、初訪なので「プレーン」を嫁の分と2つお願いする。少量なのに小銭を用意してこなかった無作法を詫びると、主人は「何を仰いますやら。」と優しいお言葉と共に宅からおつりの札を持って来てくれた。
家に帰って嫁といただく。嫁はプラカップのまま。自分は軟らかそうで上手く出来るか分からなかったが皿にあけてみた。垂井の「慈鶏園」の赤玉有精卵を使ったというプリンは軟らかめで、皿にあけるとやはり崩れそうになるくらいプルプル。スプーンですくってもこぼれ落ちそうになる。さらっとしたカラメルソースがプリンの脇に溜まるくらいたっぷりとかかっているが、食べた感じは軽くて思いの外あっさり。自分は苦いコーヒーと一緒にプリンを食べるのが好きなので、最近目から鱗が落ちた元ワールド・バリスタ・チャンピオンの淹れ方(※)でコーヒーを淹れて、美味しくいただいた。次は野菜のやつを買って帰ろう。(勘定は¥300/個)
(※ 紙フィルターにもお湯を落とす、蒸らしの最中に動かす、最後まで落とし切る etc...)
手作りぷりん 輝菜 (こうさい)
岐阜県岐阜市蔵前6-4-6
( 岐阜 ぎふ プリン 手作りプリン こうさい てじからおおじんじゃ 持ち帰り テイクアウト ワールドバリスタチャンピオンシップ WBC 井崎英典 )
>そんなところに
私もびっくりしましたが、周辺はあまり商店も多くないので逆に看板が目立っていました。
>閉店
本当に閉店の話が多いですね。特に会社経営の店はどうしても早い判断が必要ですから、まだまだこれからもそんな店が続出しそうです。