ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Road Rock V 1: Friends & Relatives / Neil Young

2023年02月16日 | クラシック・ロック

Road Rock V 1: Friends & Relatives / Neil Young (2000)

2000年に発表されたニール・ヤング(Neil Yonng)のライヴ音源。メンバーはいつものクレイジー・ホース(Crazy Horse)ではなく、”Friends & Relatives”とある通り、ニールの家族と友人という括りでのライヴだったらしい。”V1”というのはVolume 1という事だと思うが、自分の知る限りV2は発表されていない様子。クレジットにある女性バッキング・ヴォーカルのペギ・ヤング(Pegi Young)は妻、アストリッド・ヤング(Astrid Young)は異母姉だとのこと。同時に映像も発表されたそうなのだが(自分は未試聴)、そちらはコロラドの有名な会場「Red Rocks Amphitheater 」で収録された映像だとのこと(←そっちを聞きたかったな)。CDは色々な会場の録音らしいので、この面々でツアーをやったということなのだろうか。

ゲストにクリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)や、MG’sのダック・ダン(Donald "Duck" Dunn)がクレジットされていたので購入したのだが、何でだろう、音の抜けがあまり良くなくダンゴになって聴こえるところもあってあまり優秀な録音とは言えない。ニールのことだからわざとそういう音にしている可能性も無きにしも非ずだが。バッキングの女性らは家族だから仕方がないとはいえ(プロフェッショナルではあるらしいが)正直言って上手いとは言えず、あまりニールの音楽に寄与しているとは言い難いかな。演奏は良く言えばゆったり、その実は何となくモッタリ。観衆の反応共々リラックスした雰囲気は感じ取れる。肝心のクリッシーだがディランの「All Along The Watchtower」で共演。ここでも正直息の合ったとは言い難い演奏内容。リリースされた意図は何だったのかな。

中古店にて購入(¥500)

  • レーベル ‏ : ‎ Reprise / Wea
  • ASIN ‏ : ‎ B000051W6S
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

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