以前に嫁と行って大満足で帰ってきた「かどふく新守山店」へ単独で再訪。用事終わりだったので、夜営業開始の時間に店へ。幅広きしめんで名前が挙がることが多い店だけれど、前回店に入るとかなり「蕎麦押し」な印象を受けたので、気になって仕方がなかった。幟(のぼり)も立ててあるし、店先にも「長野県産そば粉100%使用して手打してます」と出ている。腰を下ろして給仕の年輩の男性(主人?)に「ざるそば」と、前回その充実ぶりに感激した「ミニ親子丼」を頼むも…その男性に「アウトッ!」って言われてしまった。売り切れという意味だとは思うがアウトって…(苦笑)。ちょうど隣の席の人がその親子丼を食べていたので、ご飯でも切れたのかな?(でもまだ夜営業開始時間だ…) ま、すぐには他が思い浮かばなかったので、そばだけにしておいた。(※訂正・通し営業のようです)
信州八ヶ岳産の蕎麦粉を石臼挽きにするというそばは、最近では珍しくごついそば。切りは太目で、太さにもばらつきがある。長さも短かめ。しっかりキリッと締められていて、風味と力強さがあり、噛みしめる楽しみのある武骨なそば。最近は洗練された蕎麦切りばかり食べていたので、久しぶりにこんな野趣溢れるそばを食べた気分。つゆはやや濃いめ、甘めの東海地方タイプ。この組み合わせもなかなか面白い。あっという間に手繰り終わり、さらっとした蕎麦湯をいただいて、了。そば以外はきしめんだけで、この地方では珍しく、うどんも煮込みも無い店なので、次はこのそばを温かいつゆで食べてみたいなァと、もう次の訪問に思いを馳せて…。(勘定は¥850)
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かどふく 新守山店
愛知県名古屋市守山区鳥神町287
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