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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

井筒冨 @名古屋市中区・千代田

2022年01月24日 | 名古屋(中区 老舗)

千代田であるうどん屋へ行くも長期休業中とのこと。そこで近くの創業が大正2年(1913)というから100年以上もの歴史がある麺処「井筒冨」へ。元々は東区で創業し、上前津を経て昭和28年からこちらで営業されているそうで、現在4代目だとか。軽く腹に入れたいナと暖簾をくぐって中に入ると、間口は狭いが奥に深い店舗。テーブル席に腰掛け、品書きから「おろしたぬき」を選ぶ。麺はどれにも出来るということなので「きしめんで、冷たいの」とお願いした。

あっという間に出てきた「おろしたぬき」はきしめんの上に大根おろし、山菜、揚げ玉がのっている。つゆは濃いが甘味があってまろやかな口当たり。”ころ”を注文した訳ではないがつゆの量は多くない(←”ころ”と”冷たいの”は同義とは限りません)。きしめんを手繰っていく。幅や厚さは標準的。麺はかなり軟らかめ。いつもこうなのかは知らないが、自分にはちょっと緩すぎるかな。ザクザクの食感の揚げ玉がいいかんじ。つゆに揚げ玉の油が混ざっていき、だんだん味が変わってくるのもいい。スルスルっといただいて勘定してもらう。次は丼物にしてみよう。(勘定は¥800)

 

 


 

↓ コーヒー豆を買いに行った創業して66年という卸売の「カワチ珈琲商会」。喫茶店の看板で名前を見たことがある人も多いだろう。駐車場内に販売所があるのだが(写真下1枚目)棚に豆が全く無い。「あれ?」と思っていると店の方が出てきて「今日で廃業することになったんです。」とのこと(驚)。卸業を廃業するのか、この販売所を廃業するのか訊かなかったが、「せっかく来ていただいたのに…。」とカレンダーだけ下さった。

 

 

 


 

 

めん処 井筒冨

愛知県名古屋市中区千代田3-33-13

 

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文福 @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2022年01月23日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市鷺山にある中華料理店「文福」へ。創業は昭和46年(1971)とのこと。この辺りを初めて自転車で流したが、東西に自転車1台分(つまりひと1人分)しかない細い路地が家毎に沢山走っていて面白い。こんなだとは知らなかった。いつ頃こういう区割りになったんだろう。この店も車で行くと通り抜けるのに苦労するような路地にあり、幹線道路からは全然分からない場所にある。店に到着すると沢山の自転車が停められていた。中に入ると赤いテーブル席が5つ程あり、カウンター席も少し。高齢のご夫婦でやっていらっしゃるようだ。先客はご近所の(と思われる)年配女性らをはじめ、3組ほど居て賑わっていた。壁に貼られた品書きから「チャーハン」と「ギョーザ」を選んで女将さんにお願いすいる。

出てきた「チャーハン」はたっぷりの量。紅生姜が添えてある。ハム、ネギ、玉子と具材はシンプルだけれど沢山入っていて、味付けはややしっかりめ。ふわっとした口当たりで旨い。中華なのにスープではなく味噌汁付き。角切りの大根と揚げが入っている合わせ味噌の味噌汁。これがまた旨い。後から出た「ギョーザ」は平皿に7つ。ぷるんとした薄皮でしっかりと焼き目が付いている。肉の詰まった餡がいい感じ。これで瓶ビールを呑んでいる客が羨ましいなァ。うちの近くにもこんな店があればいいのに。(勘定は¥930)

この後の記事はこちら (2

 

中華料理 文福

岐阜県岐阜市鷺山清洲町1769−41

※令和6年9月、店舗での営業を終了し、予約販売のみとなったようです

 

( 岐阜 ぎふ ぶんぷく 中華 ラーメン 餃子 ぎょうざ 炒飯 中華料理 中国料理  閉店 予約販売 通販 )

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Let The 70's Die / Variuos Artists

2022年01月22日 | ロック(日本)

Let The 70's Die / Variuos Artists (1992)

中学生の頃に愛読していた音楽誌「ロッキング・オン」の渋谷陽一氏が監修したという日本のロックの編集盤。発売は1992年。以前にはっぴいえんどの記事を書いた時に触れたが、学生の時にレンタルCDで借りて、カセットテープにダビングしてよく聴いた思い出の作品。あれまた聞きたいナと思い始めてしまったら、やっぱり探してポチッとしてしまっていた(笑)。収録アーティストと曲は以下の通り。

01. 銀色のグラス (ザ・ゴールデン・カップス)
02. 本牧ブルース (ザ・ゴールデン・カップス)
03. 朝まで待てない (モップス)
04. 御意見無用~いいじゃないか (モップス)
05. からっぽの世界 (ジャックス)
06. ラヴ・ジェネレーション (ジャックス)
07. 塀の上で (はちみつぱい)
08. センチメンタル通り (はちみつぱい)
09. はいからはくち (はっぴいえんど)
10. 春よ来い (はっぴいえんど)
11. 塀までひとっとび (サディスティック・ミカ・バンド)
12. タイムマシンにおねがい (サディスティック・ミカ・バンド)
13. おそうじオバチャン (憂歌団)
14. 嫌んなった (憂歌団)
15. 春のからっ風 (泉谷しげる)
16. 翼なき野郎ども (泉谷しげる)
17. 雨あがりの夜空に (RCサクセション)
18. スローバラード (RCサクセション)

やっぱりスゴイこの面子と曲群。若い頃の自分にとってはほぼ全部の曲が自分の時代よりも前の曲ばかり。ま、どれも定番といえば定番な選曲だが、03はよりロックな再録ヴァージョンを収録していたり、泉谷しげるもこの当時Loserとのライヴで好評だった15を選んでいたりと素晴らしい曲が目白押し。自分がジャックスの放送禁止曲05を初めて聴いたのもこのCDだったと記憶する。ビート・グループからサイケデリック・ロック、カントリー・ロック、グラム・ロック、ニュー・ウェーヴと、日本のロック史を辿る聴き方も出来る。ここに収録されている曲、どれもタイプは違うが全部好きだ。若い頃に聴いた曲の影響力って凄い。中古だと思って買った盤も未開封新品だったし、大満足。

ネットにて購入(¥698)

  • レーベル ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B000UV2KA2
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

 

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かめや @愛知県岩倉市

2022年01月22日 | 愛知県(尾張・老舗)

愛知県岩倉市にある創業明治で現在5代目だという和菓子屋「かめや」へ。この辺りに土地勘は全く無いが、付近の道路は狭く車1台がやっと。地図アプリが無いと辿り着けなァl。いくつか商店が見られるところからするとこの通りが旧街道だったのだろう。横にある駐車場に車を停めて店内へ。店は改装したばかりのように見えて真新しい。和菓子はひと通り揃っているが、こちらに来た目当ては「岩倉とうふ」と呼ばれる名物菓子。味は「ごま」と「くり」があったので両方。そして妻の好きな黒糖の饅頭「かめまん」を購入した。

 (HPより)

「岩倉とうふ」はまるで洋菓子のスポンジ生地のように見える四角い菓子。包みを開けると豆乳の香りがふわっと香る。生地の真ん中に練りの強い餡が挟んであって、その餡がごま風味になっている。優しい味の生地に挟まれて旨い。緑茶でいただいたが、見た目と同様に味も洋菓子っぽさがあるのでコーヒーでも良かったかもしれない。「くり」の方は基本のごまと比べると餡が少し軟らかめ。「かめまん」は硬めの皮の中にこしあん。黒糖の香ばしい味と香りがいい感じ。これも旨かった。(勘定は¥980)

 

御菓子所 かめや

愛知県岩倉市本町宮東38

 

( 岩倉 いわくら 亀屋 かめや 和菓子 御菓子司 いわくらとうふ 岩倉豆腐 饅頭 黒糖饅頭 )

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ハニーコルシカ @岐阜県安八郡神戸町

2022年01月21日 | 岐阜県(西濃)

バイクで岐阜県の神戸町(ごうどちょう)近辺を走っていて、コーヒーでも飲もうと寄ったのはスマホで地図アプリを見ていた時に名前だけで選んだ(笑)「ハニーコルシカ」。店は養老鉄道の「広神戸駅(ひろごうどえき)」の駅前の通りにある。通りに商店は少ないが、かつては沢山並んでいたのかなという雰囲気が少し残っている。店の裏手に駐車場があったのでそちらにバイクを停めた。裏からも店内に入れるようだが、常連でもないので表に回って正面の入口から店内へ。店内はテーブルが10卓ほどもあって、ガラスの凝ったペンダントライトが下がり、赤いベロアのソファーが並んでいる。年季が入っていて修復の跡も。やっていらっしゃるのは年配の女性。主人だろうか。先客は地元の常連男性客ばかり。みんんな顔見知りのようで、まるで集会所みたく使われている。入口近くの席に腰掛け「ブレンドコーヒー」をお願いした。

すぐに何も言わずともモーニングのセットが用意された。時間を見るとまだ10時台。もれなく付いてくるようだ。朝はしっかり食べていなかったので遠慮なくいただく。モーニング・サービスは木製のプレートにのったサンドイッチと茹で玉子。コーヒー・カップもそのプレートにのるようになっている。コーヒーは少し酸味のあるあっさりとしたタイプ。サンドイッチは玉子にキュウリにハムと、サービスとしては申し訳ないくらい立派なもの。玉子は少し塩を振っていただいた。さて、もうひとっ走りと席を立って勘定してもらうと、びっくりするような安い値段。(勘定は¥360!)

 

 

ハニーコルシカ

岐阜県安八郡神戸町神戸472-7

 

( 神戸町 ごうどちょう 喫茶 純喫茶 モーニング モーニングサービス 珈琲 コーヒー サンドイッチ サンドウィッチ )

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若葉 @名古屋市千種区・上野 (※閉店)

2022年01月20日 | 名古屋(千種区・守山区)

ずっと気になっていたけれど最寄駅が遠く、店前の駐車場も狭いのでなかなか寄る機会がなかった千種区上野の「レストハウス若葉」。ある日に近くに居たので思い切って車を店前に突っ込んでみた。自分の車だとお尻が少し歩道に出てしまっている。営業している日でも現役感が乏しい店構え。店先のショーケースも枯れ気味。店内はクラシックなレースのカーテンに壁掛照明の昭和喫茶風情。コーヒーカウンターもある。テーブルは5つ程。石油ストーブが焚かれていた。やっていらっしゃるのはご高齢の女将さんと娘さんかな。メニューには看板にあったとんかつをはじめ、カレー、ハンバーグ、スパゲティー、丼物などがある。中から”インディアン”とか”カレースパゲティ”という名前でなかったので気になった「スパカレー」をお願いしてみた。調理は女将さんが奥でやっているようだ。

しばらくして深めの平皿に盛られて「スパカレー」が登場。カレーライスのようにスパゲティーの片側にカレーがかけられていて紅生姜が添えてある。カレーの色は黄色く、具材は肉片や玉ねぎがちらほら。色が黄色いので名古屋特有のカレーうどんにかかっているような味を想像したが、これがやけにスパイシー。辛さというよりはスパイスの香りが突出した、こういう店ではかなり珍しいタイプ。粉感も少しあるので手作りされているものだろう。さすが外看板に”カレー”と出ているだけある。スパゲティーは通常より細く”スパゲッティーニ”ぐらい。食感からするとたぶん茹で置いたものかな。クセになりそうな不思議な旨さ。これはライスでも食べてみたいなァ。バスマティライスでも合いそうだ。俄然こちらの他のメニューが気になってきた。次は「カツライス」「オムライス」か、このカレーと同じなら「カツカレー」も食べてみたい。(勘定は¥550)

 

 

レストハウス 若葉

愛知県名古屋市千種区上野3-11-17

※閉店されたようです(令和6年7月現在)

 

( 名古屋 なごや わかば レストハウス若葉 洋食 とんかつ カレー 喫茶 コーヒー 味の店 閉店 廃業 )

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Larks' Tongues In Aspic / King Crimson

2022年01月19日 | プログレッシヴ・ロック

Larks' Tongues In Aspic / King Crimson (1973)

以前から気にはなっていたが、とうとう集め始めてしまったキング・クリムゾンのオリジナル・アルバム。既に評価が定着しているバンドなのでキャリアの中から名盤と呼ばれるものから集めて行くことに(※ちなみに昨年のライヴ体験のずっと前の話)。「Discipline」に続いて今回購入したのは1973年発売の5枚目のオリジナル・アルバム「Larks' Tongues In Aspic(邦題:太陽と戦慄)」。72年の解散後、ロバート・フリップ(Robert Fripp)による新編成での作品で、クリムゾンを語る上で必ず出てくる人気のアルバムだ。

3分もの長いイントロの末にへヴィーなロバート・フリップの不穏なギターがじわじわと表出してくるタイトル・トラック(パート1)は、パート2と同様その後の彼らのライヴでも数多く取り上げられる代表曲のひとつ。どちらもインストで歌詞は無いが、演奏はノイジーでフリーキーなので自分にもとっつき易い(←どちらかというと静か過ぎる進行が苦手)。キング・クリムゾンが語られるとき、よく”へヴィー・メタル”という文言が出てきて最初は「?」という感じだったが、音楽性は別として確かにそう表現するしかない硬質でハードなギターの音。70年代の初めにしてすでにこのへヴィーさだったか。カッコイイ。だんだんキング・クリムゾンの世界観に慣れてくると、どうしてこのバンドが今も多くのファンを惹き付けているのか、やっと分かってきた気がする。泥沼に足を…。

amazonにて購入(¥501)

  • Label‏ : ‎ E.G. Records
  • ASIN ‏ : ‎ B000003S0I
  • Disc ‏ : ‎ 1
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まるとみ食堂 @岐阜県加茂郡富加町 (※閉店)

2022年01月19日 | 岐阜県(中濃)

岐阜県富加町の長良川鉄道「富加駅」前の通りに出来た新しい店「まるとみ食堂」へ。かつては小さいながらも商店街だったこの通りも、近くにバイパスが出来たことで交通量は減っていて店も少なくなっているようだ。道路を挟んだ向かい側にある駐車場に車を停めて店のドアを開ける。広いフロアーの店内はレストランらしくない造りなので居抜きだろう。テーブルは5つ程。こちらを知ったのは”ジビエ”というキーワードからだった。シェフはフレンチからの転身だそう。常に提供している訳ではなさそうだが、予約すれば野鳥や鹿がいただけるようだ。ランチは定食が中心で、焼肉、煮込、ホルモン料理などがある。この日選んだのは「牛煮込み定食(みそ)」。厨房は奥なので調理の様子は見えない。

まずは前菜として「薄造りホタテカルパッチョ風」が供された。平皿にルッコラなどの緑やグレープフルーツと共に盛られていて玉ねぎドレッシング、粒マスタードが添えてある。洒落た盛り付けで、とても”定食”という感じではなくビックリ(笑)。でもナイフやフォークは用意されていないので箸でいただく。用意されたご飯は大きめの飯碗にたっぷりとミスマッチ。メイン(?)の煮込みも、給仕の女性が「味噌煮込みでーす。」と言いながら平皿を置いていったが(笑)、刻みネギののった3つの大きい煮込み肉と共に小皿に入ったスプラウトと、”食堂””定食””飯碗””味噌煮込み”というワードと全然イメージが違うのが面白い。フレンチと定食屋と焼肉屋の融合(笑)。煮込みはいわゆるどて煮になっていて、濃い味噌で甘めの味付け。肉質が良く、軟らかく煮こまれていて旨い。少し辛子をつけたりしてご飯と共にいただいた。この場所でこのハイブリッドな形態はちょっと心配にもなるが、次はぜひ夜に来てジビエやコース料理を味わってみたい。(勘定は¥1,210)

 

まるとみ食堂

岐阜県加茂郡富加町羽生1470-1

※閉店されたようです(令和5年4月現在)

 

( 富加町 とみかちょう はにゅう まるとみ まるとみしょくどう ランチ ジビエ料理 煮込み フレンチ 焼肉 ホルモン )

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一銭洋食じゅん @岐阜県岐阜市

2022年01月18日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の福光で、ある食堂に行くも残念ながら入口に臨時休業の貼紙が。ちょうど女将さんが外から帰って来て「ごめんねー。」と。そこで前から行こう行こうと思っていた柳ヶ瀬から移転した「一銭洋食じゅん」へ。自転車で店の前まで来ると回転灯がくるくると回っていた(この地方では”営業中”の意)。引き戸を開けようとするも開かない。あれ、まだ始まっていなかったかとごちゃごちゃやっていたら反対側がスーッと開いて主人が「?」という顔を。開ける方を間違っていただけだった…(恥)。赤面しながら中に入ると鉄板のある焼き台の横に3席ほど座れる場所がある。「食べていかれますか?」と訊かれたので「ハイ」と座らせてもらった。久しぶりに顔を見る高齢のご夫婦。お元気そうでなにより。「ミックス」をお願いした。お2人での調理が始まる。この地方では定番の重ね焼き。女将さんが薄く生地を敷き、その上から具材がのせられる。ネギがたっぷり。薄焼きで、主人によってヘラで念入りにペタンペタンと押され、時々ヘラの角で穴を開けて火を通していく。焼き上がるとさらっとしたソースが塗られて半分折りに。「おまちどうさま。」と平皿で供された。

「ミックス」なので豚肉と玉子入り。やや硬めに焼かれた生地は香ばしく、中はネギの風味が強くて旨い。柳ヶ瀬以来なので久しぶり。女将さんに「こういうお好み焼きは初めて?」と訊かれたので「柳ヶ瀬以来です。」と返事したら、「柳ヶ瀬でも来てくれとったんかねー!」とたいそう喜んで下さった。あちらはコロナ禍で出前(主にスナックやクラブ)が無くなり、家賃も高いのでこちらに移ってのんびりやることにしたのだそう。ここは元呉服屋だったのだとか(確かにその名残りが棚にある)。少し柳ヶ瀬界隈の昔話をして、勘定してもらって辞去しようとすると、自分なんか小柳町の店も数回しか行ったことないのに外にまで出てきて見送って下さった。次は「焼きそば」を食べに行こう。(勘定は¥500)

移転前の記事はこちら

 


 

↓ 福光の住宅街の中にあった日本家屋(建築詳細不明・場所失念)。客間と思われる洋館がくっついている典型的なタイプ。こういう洋館は必ず家屋に向かって右側にある。植込みの上から写真を撮ろうと思ったが、これ以上やると盗撮だ(笑)。

 

 


 

 

一銭洋食 じゅん

岐阜県岐阜市福光西1-2-7

 

( 岐阜 ぎふ 福光 ふくみつ いっせんようしょくじゅん お好み焼 おこのみやき ねぎ焼き ねぎ焼 移転 近代建築 )

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クルー @名古屋市中村区・中村区役所

2022年01月17日 | 名古屋(中村区・西区)

時々メディアにも取り上げられる権現通の喫茶「クルー」。表看板の”トンテキのうまい店”の文字の通り「トンテキ」で有名な店。何年か前にも来たことがあったが、ちょうどテレビ番組か何かで取り上げられた後で混雑していたので見送ってそのままになっていた。たまたま店の前の通りをバイクで走っていて「あぁ」と思いだしてハンドルを切ってみた。裏手にバイクを停めると店の付近はすでにトンテキの匂いが漂っている(笑)。店内はテーブル席が3つと壁に面した小テーブルが5つ程。やや雑然としていて広くはない。こうした店には珍しく入口に券売機があるが、トンテキのみならず食事メニューは豊富なのでボタンの数が多くて分かり辛い。はたまた女将さんに直接注文する人も居て、やや混乱気味。自分は看板メニューのトンテキ一択だったので「トンテキ・200g」と「定食セット」の2つのボタンを押して、空いていた小テーブル席に着く。券を取りに来た女将さんが着ているTシャツには”腹が減ったらうちに来い”と書かれていた(笑)。

まず運ばれたのはマカロニサラダと千切りキャベツ、それにしば漬け。「鉄板が出たらキャベツのっけてね。」と女将さん。そして湯気を出した熱々の鉄板が運び込まれた。仰せの通りキャベツをのっけてみる。ご飯は大きめの飯碗に。それに白味噌の味噌汁。楕円の深皿鉄板の上には大きくカットされたトンテキ。下にはもやしが敷いてあり、フライドポテトも一緒に入っている。もちろんニンニクの粒はゴロゴロと沢山。飯碗片手にトンテキを取り上げ口に入れる。醤油強めの甘辛の味付けでいかにもご飯が進みそう。たれの味はかなり濃いめ。旨いけれどたれでご飯を食べているようで豚肉を味わう感じではない。キャベツを入れたぐらいではマイルドにはならないくらいのインパクト。なのでどんどんご飯は減っていくが、食べ続けるとオッサンにはちょっと濃過ぎるナ。ビールがあればいいのだが…。全てを食べ終わる頃には腹がはちきれそうになった。トンテキ関連の品以外注文している人は皆無だったが「カツ丼」「オムライス」や「イタリアンスパゲティー」もあるので、(トンテキの匂いに負けなければ)次はそういうのにしてみようかな。(勘定は¥1,050)

 

喫茶&軽食 クルー

愛知県名古屋市中村区権現通4-8-2

 

( 名古屋 なごや 喫茶クルー トンテキ ポークステーキ 喫茶 定食 ランチ 丼物 メガ丼 トンテキ定食 )

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