ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

焼賣太樓 @大阪市北区・梅田

2022年09月23日 | 大阪府

大阪短期滞在。夜遅く、ホテルに帰る前に寄ったのは梅田の「焼賣太樓・桜橋店」。創業は昭和27年(1952)とのこと。実は夜7時ごろに一度寄ったのだが、その時は満席で断られてしまった。特に固執する理由は無かったが、帰り道に近くに居たので今度はどうだろうと覗いてみる。さすがにもう閉店間近の時間とあって満席ということは無かったが、1階のカウンター席には先客が2名。上階にもまだ客がいるようだ。1階のスペースは小さく、カウンター席意外にはテーブル席が2つあるだけ。「もうそろそろラストオーダーなんで焼売だけでしたら…。」と主人らしき男性。本当はこちらのもうひとつの名物らしい「グリーン炒飯」も頂きたかったが仕方がない。名物の「桜橋焼賣」(4個)と生ビールをお願いした。

すぐに生ビールが、そしてしっかり蒸し時間があってから蒸籠に入った「桜橋焼賣」が湯気を立ててやってきた。大きめの焼売はもちっとした食感。肉片も感じられる餡で玉ねぎが沢山使ってあるようだ。用意された「シュウマイタレ」はあっさりとしたもの。辛子は小袋に入ったものを使う。もちろんビールには合うわなー。主人が他の客と喋っているのを聞くともなしに聞いていると、シュウマイは全て店で手作りして毎日200個を3回用意するのだとか。凄い。4つ立て続けに口に放り込み、ビールを飲み干して勘定してもらった。次に機会があればもう少しじっくり、それに「グリーン炒飯」も是非。(勘定は¥820)

 


 

↓ 宿泊しているホテル「シタディーンなんば大阪」(「旧・松坂屋大阪店<高島屋東別館>)(昭和12年・1937・竣工)。こうして夜の照明に照らされた近代建築もオツなもの。

 

 


 

焼賣太樓 (焼売太楼)

大阪府大阪市北区梅田2-1-16

 

( 大阪 おおさか 梅田 うめだ 焼賣太樓桜橋店 焼売太楼桜橋店 しゅうまいたろう シューマイ 桜橋しゅうまい 近代建築 重要文化財 )

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金光 @岐阜県岐阜市(3)

2022年09月22日 | 岐阜県(岐阜)

酷暑の続く今年の夏、昼にサッと冷たい麺でもと寄ったのは岐阜市桜通の「金光」(訪問7月)。隣の駐車場に車を停め、暖簾をくぐる。開いたばかりの時間だったのでまだ先客はおらず。テーブル席に腰掛けて卓上のメニューを眺める。メニューが綺麗に印刷されたものに変わっていて、ちょっと品数が絞られたような気が。高齢の主人夫婦は元気そうでなにより。給仕の女将さんに「冷中華」〔ママ〕をお願いした。

しばらくして運ばれた「冷中華」は大きめの平皿に盛られていて、輪切りのきゅうり、短冊に切った赤縁のカマボコ、ハム、錦糸玉子、レタス、ミニトマト、それに紅生姜と色とりどり。もちろん皿の縁には辛子が付けられているが、マヨネーズが別添えでも付かないのはこの地方の店としては珍しいかも。麺は細縮れ麺で量はやや多め。マイルドな風味のつゆで、つゆだけを飲んでみても酢の酸味は少なくゴクゴクと飲めてしまう。色んな具材をつまんで麺と合わせながら綺麗に平らげた。次はご飯ものをいただこうっと。(勘定は¥650)

以前の記事はこちら (1)(2

この後の記事はこちら (4

 

金光 (金光食堂)

岐阜県岐阜市桜通6-24-2

 

( 岐阜 ぎふ かねみつ 金光 金光桜通 金光桜通支店 井口家 麺類食堂 大衆食堂 洋食 中華そば 丼物 ひやし中華 冷やし中華 冷し中華 )

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金城園 @名古屋市中区・新栄

2022年09月21日 | 名古屋(中区)

ある日差しの強い暑い日の午後に新栄(しんさかえ)をブラブラ。去年に店を閉めてしまったレストラン「ツル」は建て直し工事が行われていたので復活するのかも。ちょっと楽しみ。でも同じ通りの蕎麦の「石波志」には”しばらく休業”の気になる貼紙が…。代が代わって新装し蕎麦に特化した「柳屋」は中休みを取るようで入れず。コロナのせいもあってか、色々変わっていく。

夕方から用事があったのだが時間がたっぷり余っていたので、以前から気になっていた中華料理の「金城園」に寄ってみた。見ての通り看板も何も無く、営業しているのかどうかも分かり辛い。時間も昼の時分どきを過ぎていたが”営業中”の小さな札があったので中へ。店内は三角形に見える土地で狭小。奥に長く、窓際に外向きの長いカウンター席と、反対側にいくつかのテーブル席。先客はおらず、店の人も見当たらない。奥に向かって大きな声をかけても反応が無かったので、奥まで歩いていって声をかけたら女将さんが出ていらっしゃった。カウンター席に座ったのだが、誰も居ないからか「どうぞこちらへ。」とテーブル席に水が置かれた。席を代え、品書きを眺める。もう昼食は午前中に済ませていたので喉の渇きを癒やすのみ。ビールは「小びん」とだけ書かれていたが、訊いたら「中瓶」もあったのでそれと「搾菜」(ザーサイ)、「餃子」をお願いした。

まずはビール(アサヒ・スーパードライ)の中瓶が運ばれた。グイッとやってひと息つく。すぐに出ると思っていた「搾菜」が出てこない。忘れられたかなと思った頃に「餃子」が先に出てきた。薄皮で羽根付きの焼き方の餃子が7個。小皿に用意されたタレでいただく。薄めの味わいのタレを付けて口に放り込むと、少し海老の風味のある餡だった。旨い。すぐに冷たいビールで追いかける。女将さんに「搾菜は…?」と尋ねると「今、やってますけどっ。」と少々強めにたしなめられた。餃子が焼き上がるまでの繋ぎにと思ったのに…。餃子をつついていると、やっと「搾菜」が登場。小鉢に盛られていて食感も柔かく、塩辛過ぎない良い塩梅。これで最後のビールを飲み干し、勘定してもらった。この日みたいに昼に寄ることはなかなか難しいけれど、夜はやっているのかな?(勘定は¥1,200程)

 


 

↓ 以前から気になっていた錦通の車線の真ん中に点在する建造物。予想はしていたが、調べてみるとやはり地下鉄東山線の換気口のようだ。この辺りの開通は昭和35年(1960)らしいので、その頃の建造だろうか。

 

 


 

広東料理 金城園

愛知県名古屋市中区新栄2-9-1

 

( 名古屋 なごや 新栄 しんさかえ きんじょうえん 中華料理 中国料理 ギョーザ ザーサイ ギョウザ 昼呑み 昼飲み )

コメント (6)
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Bad Witch / Nine Inch Nails

2022年09月20日 | オルタナティヴ・ロック

Bad Witch / Nine Inch Nails (2018)

2018年に発売されたナイン・インチ・ネイルズ(Nine Inch Nails)の9枚目のスタジオ・アルバム。前作、前々作はEPで、本来はこれと合わせて3部作になるはずだったらしいが、最終的にアルバムとして発表された。それでも全部で30分程度なのでEPとして扱っても何ら差し支えないように思うが…(←どうもEPだと扱いが低いのでそうしたようだ)。もちろん相変わらずのトレント・レズナー(Trent Reznor)とアティカス・ロス(Atticus Ross)の2人体制。この2人余程ウマが合うのか、ずっと体制が変わらない。自分としてはちょっと面白味に欠ける気もしているんだけれど…。

彼らの特徴である不穏な音作りはそのまま、サックスなどが入ってやや雰囲気が違う曲も収録されている。自分がナイン・インチ・ネイルズが好きになったのは、ある種80年代のエレクトリック・ポップの雰囲気が感じられたことが大きい。それからオルタナティヴ全盛になってハードな部分が強調され、それが当時の自分の興味(趣味)と合致して長いこと追っかけるようになった。ところがバンドとしては離合集散を繰り返し、2010年頃からは様々なプロジェクトや映画音楽に関わるようになり、アーティスティックな部分が前面に出てバンドらしさが減衰してしまったので自分の興味も薄れてしまった(という割にはまだ付き合っているが)。またライヴをやり始めているようなので今後の展開は分からないが、年齢を重ねたトレントがどうなっていくのか…。という話ぐらいしか出来ないほど、このアルバムはあまり心に響いてこなかった。

中古店にて購入(¥980)

  • Label ‏ : ‎ Capitol
  • ASIN ‏ : ‎ B07CV8R349
  • Disc ‏ : ‎ 1
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豆灼 @岐阜県多治見市

2022年09月20日 | 岐阜県(東濃)

雨の岐阜県多治見市。「中華天国」で昼食を摂った後、銀座商店街を歩く(写真下)。しかし開いている店がひとつも無い。前は日曜もやっていた(はずの)喫茶「モリタ」や、おもちゃ屋さんも閉まっていた。人は1人も歩いていない。広小路に出る。以前に寄った「天八鮓」の向かいにある自家焙煎コーヒーの「豆灼(まめや)」に入ってみた。手前には焙煎機とコーヒー豆の売場、奥には喫茶室がある。主人1人でやっていらっしゃるようだ。アールデコっぽいペンダント・ライトがぶら下がるテーブル席に座ってメニューを眺め、「モカシダモ」(エチオピア産)をお願いしてみた。「ちょっとアメリカンっぽいですよ。」と主人。軽めの味わいなのだろうか。壁に掛かった沢山の鳩時計や振り子時計(どれも12時で未稼働)を眺めながら、出来上がりを待つ。

ペーパードリップで淹れられた「モカシダモ」は、白いカップとソーサーで供された。たっぷりの量が入っている。小皿に一口チョコレートと煎った皮付きのピーナツが付いている。やや酸味を感じる味わいのコーヒーで、焙煎香は弱め。すっきりとした味わいですーっと飲める感じ。壁に掛けられた豆で描かれた世界地図なんかを眺めながら、ゆっくりと味わった。帰りにコーヒー豆を買って帰ろうかと迷ったが、ちょうど少し前に別の店で仕入れたばかりだったので今回は見送った。次は是非。(勘定は¥450)

 

 


 

↓ 以前にも増して閑散としている日曜昼の「多治見銀座商店街」。

 


 

自家焙煎 豆灼

岐阜県多治見市広小路4-37

 

( 多治見 たじみ まめや 喫茶 喫茶店 純喫茶 珈琲 コーヒー 広小路商店街 多治見銀座商店街 )

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喫茶オランダ @大阪市浪速区・日本橋

2022年09月19日 | 大阪府

大阪短期滞在。ある日の朝のコーヒーは泊まったホテルから遠くない「喫茶オランダ」。自分は宿泊先のホテルでは朝食は摂らず、早朝営業している町の喫茶店などで摂ることがほとんど。こちらも調べておいた店で、ホテルから徒歩で数分の近さ。路地にある店は間口が狭い。外看板には排気筒で少し隠れてしまっているが”純喫茶”の文字も。中に入ると小さいテーブルが7つ程並ぶこじんまりと落ち着いた空間。年季の入ったテーブルや椅子は角が丸くなっている。創業は昭和24年(1949)だとか。2代目だという主人と奥様でやっていらっしゃるようだ。メニューに「モーニングサービス・売切れ次第終了」とある。内容は”+ミニサンド+果物”。「自家焙煎オリジナルスペシャルブレンドコーヒー」をホットでお願いした。

しばらくして洒落たカップとソーサーでコーヒーが運ばれた。スプーンやフォークも飾りが付いていて素敵。苦味と酸味がしっかりと感じられるコーヒーの味。大阪で飲むコーヒーはこういう傾向が強い気がするけどどうだろう。ミルクの入れ物も脚が付いていて可愛らしい。普段ミルクは入れないが、つい少し垂らしたくなる。ひと口サイズのスイカも付いていた。”ミニサンド”は付いていなかったが、言わないとモーニング・サービスにならないのか、それとも売り切れていたのか。ま、どのみち特に腹は減っていないので無くても構わない。朝の旨いコーヒーで充分。あちこちに貼ってあるこの店が取り上げられた新聞記事や雑誌の切り抜きを眺めながらいただく。最後にスイカをいただいて勘定してもらった。(勘定は¥380)

 

 


 

↓ 早朝の黒門市場はうどん屋が1軒開いているのみ。市場の入口近くにある「大阪日本橋キリスト教会(旧・日本自由メソヂスト教団第一教会)」(大正14年・1925・建造)。すっきりとした外観と配色で女性的な感じのする建物。中はどんなだろう。表しか見なかったが裏手にも回って見てみるんだった。

 

 

↓ 同じ通り沿いにある「酒井精肉店・日本橋店(旧・山本政商店)」(戦前建築・詳細不明)。入口付近にカラーコーンが置いてあるので現在は使われていないようだがどうだろう。元々は履物問屋の建物だったらしい。戦前の建物らしいが壁面はサイディングで囲われている。その上に茂った蔦がほぼ全面を覆って異様な姿に。

 

 


 

 

喫茶オランダ

大阪府大阪市浪速区難波中2-1-5

 

( 大阪 おおさか 日本橋 にっぽんばし 難波 なんば 喫茶店 純喫茶 珈琲 モーニング モーニングサービス 近代建築 )

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魚ぎ @岐阜県岐阜市

2022年09月18日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の玉宮町で明治の終わりから110年以上続くという魚屋「魚ぎ」。現在4代目だというこちらが最近になって”食べる水族館”と称したポップな店に改装したと知ったのは何の媒体だったか(失念)。以前から飲食出来る店舗だったのかどうかは知らないが、日曜休みなのでなかなか伺える機会が無かった。ある平日に店の近くに居たので寄ってみる。店はおよそ魚屋とは思えない雰囲気。中に入ると手前には魚が並び、奥にはカウンター席が設けてあった。メニューを眺めると、海鮮丼の他、刺身、焼魚、煮魚でそれぞれ定食があるようだ。自分は魚を扱う店が目玉として用意する人気の”海鮮丼”に全く興味が無く、あまり食べたいとは思わないので、ここでも「本日の煮魚定食」を選んだ。主人が教えてくれた本日の魚は”イサキ””とびうお”、そして”天然ひらめ”。中から選んだのは「天然ひらめ」。主人がフライパンに張った煮汁の中に小さめの切り身を投入。強い火で煮込み始めた。

煮魚の調理の間に御母堂だろうか年配の女性がご飯などを用意している。そして「本日の煮魚定食」が完成。白い平皿に盛られたひらめ、小鉢の魚卵や帆立の煮たの、そしてご飯、味噌汁、漬物が付いている。ひらめは濃い煮汁に染まっていて真っ黒。味が濃過ぎないかな、とひと口。…旨い。ふわっと仕上がった身はその場でさっと煮ているだけなので味は奥まで滲みこんでおらず、ちょうどいい塩梅。ひらめなので可食部分は少ないだろうと思っていたが、アラは全て取り除かれており、軟らかな身のみ。ある程度身の厚い鮃でないとこうは食べられないはず。さすが魚屋。こちら奥にタップがあるし、他の酒も揃っているよう。こういうのをつまみながら…って出来るのかな。木曜限定という「シーフードカレー」も食べてみたいなァ。(勘定は¥800)

 

食べる水族館 魚ぎ

岐阜県岐阜市玉宮町1-13

 

( 岐阜 ぎふ うおぎ UOGI 魚㐂 Fish-Monger 魚屋 定食 食堂 ランチ 煮魚定食 焼魚定食 )

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Starless And Bible Black / King Crimson

2022年09月17日 | プログレッシヴ・ロック

Starless And Bible Black / King Crimson (1974)

キング・クリムゾン(King Crimson)6枚目のオリジナル・アルバム。邦題は「暗黒の世界」。前作「Larks' Tongues In Aspic」のメンバーから特異な風貌とパーカッションのジェイミー・ミューア(Jamie Muir)が抜け、フリップ(Robert Fripp, guitar)、ジョン・ウェットン(John Wetton, bass)、ビル・ブルーフォード(Bill Bruford, drums)、そしてデビッド・クロス(David Cross, violin)の4人体制。人気のある時期でファンの中では評価の高いアルバムなんだろうけれど、自分はクリムゾンをしっかり聴くようになってから知ったアルバム。ジャケが地味なこともあって、一般的に言っても彼らの作品として広く認知されているアルバムとは言えないだろう。

いきなりドラマチックな展開の01「The Great Deceiver」から始まる。ややポップさも有り。ヴォーカルの入った01、02,04以外は全てライヴ・レコーディングされたものだそう。それ故インプロヴィゼーション主体の内容で、この時期の彼ららしいダイナミックな側面が前面に出ている。ギターの音とか、ベースのぶっとい音はかっこいいなァ。にしてもライヴ演奏とは思えない完成度。こんな演奏を毎日繰り広げていたら肉体的にも精神的にも消耗しちゃうんじゃないか。デビッド・クロスのヴァイオリンが時折東洋的な旋律に聴こえる所もあって興味深い。昔はこういう演奏は大の苦手だったけれど、流石にこれだけクリムゾンを聴いてくると、だんだんこういう世界観にも慣れて楽しめるようになってきた。

ネット・ショップにて購入(¥780)

  • Label‏ : ‎ ヴァージン・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B011UQAUKW
  • Disc ‏ : ‎ 1
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三嶋屋本店 @名古屋市瑞穂区・桜山

2022年09月17日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区)

名古屋市博物館で開催されていた「もしも猫展」(チラシ下・訪問7月)を観た後に昼食に寄ったのは、すぐ隣にある麺類食堂「三嶋屋本店」。以前から入る機会はいくらでもあったが、実際に入ってみるのは初めて。暖簾をくぐって中に入ると…、遅めの時間にも関わらず満席の盛況! テーブル席が4つの他に奥に小上がり席もあるが、自分の前にも待っている客が居た。すでに値打ちな昼の数量限定メニューも売り切れているようで、給仕女性に説明されている客もいる。凄いなァ。まさかみんな博物館の客でもないだろうに。店員も若い人が沢山で活気がある。しばらくして呼ばれ、入口横のテーブル席に案内された。注文したのは「天ころ」。きしめんでお願いした。

しばらくして「天ころ(きしめん)」が到着。きしめんは”薄ヒラ”という感じだが、しっかりと張りもありなかなか旨い麺。薬味は刻みネギのみ。つゆは”ころ”のわりに色付き薄く、味付けもこういう麺類食堂には珍しくやや薄味。麺の上にのっている天ぷらは中サイズの海老、かぼちゃ、大葉。このつゆではちょっと天ぷらには弱いか(塩などは置いていない)。喉越しよいきしめんをササッと手繰り、勘定してもらった。次はもう少し早い時間に寄って五目ごはんの付いた昼の限定セットか、煮込みうどんをいただこう。(勘定は¥720)

 

麺処 三嶋屋本店

愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-29

 

( 名古屋 なごや みしまやほんてん 三嶋屋本店瑞穂店 三嶋屋 麺類食堂 食堂 うどん 丼物 きしめん 天麩羅 天婦羅 味噌煮込み 浮世絵 )

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&CAFE(アンドカフェ) @岐阜県美濃市

2022年09月16日 | 岐阜県(中濃)

離れて暮らしている娘が突然帰ってきて「浴衣を着てかき氷食べなきゃ、夏は始まらないし、終わらない!」と言い出した。仕事が忙しく休みも不規則なので、今年はなかなか夏らしいことをしていないのだと言う。簡単な着付けは出来るので自分でさっさと浴衣を着て「さあ連れて行け」と迫られたので(苦笑)、同じく帰省していた息子と3人で浴衣が”映える”場所に行くことに。車を出して出掛けたのは岐阜県美濃市(訪問8月)。まずは留守番の妻からの情報でひまわり畑があるという「洲原ひまわりの里」へ。元小学校だという場所にはひまわりがいっぱい。でも曇り空だったからか肝心のひまわりはうなだれて下を向いているのが残念。強制的に撮影会をさせられた後に寄ったのは、美濃市中心部の古い建物が並ぶ「うだつの上がる町並み」。彼女の希望を叶えるべく、検索して「アンドカフェ」という店に行き着いた。

店はコロナ禍で入店人数を制限しているようで、満員なので外で待つよう告げられる。しばらくして中に呼ばれた。古い建物をリノヴェーションした建物の中は吹き抜けた空間。何人もの女性店員が立ち働いている。水はセルフ・サービスで。壁に向かったカウンター席に3人で並んで座り、注文したのは彼女がマンゴーのかき氷の「橙山」、自分は抹茶の「緑山」、息子はかき氷は要らないということで「オレンジジュース」。しばらくして運ばれた「緑山」は「おぉっ」と声が出るくらいの大盛。氷の上にエスプーマと言っていいのだろうか、ふわふわに空気を含んだクリームがこんもりと乗せられている。あんこと白玉は別皿に。更に追いソースが付くという豪華なもの。さっそくスプーンで慎重に掘削していく。雲が低く蒸し暑い日だったので、冷たい氷が滅法旨い。こぼさないよう慎重に掘り進んでいくと中からソフトクリームも出てきた。途中であんこと白玉を合わせたりしてなんとか完食。娘も堪能したようでなにより。これで仕事に戻るのかと思いきや、これから常滑に行って友達とグランピング・スタイルのBBQをするのだとか。おい、撮影会させられて氷を奢らされただけかい…。(勘定は¥2,600程/3人)

 

 


 

↓ 一面に向日葵が植えられた「洲原ひまわりの里」(写真下左)と美濃市の「うだつの上がる町並み」(写真下右)。

 

↓ 店のすぐ隣にある呉服店「柴竹」(建築詳細不明)。2階は隣の視界を遮る袖壁が付き、東海地方独特の「屋根神様」が上がっている。

 

 


 

 

&CAFE (アンドカフェ)

岐阜県美濃市加治屋1984-1

 

( 美濃 みの アンドカフェ 喫茶 モーニング かきごおり かき氷 スイーツ うだつの上がる街並み 梲 卯建 屋根神 やねがみさま )

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