ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

あさの屋 @岐阜県岐阜市 (2)

2024年10月23日 | 岐阜県(岐阜)

久しぶりに岐阜市則武にある食堂「あさの屋」へ。裏手に車を停めて表に回ると、隣は更地になっているし、店の入口の戸や壁面がとても綺麗に直されていた。主人は高齢だけれどやる気満々っていう感じでいいなァ。開いたばかりの時間なので先客は無し。テーブル席に腰掛け、”舌代”と書かれた木札の中から「ロースとんかつ定食」をお願いした。主人が1つ1つの作業に「ヨシッ!」と掛け声をかけながら調理が進む。お元気そうで何より。

しばらくして運ばれた「ロースとんかつ定食」は角の丸い平皿に盛られて出てきた。付け合わせはレタス、分厚く切ったトマト、きゅうり。マヨネーズもボトルごとドンと置かれている。これにプラスチックの丼に入ったご飯と、具沢山の味噌汁、小鉢に入った里芋と大根の煮付、漬物が付く。かつはしっかりめの揚げ加減。何もかかっていないので卓上のソースをかけていただく。脂身の甘味も旨い。量の多いご飯はちょっと調子が今ひとつなこともあって少々持て余した。全て平らげるとお腹もいっぱいに。次は「天ぷら盛合せ」で一杯やってみたいな。(勘定は¥1,200)

以前の記事はこちら (1

 

 

天ぷら・とんかつ あさの屋

岐阜県岐阜市則武中3-20-17

 

( 岐阜 ぎふ 則武 のりたけ あさのや 浅野屋 天婦羅食堂 てんぷら 天麩羅 天丼 とんかつ 丼物 食堂 大衆食堂 定食 )

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葉栗屋 @名古屋市中川区・尾頭橋 (2)

2024年10月22日 | 名古屋(熱田区・中川区)

いつもコメントを下さる南田神田さんに尾頭橋の「葉栗屋」に絶滅危惧丼の「天南丼」があると教えていただいたので早速訪問することに。この「天南丼」、かつてはこの地方の麺類食堂でたまに見られたと記憶しているが、昨今どんどん提供する店が減っている。しかも最近になって提供していた店からメニュー落ちしているのを数軒確認しているので、そのうち食べられなくなるだろうことは間違いない。店に駐車場があるかどうか分からなかったので近隣のコインパーキングに車を停め、歩いて店へ。店内は黒塗りのテーブル席が9つ、小上がり席が2つ。ほとんど満席の盛況ぶり。

昔はお馬さん関係の呑兵衛客ばかりだった記憶があるが若い客が多い。というのもこちらの「味噌かつライス」は信じられないほどの千切りキャベツの盛りで有名。それが映えるのだろう、注意書きがあるにも関わらず食べ切れないのに写真の為だけに注文する無粋な客も多い。この日もカップルでそれぞれ注文してほとんど残して悪びれず平然と帰る馬鹿者が居てうんざり。残した場合は有料制にすればいいのに。

それはさておき無事メニューに載っていた「天南丼」を注文。暇つぶしにメニューを読解していると、山盛りキャベツの食べ方が指南してあったり、店の歴史が書かれていたり。それによると、こちら昭和元年(1926)に葉栗郡(現在の一宮市、江南市辺り)出身の本店初代とこちらの初代が別の場所で開業し、翌2年にこちらの初代が尾頭橋でこの店を開業したのだそう。ということはここは分店だったのか。興味深いなァ。

しばらくして「天南丼」が到着。味噌汁ときゅうりの漬物付き。しっかり盛られたご飯の上に、まるでジュディ・オングのように(古い)上手に羽根を拡げた海老天が鎮座。しっかりとつゆをくぐっていて、つゆには長ネギと赤縁のカマボコが3枚。さっそくいただいていく。羽根の部分はまだ揚げ立ての歯応えも残っている。羽根を崩しながらつゆが滲み込んだネギやご飯と一緒に頬張る。あぁ、旨い。このちょっとクタクタになったネギがいいんだよなァ。つゆの味加減良く、つゆが滲みて緩くなった衣もご飯と混然一体となってこれぞ丼物という感じ。味噌汁も具材はわかめだけなのに貝汁のような風味があって旨い。箸を停めることなく一気に平らげた。次は酒有り(馬無し)で入ってみたいナ。(勘定は¥980)

以前の記事はこちら (1

 

 

葉栗屋

愛知県名古屋市中川区尾頭橋2-2-20

 

( 名古屋 なごや 金山 かなやま 尾頭橋 おとうばし はぐりや はぐり屋 味噌カツ みそかつ 千切りキャベツ 大衆食堂 麺類食堂 洋食 てんなん丼 天なん丼 )

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御園座錦秋花形歌舞伎「歌舞伎のみかた」「正札附根元草摺」「太刀盗人」@名古屋市・御園座

2024年10月21日 | 歌舞伎・文楽

御園座錦秋花形歌舞伎「歌舞伎のみかた」「正札附根元草摺」「太刀盗人」(10月17日・御園座)

秋の歌舞伎を観に御園座へ。暑かった夏も10月に入ってようやく秋らしくなんて思っていたのに、この日は30℃に達する真夏日。汗をかきつつ会場に入った。平日の遅い公演だったが客入りはまあまあといったところ。

まず一幕目は「歌舞伎のみかた」。歌舞伎の色々を初心者向けに説明するコーナー。今回は種之助が舞台番役で出て、案内役は彦三郎。こうして役の無い彦三郎の声を聞く機会は多くないが、彼の声は落ち着いていて聴き易く、艶もあって最高にいい。やっているかどうかは知らないが、テレビ番組のナレーターとかにぴったりじゃないかな。今回は御園座のバックヤードをカメラで映した映像(録画だろう)を駆使して舞台装置や、新悟の化粧風景を見せたりとなかなか面白い。最後は客を実際に舞台に上げて見得をしたり、大向うのように掛け声をかける練習も。自分の近くにトンチンカンなオヤジ(独り言を普通の声で外に出す厄介な人)が居て、何度も何度も間違ったタイミングで大きな声で掛け声をしたりしてどうなることかとヒヤヒヤ(共感性羞恥なもので・苦笑)。

次は舞踊の「正札附根元草摺」。台座の上で決めのポーズをしたまま歌昇と新悟が出てくるとまるで人形のよう。立役の歌昇は新悟の踊っている間中、足の親指がピーンと上がったままだったが、あれもちゃんと型があるのかな。自分だったらすぐに足が攣ってしまいそう(笑)。

最後は彦三郎と種之助、蝶十郎による「太刀盗人」。松羽目物(能舞台のように大きな松が描かれた背景で演じられる舞踊劇)で、都会に出てきた田舎者がスリに遭い、それを目代(代官)が裁くという分かりやすい設定。なので面白可笑しい所作や台詞をただ楽しむのみ。スリの彦三郎が種之助の踊りや台詞を真似るのだが、ワンテンポ遅れる振り真似がちゃんとリズムになっているのに感心。わざと下手に踊るっていうのも難しそうだ(笑)。ちょっと筋が単純過ぎるのと舞台装置もシンプルなので歌舞伎を観たーっていう充足感は低かったが楽しめた。

 


 

一、解説 歌舞伎のみかた

案内役   坂東 彦三郎
舞台番種吉 中村 種之助

二、正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)

曽我五郎時致 中村 歌昇
小林妹舞鶴  坂東 新悟

三、太刀盗人(たちぬすびと)

すっぱの九郎兵衛  坂東 彦三郎
目代丁字左衛門   中村 蝶十郎
田舎者万兵衛    中村 種之助

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りた @岐阜県関市

2024年10月21日 | 岐阜県(中濃)

知人と喋っていて「新しく出来た焼鳥屋、良かったですよ。」と教えてもらった岐阜県関市の焼き鳥屋「りた」へ。昨年の秋頃に開店したのだそう。以前に訪れた中華料理の「泉味」と同じ建物のテナントに入っている。駐車場は建物の隣にあるが満車だったので、お店の方に尋ねると裏の場所を教えてくれた。カウンター席奥の焼き場の前の席に案内され着席。店内は外から見た感じよりも普通の居酒屋風情。店は若い女性ばかり3人で賄っている。そのうち主人が焼きも担当。連れがハンドルを握ってくれるので遠慮なく酒を注文。自分には珍しくシークワーサー酎ハイを最初に。

品書きから適当に次々とお願いした。「きも」「はつ」「もも」「かわ」「はつもと」「ネギマ」「すなぎも」「しいたけ」。焼きながら主人が加減を細かくチェック。「きも」だけはちょっとレア過ぎな気もしないでもないが、どれも上手く焼けている。日本酒を追加。「ひやで」とお願いして冷蔵酒が出てくるのはもう仕方がない(※本来は、ひや=常温)。出てきたのは冷蔵の「松竹梅・豪快」の300ml瓶。店はだんだん混み合ってきて騒がしくなってきたが、幸い品は順調に出てきた。最後に揚物の「うずらフライ」「カマンベール(はちみつ)」「たまねぎ揚げ」(←デカい)「串カツ」なんかを追加して了。また機会があったら寄ってみよう。(勘定は¥9,000程/2人)

 

焼き鳥 りた

岐阜関市旭ヶ丘3-2-10 旭ハイツ西

 

( 関 せき 焼鳥りた 焼き鳥りた 居酒屋 やきとり 串物 揚げ物 利他 酒場 )

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水仙 @名古屋市西区・押切

2024年10月20日 | 名古屋(中村区・西区)

西区押切の美濃路周辺を歩いていた真夏のある日、あまりの暑さに冗談抜きでフラフラになって避難させてもらったのは喫茶「水仙」(訪問8月半ば)。オレンジ色のフィルムが貼ってある入口を開けると、中はペンダント・ライトが下がるテーブル席が3つとカウンター席が2つ。U字型のボックス席もある洒落た造り。高齢の女将さんが1人でやっていらっしゃる。メニューが無いようなので「コーヒーフロート出来ますか?」と尋ねたが無いとのこと。ではと「アイスコーヒー」をお願いした。

しばらくして運ばれた「アイスコーヒー」は、冷やしたガムシロップとクリームが付いている。ビスケットとチョコレート付き。アイスコーヒーには珍しく苦味のしっかりした味わい。何度も手ぬぐいで拭って失った水分を補給してホッとひと息。今年の名古屋の暑さは特に痺れる。これから毎年こんななのだろうか…。普段は喫茶店に15分くらいしか滞在しないが、この日は冷房の効いた店内からなかなか外に戻る気になれず、珍しく週刊誌なんかを拡げて過ごさせてもらった。訊くのを忘れたのだが軽食メニューは何があるのかな。次に入ったら何かいただいてみよう。(勘定は¥410)

 

 


 

↓ 浅間町の駅に近い路地にある「旧・萬歳湯」(建築詳細不明)。平成28年頃に廃業したそう。天井が高いのだろう3階建てのような高さがある。自分はここの現役時は全然知らないし、建物が残っていることも知らなかった(今回裏手に煙突が残っているのを見付けて気付いた)。住まわれているみたいだが、銭湯を辞められた後の建物って中をどうやって使うんだろう。

 

 

 

 


 

 

喫茶・軽食 水仙

愛知県名古屋市西区花の木1-13-21

 

( 名古屋 なごや 浅間町 せんげんちょう 押切 おしきり すいせん 喫茶水仙 喫茶店 純喫茶 近代建築 銭湯建築 まんざい湯 )

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パンダ @岐阜県羽島市

2024年10月19日 | 岐阜県(西濃)

ある日曜の午後に立ち寄ったのは岐阜県羽島市にある喫茶レストラン「パンダ」。以前からブックマークしてあった店。ここといい、同市のパンダ焼きの「まるちゃん」といい、多分”パンダ・ブーム”の勢いを駆って命名したんだろう(カンカン・ランランの頃かな)。店に入るとすぐにサンプルの並んだガラスケースがあり、さらに入ると何と窓口の付いた勘定場がある。凝ってるなァ。広いフロアーは柄の入ったクッション・フロアーで、壁には漫画がぎっしりと詰まっている。年配の夫婦でやっていらっしゃる様子。席に腰掛けると他の客の顔がちょうど見えない高さの鉢を乗せたパーティションがある。こういう雰囲気って懐かしい。実は事前に店を調べた時に「ハムエッグライス」というのを見付けていたのだけれど、どうもメニュー落ちしたみたい。残念。そこで「カツサンド」と「コーヒー(ブレンド)」をお願いした。

しばらくして運ばれた「カツサンド」は普通のトーストよりも厚い手切りのパンで挟んであり、両側からカツがはみ出ているという怯むくらいのヴォリューム。パンにマヨネーズが塗られ、カツときゅうりとレタスが挟んであり、中濃ソースで味付けしてあるのかな。大口を開けて頬張ると熱々のカツでハイ、火傷(笑)。柄物のカップとソーサーで出てきた「コーヒー」は濃いめ。これに豆菓子だけでなくミニドーナツ、乳酸菌飲料が付く。凄いなァ。全て平らげると、軽く腹に入れるつもりだったのにお腹はいっぱいに。勘定してもらったえらく安いので訊くと、カツサンドと一緒だとドリンクが安くなるのだとか。他の客はがっつり食事している客ばかり。次は自分もご飯物をいただいてみようっと。(勘定は¥850)

 

 

珈琲&食事 パンダ

岐阜県羽島市江吉良町1557

 

( 羽島 はしま 喫茶パンダ 喫茶レストラン かつサンド 珈琲 喫茶店 定食 丼物 洋食 麺類 )

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はせ家 @名古屋市東区・高岳

2024年10月18日 | 名古屋(東区・北区)

以前からずっと入ってみたいと思っていた東区泉の洋食屋「はせ家」へ。創業は昭和38年(1963)で、その頃は純喫茶だったそう。現在は2代目。先代は元和菓子職人で、あの「雀おどり」から暖簾分けされていたというから興味深い。土日祝日休みの店だし臨時休業が多い店なのでなかなかチャンスが無かった(以前は土曜も夜もやっていたと思うが…)。この日ももし休みなら他の店へというつもりで行くと初めて開いていた。店は麺類食堂の「角丸」と同じ辻にあり、中に入るとカウンター席として使う大きなテーブルの周りをテーブル席が囲んでいる。混み合うのだろうカウンターの端に詰めて案内された。男性の給仕が2人、厨房の中には3人位だろうか。自分の後も次々と客が入って来てすぐに満席に近くに。人気あるなァ。こちらハンバーグやスパゲティが有名。自分の目に留まったのは”創業以来変わらない味”というミートソースを使ったという「ミートライス」。これに「ハーフサイズハンバーグ」をのせてもらった。

少々順番が前後して「ミートライス」が登場。大きな白い平皿に盛られていてライスの周りにたっぷりのミートソースが注がれている。アクセントにグリーンピースがのせられ、黄色いたくあん付き。肉と野菜が溶け込んだ茶色いミートソースはケチャップやトマト感は全く無く、かと言ってボロネーゼっぽくも無い。敢えて言うならカレーの方が近いかも(メニューにも”カレーの代わりにミートソースをかけました”と書いてあった)。ライスと一緒にいただくとピリッと胡椒が効いていて、旨い。ハンバーグを挟みながらパクパクと完食。自分と一緒のタイミングでハンバーグが配膳された斜め前の男性客は、何を取り出すかと思ったら大きなレンズの付いた一眼レフ・カメラ。全然料理に手を付けず延々と写真を撮っている。自分なら周りの視線を感じて耐えられない。凄い度胸だなァ(苦笑)。次は「ハンバーグ」のどれかにしてみようっと。(勘定は¥1,500)

 

 

キッチン はせ家

愛知県名古屋市東区泉1-21-1

 

( 名古屋 なごや はせや キッチンはせ家 洋食 ハンバーグ 唐揚げ スパゲティ 鉄板スパゲティ インディアン ランチ )

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丸清 @愛知県一宮市 (3)

2024年10月17日 | 愛知県(尾張)

最近何度か前を通ったが暖簾が出ていなかった愛知県一宮市の大衆食堂「丸清」。ある暑い日曜の昼にダメモトで前を通ると暖簾が掛かっていた!(訪問8月半ば)。中に入ると高齢のご夫婦は健在。壁に貼り出してある品書きの数はちょっと前より減ったかな?(未確認)。女将さんがやかんのお茶を持って来てくれた。お願いしたのは「冷し中華」。この店で食べるのは初めてのはず。先客が主人に営業時間を尋ねていた。主人曰く「夜はあんまりやっとらへん。7時くらいまでかな。昼もあんまりやっとらへん。」と(苦笑)。最近は不定休みたいになっているのかも。

しばらくして運ばれた「冷し中華」は八角の皿に盛られていて、マヨネーズもボトルごと置かれた。具材は、チャーシュー、粗く刻んだきゅうり、刻み海苔、紅生姜。玉子が入っていないのは珍しいかも。そのせいで彩りもちょっと寂しい感じ。締められた麺を手繰っていく。つゆに油は全く浮いておらず、酸味はしっかり強め。外が暑かったこともあってその酸っぱさが良く、つゆを全部飲み干してしまった。次に通った時は暖簾が掛かっているかしら。(勘定は¥600)

以前の記事はこちら (1)(2

 

 

大衆食堂 丸清

愛知県一宮市萩原町萩原北方684-12

 

( 一宮 いちのみや 萩原 はぎわら まるせい 丸清食堂 麺類食堂 食堂 冷やし中華 ひやしちゅうか )

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The Godfather : The Music From The Original Motion Picture Soundtrack

2024年10月16日 | サウンドトラック

The Godfather : The Music From The Original Motion Picture Soundtrack (1972)

一度ならず観たことがあるのにも関わらず、見始めるとついまた最後まで観てしまうような映画が誰にもあると思う。自分もいくつかそういう映画があって、そのうちの1つがフランシス・フォード・コッポラ(Francis Ford Coppola)監督の「ゴッドファーザー」。シリアスで救いが無い結末と分かっていても、つい最後まで観てしまう。今回ふと購入したのは映画のサウンドトラック。以前にトリロジーとしてまとめられた編集盤を購入したことがあるが、こちらはオリジナルのもの。アルバムとして聴くのは初めて。

トランペットの悲しい音色から始まり、かの有名な「Love Theme(愛のテーマ)」をはじめ、哀愁を帯びつつも印象に残るワルツなどで、曲の中にはそのままクラシック・バレエの舞台で使えそうなものも。実際この作品がバレエ舞台化されてもいいようにいつも思うのだけれど(どちらかというと題材からいってオペラか)。映画で語られるイタリアン・マフィアの厳しいオキテと、一族を有形無形で縛る”血”の悲哀をよく表している。作曲はほとんどの曲がイタリア人作曲家のニーノ・ロータ(Nino Rota)。自分は知らなかったが他にも多くの映画音楽を作曲している人物のようだ。

中古店にて購入(¥330)

  • Label ‏ : ‎ Universal / MCA
  • ASIN ‏ : ‎ B000002OG5
  • Disc ‏ : ‎ 1
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清水 @岐阜県岐阜市 (4)

2024年10月16日 | 岐阜県(岐阜)

全然雨の降らなかった8月中旬。外に出ると恐ろしい程の灼熱が続く。この日昼食に向かったのは岐阜市鶴舞町の中華料理屋「清水」。最初から冷たい麺狙い。暖簾をくぐって中に入ると先客が数組。カウンター席に腰を下ろし、メニューを眺める。”夏季のみ”と書かれた冷たい麺は4種類。「冷し中華」「五目冷し中華」「四川冷し」「みそ冷し」。選んだのは「五目冷し中華」。女将さんにお願いした。老主人の調理が始まる。茹で湯から上げられた麺を水に晒そうとした女将さんが主人に「ちょっと早くねえか?」「いい?」「硬いよ。」と忠告して、茹で直しと相成った(笑)。色々覚束なくなってきた主人の所作を後ろからサポートしているのだろう。

改めて「五目冷し中華」が完成し運ばれた。「辛子、マヨネーズは要りますか?」と言われたが辞退。そのままいただく。銘入りの皿に盛られた「五目冷し中華」は、チャーシュー2枚、炒り玉子、わかめ、きゅうり、水菜という具材で、紅生姜が添えてある。”五目”で間違いないが、あまり見映えはしないので普通の「冷し中華」との差が気になる。つゆはあまり酸味の強くないもの。喉を通る冷たい麺とつゆが気持ちいい。以前にラーメンを食べた時にはかなりの細縮れ麺だった記憶があったが、今回はそうも感じない(→同じ麺かどうかは不明)。スルスルといただいて勘定してもらった。(勘定は¥1,050)

以前の記事はこちら (1)(2)(3

 

中華料理 清水

岐阜県岐阜市鶴舞町1-4

 

( 岐阜 ぎふ しみず 中華料理 中国料理 ラーメン 中華そば 冷し中華 冷やし中華 )

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