変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

生まれてきてよかった?

2008-09-22 15:47:33 | 心のこと

 お彼岸の期間。

 昨日 時折 ぱらぱらと小雨の降る中 私の実家のお墓参りへ
行ってきました。


 母が天国へ逝ってから34日。

 今の私の気持ちを代弁している 記事がありました…


 『生まれてきてよかった?』  市民リポーター 原 慶子

 今年の一月、母が逝った。 79歳の生涯だった。そして、
半年後七月三日の朝、父が母の後を追うように逝った。
 遺品を整理しながら思った。 私は温かい言葉を父母たちに
かけてあげていたのだろうか。
 思うように体が動かない、目もよく見えない、老いるという
ことは悲しいものだ。
 そんな父母に、 「これじゃだめ、それじゃ、だめ」と、
口うるさくしていた私。
 とにかく娘は親にきつい言葉を投げかける。

 そんなある日、母が心配そうに
「ごめんなさいね。 生まれてきてよかった?」

 と聞いてきた。 ぎくりとした。

 生きるということは けっこう辛いものである。
 よかった とも言えず、私はそれとなく答えをはぐらかした。
こちらの気持ちを察したのか母は寂しそうな顔をした。

「うん、生まれてきてよかった」

 と 何で返事をしてあげられなかったのだろうか。

 悔やむ。

 親の世話は苦にならないが、やさしい言葉をかけるのは
存外難しい。 父がある日 こんなことを言った。

「子供がいたからがんばれたんだな。子供はありがたいな」

 母は父のそばで微笑みながらうなずいていた。
父の言うように、子供の成長を楽しみ、明日こそはと希望を
持って人は生きていくのかもしれない。

 いまさらながら父母たちの言葉にやさしさを感じる。

『あなたたちの子供でよかった』

 父母の位牌に手を合わせた。



★今 ブログを書きながらも 涙が出て、鼻水もでました…
私も おかあちゃまに やさしい言葉がかけられなかった…
いつも厳しい 言葉で激励するのが 親孝行だと 思って
しまっていた。 ごめんなさい ! でも、おかあちゃまの
子供でよかった !!!  ありがとう !!!
と お骨に 手を合わせました。


 

コメント (3)
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