お彼岸の期間。
昨日 時折 ぱらぱらと小雨の降る中 私の実家のお墓参りへ
行ってきました。
母が天国へ逝ってから34日。
今の私の気持ちを代弁している 記事がありました…
『生まれてきてよかった?』 市民リポーター 原 慶子
今年の一月、母が逝った。 79歳の生涯だった。そして、
半年後七月三日の朝、父が母の後を追うように逝った。
遺品を整理しながら思った。 私は温かい言葉を父母たちに
かけてあげていたのだろうか。
思うように体が動かない、目もよく見えない、老いるという
ことは悲しいものだ。
そんな父母に、 「これじゃだめ、それじゃ、だめ」と、
口うるさくしていた私。
とにかく娘は親にきつい言葉を投げかける。
そんなある日、母が心配そうに
「ごめんなさいね。 生まれてきてよかった?」
と聞いてきた。 ぎくりとした。
生きるということは けっこう辛いものである。
よかった とも言えず、私はそれとなく答えをはぐらかした。
こちらの気持ちを察したのか母は寂しそうな顔をした。
「うん、生まれてきてよかった」
と 何で返事をしてあげられなかったのだろうか。
悔やむ。
親の世話は苦にならないが、やさしい言葉をかけるのは
存外難しい。 父がある日 こんなことを言った。
「子供がいたからがんばれたんだな。子供はありがたいな」
母は父のそばで微笑みながらうなずいていた。
父の言うように、子供の成長を楽しみ、明日こそはと希望を
持って人は生きていくのかもしれない。
いまさらながら父母たちの言葉にやさしさを感じる。
『あなたたちの子供でよかった』
父母の位牌に手を合わせた。
★今 ブログを書きながらも 涙が出て、鼻水もでました…
私も おかあちゃまに やさしい言葉がかけられなかった…
いつも厳しい 言葉で激励するのが 親孝行だと 思って
しまっていた。 ごめんなさい ! でも、おかあちゃまの
子供でよかった !!! ありがとう !!!
と お骨に 手を合わせました。