変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

ほどほどの選択

2008-11-16 15:44:54 | 心のこと

 今、 テレビで 「東京国際マラソン」 が今年が 最後だと
いって 中継していました。

 個人的に ‘渋井陽子’さんを 勝たせてあげたかった…

 勝負の世界は厳しい… ですね。


 今日、主人がいつも穿いていたGパンが
『ゆるゆるで 落ちそうだ』 と言うので 良く見るとブカブカに
なっていました。

 メタポ健診があるから、と言って 急に腹筋体操を始めた
彼でしたが、ここのところで(始めてから2ヶ月) やっとその
成果が現れてきたようです !

 何度も止めよう、止めたい。 と思ったようですが、よく
頑張りました。 なんとも単純な人(パパごめん) で ニコニコ顔
です。

 おまけに気をよくして、ビールをもう一本と量が増えてしまい
ました…

 まあー 今日ぐらい 一日だけなら、いいか。 


 やっぱり 『継続は力なり』 ですね。

 今年の2月に “きらら”を立ち上げ なんとか 体操教室も
皆さんと『楽しく 元気に 仲良く』 前向きに病気と一人ひとり
取り組んできました。

 そして 来年の私の夢は、『きららの皆さんとさらにパワーアップして人生を楽しみ 国内・海外旅行に行くことです』

 個人的には 美味しいものを沢山食べて 素敵な
洋服 バック 時計などなど …

 宝くじも当てたいし…  お金がほしい…


 欲張りですねー


 そんな私の欲張りを考えて 
 今日は 【ほどほどの選択】 ひろさちや氏の人生論から
ご紹介します。


 セミが鳴くのはメスを呼び寄せるためです。
メスは少しでもいい声で鳴くオスを選んで近寄ります。ですから、
メスは鳴きません。鳴くのはオスだけです。

 昔、ギリシャの哲学者のアリストテレスは
「セミのオスは幸福だ。彼らの妻たちは何もしゃべらないのだから」
と言ったそうです。でもそのかわりにオスは一生懸命に鳴かないと
いけないのだから、ちょっと気の毒ですね。

 カエルが鳴くのもメスを呼び寄せるためです。
例えばオーストラリアにいるカメガエルのメスは、鳴き声の高低を
聞き分けてオスを選びます。

 でも高い声が良いとか低い声の方がよいといった単純な選択
ではありません。カエルの声の高さは体重に関係します。
 体重の重いオスの声は低く、軽いオスの声は高いのです。

 メスはオスの声の高さからオスの体重を推定し、自分の体重の
70%ぐらいのオスを選びます。

 なぜでしょうか?

 そもそもカエルの場合、メスの方がオスより大きいのですが、
このカメガエルのメスは産卵のためにオスを背中に乗せて池の中
を50㍍ばかり泳がねばなりません。そして水中に生えている植物の
茎に卵を産みつけますが、それには7時間ぐらいかかります。

 その間ずっと背中にオスを背負い続けています。だからあまり
大きなオスを選ぶとメスの方がもたないのです。

 もちろん、大きくて強いオスの方がよいのですが、あまりにも
大きすぎるオスを選ぶのは危険です。

 その結果が、自分の体重の70%のオスという選択になるわけです。

 つまりこれは【ほどほどの選択】なんですね。

 私たちは広くて大きな家に住みたいと願いますが、家が広いと
掃除が大変です。小学生が、遊んでいる時は狭いと思う運動場
が、掃除をするときは広いと思うのです。

 一般的にいえば、高収入の人は、実はそれだけ自分の自由に
なる時間を犠牲にしているのです。

 メリット(利点)があれば、必ずそこには デメリット(不利益)
が付随しています。そのことを忘れて、われわれはどうやら
一方的にメリットばかりを追求しているようです。

 利益は大きければ大きいほどいい、といった発想で選択して
しまうのです。

 ひとつカメガエルに教わって、【ほどほどの選択】をしませんか…




 たしかに… その通りですね !

 夢と希望を持つことは、とても良いことですが、自分の
“身の丈”に合った 今 を大切にしていくことこそ、大切かも?!




 



 


 

コメント
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