変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

最後の殿様

2008-12-27 16:10:46 | Weblog

 2008年もあと五日となりました。

 今年は、いろいろと大変でした。
が、過ぎ去ってしまえば なにもかも 良き思い出です。


 私の私的な一年よりも日本の今年の一年の激動に負への
連鎖の歯止めが効かないようで、気がかりです。


 政府への支持率が10%台となんともはや…  
出るのは ためいきばかり…

 アメリカのオバマ大統領への支持率は、80%台とテレビで
言っていました。 オバマさんが、「できる」 「できない」では
なく、国民の来年への希望が高いようだ、と分析されていました。


 日本は、日本人は それだけ希望が持てなくなってしまった…
ということでしょうか?  悲しいですね!



 今年は、NHKの大河 『篤姫』 の人気が凄かったですね。
私も毎回 見ておりました。
 幕末の混乱が ‘今’現代へ通じ、維新への変革を
皆が 心待ちしているからでしょうか…

 『今日の友は 明日の敵』 何が起きているのでしょうか?
政治家の方々の奮起(選挙で勝てるか、でなく 真に日本の
ことを考えて)を心から望むばかり…


 愚痴ばかりになりました。



 今日は、幕末から明治・大正・昭和初期までを生き抜いた
『最後の殿様』 のお話です。



     【最後の殿様    浅野 長勳】   江宮隆之(作家)
 
 NHK大河ドラマ「篤姫」のお蔭で、今年は幕末が熱い。
最後の殿様は、明治維新に大きく寄与したという。

 安芸浅野藩の最後の藩主・浅野長勳(ながこと)が、編集者
のいう最後の殿様であった。長勳候には、詳細な自叙伝がある。
それが小説のベースになった。

 「徳川慶喜がぽろぽろと涙を流して、大政奉還出来ない幕府
の態勢を訴えた」

 「孝明天皇は攘夷一筋の分からず屋ではなく、攘夷を旗印に
して日本の国を一つにまとめようとした」

 「薩長連合とは別に、芸薩長連盟が存在した」


 自叙伝には、こんな記述が随所に出てきて何度も驚かされた。

 そしてあの彫刻家の平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)が長勳候
を写し、考証家の三田村鳶魚(えんぎょ)は、江戸の殿様の生活
を長勳候から教えられて記録に残した。

 江戸の大名の生活が、現在に伝えられているのは、実に
長勳候のお蔭でもある。

 討幕の蜜勅を巡って開かれた 「小御所会議」で
土佐の山内容堂と 薩摩の大久保利通、公家の岩倉具視が
一発触発の状況に陥った。

 それを救ったのは、その折26歳であった長勳候で、これによって
討幕が決定した。

 それでありながら、長勳候は維新後、新政府の重要ポストに
つけなかった。だが、その後を長勳候は恬淡(てんたん)として
生きた。

 『最後の殿様』 らしく凛として、誰にもおもねることなく。
孝明・明治・大正・昭和の4代の天皇に仕え、昭和12年2月1日
96歳という長寿を全うした。

 長勳候の一生を描きながら、爽やかなその生き方に新たな
感動が著者自身にも広がっていた。  ~グラフ社 1470円~




 本当の政治家の出現が、待たれます!

 『来年こそ 明るく 希望の持てる国づくり』 

 でもその前に まずは、家庭の幸せから…
美味しいものでも 作りましょうか…  できるかなぁ~(えへへ)


 




 


 

コメント
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