変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

ブータンの夢

2008-12-19 16:42:22 | Weblog

 先日、お掃除の業者へ水周りのお掃除を依頼しました。

 高かった・・・・    清水の舞台から飛び降りてへそくりを
だしました。

 水周りの汚れが自分の技量? では、長年のつけ?
のため 落ちない・・
 (特にお風呂の側面の内側のカビ、床の黒かび? 
鏡のうろこ状のカビ、洗面所の陶器の水あか、トイレの
陶器の水あか) など 毎日ほんの少し頑張れば、綺麗なのにね。

 お手入れを怠る→汚くなる→少し掃除する→また汚れる
→だんだん落ちなくなる→見ないようにする→どうしょうもなくなる


 という悪循環で、あー これって 私の脚と身体みたい・・・

 なーんて 思うということは、いかに 変股症 が 私の心
に影をおとしているか・・・ と 思いながら・・・くそっ・・と
思う 私がいる。



 とはいえ、今は ピカピカ ツルツルになった お風呂場 
洗面所 トイレを 汚れを見つけては せっせ せっせ と 
磨いています。

 いつまで 続くか?!   「頑張ります」 と 自分で自分に
言い聞かせています。。。



 私たちは 幸せ を求めて 暮らしています。

 でも 少しずつ 住みずらく、こんなはずでは? みたいな…
毎日に どうしようもなく  いきどおりながら、でもどうしてよいのか
分からずに 漠然と 暮らしています。


 理想的な国、が ありました…

 

       『ブータンの夢』         作家   宮内 勝典

 山手線の車内で、2人の老人が立ったまま揺られていた。
優先席の前であった。次の駅で老夫婦が乗り込んできたけれど、
誰も席を譲ろうとしない。

 4人の老人たちはつり革にすがりつきながら、無言で耐え続けて
いた。なんと冷たい国だろうと暗澹としているとき、ふっとブータン
のことが思い出された。

 GNP(国民総生産) ではなく、GNH(国民総幸福)
を目指そうというのがブータンの国家方針だという。

 まさかそんな夢みたいな話があめものかと疑いながら、数年前に
訪ねていったのだが、決して嘘ではなかった。

 ヒマラヤの急斜面にかろうじて乗っかっているような山国である。
信州の伊那谷にそっくりで、遠いふるさとに帰ってきたような懐かしさ
が湧く。

 穏やかな良い国だった。贅沢はできないけれど、誰も飢えて
いない。物乞いもホームレスもいない。自殺や犯罪は皆無に
等しく、学費、医療費は無料である。

 青年海外協力隊の若者たちに会って確認したが、かれらも病院は
無料だという。大家族で年寄りを大切にするから、だれも老後の
心配などしていない。

 わたしたちは、世界第二位の経済大国で暮らしているが、
幸福感はほとんど何もない。

 一年に三万人以上、一日に八十数人が自殺していく。すでに
資本主義の臨界点にさしかかったのか、なにかが間違っている。

 ブータンの雪山や稲の実り、暮らしぶりなど見つめていると、
一周遅れのランナーが先頭を走るように、先進国の夢見る
理想社会がひそかに実現されているのではないかとさえ
思われてくる。



 あー うー  えー  …



   さっそく 世界地図で ブータンを探してみよう !
  と思いました。

 日本の国は? 理想は?  どんな 国なんでしようか?


 


 


 



 



 


 

コメント
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