さっき、叔母担当のケアマネとショートスティの相談員さんが、
家へ来ていました。
叔母は、デイサービスへ行っています。
今後のショート利用に関して、前回の利用の問題点を解決すべく
の話し合いでした。
叔母の具合がすこぶる良くなって、頭も同時にしっかりしてきたら
利用する、同室の方たちの状態の悪さ?(とても失礼なのだけれど)
が、叔母自身、耐えられないようだった…
だから、私もあまり利用しない方向へ…
と、考えたのだが… 施設としては、利潤が上がらないので、
利用したり、しなかったり…という感じは、困るようだ。
なにかのはずみで…出た話だったが…
叔母がショートで利用している特養の施設は、今現在800人の待機
待ち。年間の入れ替え(悲しい話だが…亡くなる方は10人前後)
新規の申し込み、年間20~30人… だそうでした。
厳しい、悲しい、現実!
ますます、「100才までウォーキング」を実現しなければ!
施設のお世話と子供たちへお世話にならないように、頑張らねば!
って、年でもないのに… 思いました。
以下、矢野先生の続きです。
『2』生物の自然の摂理を考える
1.時間のお話し
生物には生物時間があります。たとえば損傷した皮膚が治癒癒合
するためには、一週間の時間が必要です。食物が栄養になるため
にも数時間必要です。物覚えも頻回に時間をかけて記憶されます。
ヒトだけでなく生き物の行為が目的を達成するまでには、一定の
生物時間が必要です。
一方、私たちが作り上げた社会の活動はひとや社会の関係性から
、社会制約時間の中で活動しています。体を傷めたときに人はしば
しば社会制約時間に追われて、治癒に必要な生物時間が取れない
ことがしばしば起こります。
生物時間と社会制約時間の不整合が接続すると体が壊れ、心が
傷み疾病に罹患することとなります。骨・関節障害の大多数はこの
時間の不整合から生じております。したがってどのように治癒に見合
った生物時間を確保すべきかが治癒のキーワードを握っているといえ
ましょう。
2.生物時間が意味するもの、そしてその意義~行動と学習理論~
生物は外界の刺激に応じて内界ではその刺激を利用し、記憶し、
消却する受動的システムを作って生きています。この受動的システム
が長く繰り返されると、内界に刺激と共同して活動する新たな高次の
システムが作り出されます。そして、生物は外界と内界が一体となっ
た生物独特の活動を展開することとなります。
さらに時間が経過すると生物は外界に働きかけて内界のシステムに
見合った環境を外界に作り出します。人々が作った社会生活の環境
は、人の内界の環境に応じて作り出した代表的外界の環境といえま
しょう。
すべてこのようなヒトの活動は初めに多くのヒトの手を集めて環境
に立ち向かって作り出してきたもので、長い時間の経過の中で積み
重ねられてきた結果でありました。この生き物の活動は以前の活動
の結果の上に、間違いや生存を脅かされる環境を避けることで作ら
れたといえましょう。
この現象を学習といいます。学習は無暗行われるわけではありませ
ん。学習は前の経験を踏襲して、より効率的に、より安全にして、
より生存のエネルギー効率が良いように、外界に対応する内界の
環境を作る過程でありました。
ゴールデンウィークも終わり、またいつもの生活に戻られて、
お疲れがでてくると思います。
どうぞ、無理をなさらずに時間をかけてゆっくり、のんびりされて
ください。
今日は、私ものんびりと過ごします。