変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

100才までウォーキング 2

2010-05-02 17:04:59 | Weblog

  薫風、五月晴れ!

 主人と息子はゴールデンウィークが、休めない職種のため
毎日仕事に行っています。

 私は、昨日はきららのSさんと近くの天然温泉へ行きました。
手ごろな温泉、やっぱり最高!
 気持ちがいい! 股関節のコリががすっかりほぐれました。

 今日は叔母とのんびりしながら、やっと冬物の片付けです。
昨日も今日も暑いくらいの日々で、私はと言えば…
 筍の皮を剥くように一枚二枚と薄着になりました。

 冬は5枚着込みますが、昨日は2枚です。


 

 さて、先日の続きです。

 宮下先生提唱の〔100才までウォーキング〕の具体的提案。


1.
 ウォーキング自己管理法の普及
 加齢とともにウォーキングを実践する意欲を失いがちで、関節の
痛みなどの障害が発生すれば、さらに加速されまったく歩かなく
なってしまうでしょう。それを防ぐには、ウォーキングを実践する意欲
を保持するような習慣づけが重要です。
 そのためには、高齢者が扱いやすく詠みやすい歩数計を開発し、
ウォーキング日誌に、歩数・体重・(可能ならば血圧も)を毎日記録し
本人の歩こうという意欲の保持・向上を図る必要があります。
 このように、歩数計を装着し一日の歩数を読み取り、数値に書き
込み毎日の自分の行動を反省するといった習慣は、脳の活性化を
うながし、認知症の進行を抑える効果が期待されるでしょう。


2. 水中ウォーキングの普及
 重力の影響を受ける下肢関節群の「不具合のある人」であっても
水中ウォーキングは呼吸循環系機能を活性化させます。エネルギー代謝を高めます。そして、“ねばり強さ"と“力強さ"といった体力の向上
が期待されます。
 これらのことは、多くの研究によって明らかにされてきました。この
水中ウォーキングを、どのように普及させていくか提案したいと考えています。


3. ノルヂックウォーキングの普及
 過去数年間に著しく人気を得ているのが、ストックを両手に持って
歩くノルヂックウォーキング(ポール・ウォーキング)です。
 このウォーキングは、普通の人が行えば運動量が20%近く増加され
ると報告されています。加えて歩行困難な人が利用することによって、
歩行能力の回復がみられることが、臨床的に明らかとされています。
 したがって、一つは普通の人が行う方法と、もう一つは歩行困難
障害な人が行う方法を提案したいと考えています。


4. ウォーキング継続の動機ずけとしての旅行
 ウォーキングを継続することは、多くの人にとって難しいことです。
そこで、継続を促すために、数日間いえを離れて、夫婦や友だちと
ウォーキングを一緒に楽しむ機会を積極的に企画します。
 年4回の国内ウォーキング旅行と余裕のある人は年2回の海外
ウォーキング旅行です。
 歴史的な場所や美しい自然の景観がみられるところは普通のウォー
キング、里山のような坂の多い所ではノルヂックウォーキング、温泉地や温水プールのあるところでは水中ウォーキング、積雪のあるところでは‘和かんじき'や‘スノウシュー'を履いて雪上ウォーキングをそれぞれ楽しみます。

 以上、宮下充正先生(東京大学名誉教授)のお話でした。

 次回は、矢野先生のお話から~
 またまた続きます。


足が悪いからといって… 家に閉じこもってばかりいては…
 楽しくありません!

 積極的に人生を楽しみ方法を模索しましょう!

   「変形性股関節症に負けないでね!」




 

コメント
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