昨日、政府の原発政策、再稼動の要請が、枝野経済産業相から、発表されました。
国民としては、その立場をも含めて…賛否両論に分かれるところですが…
いまだに、昨年の大震災の時の原発事故(人災)も収束していないのに、
勝手?な、政治判断で終息宣言はするは、再稼動を推進させるは、
何で?
北朝鮮のミサイルの発射での、露呈した国の危機管理への姿勢のミスも 何で?
本当にあの人たちへ国の舵取りを任せられない、、、と思ったり、、、じゃ、誰かいるの?
日本人として?、なさけない、 ?? …な、気持ちです。
今日は、いまだに34万人の被災された方も含め。放浪の生活を余儀なくされている
福島県の方たちに、エールを送りたいと思いました。
必死に絶えて、私より、もっと悲壮感の中で、政府の姿を見ていられる多くの方へ。
私の愛読誌「高野山教報」から、ご紹介します。
全日本仏教会では、「いのち」を脅かす可能性をもつ原子力発電に依らない持続可能な
エネルギーによる社会の実現を目指すべく宣言文をプレスリリースいたしました。
『原子力発電によらない生き方を求めて』宣言文 ~全仏たよりから~
東京電力福島第一原子力発電所事故による放射性物質の拡散により、多くの人々が住み慣れた
故郷を追われ、避難生活を強いられています。
避難されている人々はやり場のない怒りと見通しのつかない不安の中、苦悩の日々を過ごされて
います。
又、乳幼児や児童をもつ多くのご家族が子供たちへの放射能による健康被害を心配し、「いのち」
に対する大きな不安の中、生活を送っています。
広範囲に拡散した放射性物質が、日本だけでなく地球規模で自然環境、生態系に影響を与え、
人間だけでなく様々な「いのち」を脅かす可能性は否めません。
日本は原子爆弾による世界で唯一の被爆国であります。
多くの人々の「いのち」が奪われ、また一命をとりとめられた人々は現在もなお放射能による
被爆で苦しくでいます。
同じ過ちを人類が再び繰り返さないために、私たち日本人はその悲惨さ、苦しみをとおして
「いのち」の尊さを世界の人々に伝え続けています。
全日本仏教会は仏教精神にもとづき、一人ひとりの「いのち」が尊重される社会を築くため、
世界平和の実現に取り組んでまいりました。
その一方で私たちはもっと快適に、もっと便利にと欲望を拡大してきました。
その利便性への追求の陰には、原子力発電所立地の人々が事故による「いのち」の不安に
脅かされながら日々生活を送り、さらには負の遺産となる処理不可能な放射性廃棄物を生み出し
未来に問題を残しているという現実があります。
だからこそ、私たちはこのような原発事故による「いのち」と平和な生活が脅かされるような
事態を招いたことを深く反省しなければなりません。
私たち全日本仏教会は「いのち」を脅かす原子力発電への依存を減らし、原子力発電に依らない
持続可能なエネルギーによる社会の実現を目指します。
誰かの犠牲の上に成り立つ豊かさを願うのではなく、個人の幸福が人類の福祉と調和する道を
選ばなければなりません。
そして、私たちはこの問題に一人ひとりが自分の問題として向き合い、自身の生活のあり方を
見直す中で、過剰な物質的欲望から脱し、足ることを知り、自然の前で謙虚である生活の
実現にむけて最善を尽くし、一人ひとりの「いのち」が守られる社会を築くことを宣言いたします。
生活の中で、些細なことから、細かく見直して、しっかりと未来の人たちに、
負の遺産(放射性廃棄物だけではなく、膨大な国の借金もあるわけで…
まして、大量の団塊世代の年金は??誰が出すの?
私たちの行く末は… 全員(一部の金持ちと高級官僚以外は)
低所得者となる可能性もあるわけだし…
未来の人たちに…顔向けできないようなことだけは、……しないように、
政府にさせないように…
企業人、役人…の暴走は、断固させてはいけない、と思います!!!
本当の意味で、昨年連呼された『がんばろうー日本!』だと思います。
とんでもない、方向の記事になりました。すみません。