小沢元代表に、無罪判決がでました。
国民の私たちに…国会議員のすることは…
よく分かりません。 国民のためと…言いながら…?
でも、これで政局は次なる動きへ入ることは確かかも!?
国民のために…よい方向へ流れが…波動が動き出しますように…
私の体調はといえば、このところの一週間近く…
睡眠がきちんと取れません。
だいたい、私は12時から1時の間に寝ます、そして7時前後に起床します。
今、毎日、睡眠中に3回から5回目が覚めます。
私は、昼寝が全然できないタイプなので…どんなに眠たくても…昼寝が出来ません。
昼寝をするようなときは、よほど具合が悪い時なのです。
ですから、毎日それこそ、細切れ睡眠で、疲れが増すばかりです!!
体がふらふらの、頭はガンガンです。 が、なんとか耐えています。
そのうち、熟睡できるでしょうー。
今日は、私の愛読誌「高野山教報」から、ご紹介します。
『お蔭に気付く』
天野高雄 (岡山県 高藏寺住職)
私達は加持力という言葉をよく使います。真言宗ではたいへん大事な言葉です。
仏さまが与えてくださる力を「加」、そして受け取る力を「持」といいます。
この二つが相まって一つのお蔭をいただけるのです。
では、加は常に注がれているのか時々注がれるのかを考えると、やはり常に注がれているのでは
ないかと思います。太陽がそうです。曇っていても雨が降っていても快晴であっても、同じ強さで
照ってくれるから地球はお蔭をいただいている。
これを有難いと感じるか当たり前だと感じるかで随分違ってくると思います。
お大師さまは、「真言は不思議なり、観誦すれば無明を除く」とおっしゃっています。
拝むことは不思議なのです。
真摯に祈って、きちんと受け止めなければなりません。今がだめだと言わずに、今あるところが
幸せなんだと説いてくれているのが真言宗の、み教えだと思います。
岡山県北部ではたくさんの雪が降ります。雪が雨だったらすぐに流れてしまいますが、積雪が
春になってだんだんと溶かされ、南部に川となって水を注いでくれるから今がある。
拝んだものに対してすぐに利益を求める人がいますが、そうではなく、今行った善行がいつか
他の人の役に立つことを願わなければならないと思います。
あるとき師僧が、こんな話をしてくれました。
師僧が子どもの頃の話で、今から80年ぐらい前のお話です。
師僧は農家に生まれたやんちゃな末っ子です。毎日とっぷりと日が暮れるまで外で遊ぶような
元気な子でした。小学校5年生のある日のことです。
2月の寒い日にもやはり暗くなるまで外で遊んでいました。家に帰るとお母さんが台所で
食事の支度をしてくれていて、先にお風呂に入るように声を掛けてくれました。
お腹もすいていましたが、体が冷えきっていたのでお風呂に飛び込みました。
当時は五右衛門風呂です。格子から風が吹き込んできてぞくっとしました。
そのとき外からお母さんの声がして「ぬるくない?沸かそうか?」と言ってくれました。
パチパチという音がして、しばらくすると底からだんだん温かくなってきました。
子どもながらに「有難いなあ、極楽じゃ」と思ったそうです。五分、十分とたって体が芯から
温まってきた時、頭の上にピチャッと雫が落ちて、またブルッとしました。そのとき思ったそうです。
そうだ。僕は今、十分に温まっているけれど、外にいるお母さんはどうだろう。
そこは温かいはずがない。寒い思いをして僕のために薪をくべているんだ。そして、自分は
一体何をしていたんだろう。偉そうなことを言っても風呂一つ自分では入れない。
こうやって多くの陰なる力、お蔭をいただいて生きているのだと思い、少し反省する気持ちに
なって、そろそろ農家の仕事の手伝いや家のことをやっていかなければならないと目覚めた
そうです。
「お蔭」とみんな簡単に言います。
しかし、本当に間近で、毎日毎日お蔭をくださっている人やものたちがあるということに
気付かなければ、寂しい生活になるのではないでしょうか。
人は、時に、遠くばかり見て、近くの大切なものに気が付かない場合が多々
あります。私もそうです。
幸せは、他人をうらやむではなく、遠くではなく、身近なところから…
当たり前ではなく…ある、んですよね!
今日も明日も、がんばりましょうーーーー!
『変形性股関節症に負けないでね!』