初代、ネット女王の冠は、小林泉美六段の頭上に輝いた。「第1回大和証券杯ネット囲碁レディース」決勝戦が、6月30日、東京・大手町の大和証券本店ビルで行われた。28人の女流棋士の中から、ファイナルまで勝ち進んだのは小林六段と加藤啓子女流名人。中盤でパンチを決めた小林六段が、加藤女流名人の猛追を振り切って黒番1目半勝ちをおさめた。
(週刊碁より抜粋)
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小林泉美六段も子育てが一段落して、各棋戦に登場してきました。
小林六段、本局では中盤までのリードが大きく、後半のミスをカバーした内容でした。
ご主人の張栩碁聖もネット観戦していたらしく、複雑な心境らしいです。
一方の新婚の加藤女流名人、追い上げも届かず女流名人に続くタイトルは成らなかったようです。
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女流とは別の一般プロ棋士のネット棋戦「大和証券杯ネット囲碁オープン 」は2回行われ、第1回が高尾名人・本因坊、第2回が王銘エン九段でした。
プロのネット対局、私たちと同様にクリック・ミスがあるそうですが、悔しいですよね。