8/5放送の「NHK杯テレビ囲碁トーナメント/片岡聡九段 対 梅沢由香里女流棋聖」の対戦、片岡九段の中押し勝ちとなりました。
囲碁ファンの大半は梅沢びいきで片岡九段も打ちづらかったでしょうね。
中盤までは黒番・梅沢女流棋聖の面白い局面でしたが右辺で地に偏ったため、白に圧迫され黒の薄い展開に。
形勢は微細のようでしたが、悲観派の梅沢さんは流れをつかみ損ね失速したようです。
その後は片岡九段の冷静な打ち回しに、押し切られた展開となりました。梅沢さん残念!。
これでNHK杯参加の女流棋士は謝・女流最強位を除き、青木八段、矢代女流本因坊、梅沢女流棋聖が敗退となりました。
残る謝さんの次の相手は強豪・王立誠九段、是非がんばって盛り上げてほしいものです。
◇ ◇ ◇
テレビ・マスコミ・普及活動など登場機会の多い梅沢女流棋聖、いつも笑顔で対応されていますが、今回のNHK杯対局中は厳しい表情でした。プロ棋士ですから当然ですが、普段では見られない真剣勝負の顔でした。
同じようなことが「月刊・碁ワールド9月号に載っていました。「山田規三生の詰碁のエッセンス/キミオさんのため息」というコーナー。
ある囲碁雑誌に偶然掲載された桑原(旧姓:祷)陽子さんの対局写真。それが、さあ大変!碁盤の前だから当然とはいえ、まさに鬼の形相をしていたのです。怒り心頭!・・・
女流棋士はオンとオフの切り替えが大変ですね。